仲間ゲット&目的地到着
はい。
1日に3話も投稿してますごめんなさい。
週に1回のペースとか待ちきれないんです。
理解不能な所もございますがあたたかい目で見守ってやってください。
ではごゆっくりどうぞ。
前回までのあらすじ。
赤ずきん演じるためにお花摘みに来ました。以上。
なにこれ。
花が黒いよ...?
全部。
え?困惑。
お花畑には無事着いたが、そこに生えていた花はすべて黒ずんだ色をしていた。
たしか『あかずきん』の挿絵の花、カラフルだったような...?
「あの...」
なんですか!?
「あ、すみません。
ご迷惑でしたか...?」
「いえ、全然ご迷惑じゃないです!」
口から出たのは変な敬語と妙に高い声。
でもね、そんな事気にしてられないくらいのイケメンだったの。
綺麗な黒髪、キリッとした目、狼耳とふさあってしたしっぽ。
...あれ?
狼じゃね...?
「おばあさんの家までの道をお尋ねしたいのですが...」
「あ、お知り合いですか?」
「はい。御見舞に...」
こんなこと前にもあったような...
あるはずないのに、何故かそんな気がした。
その瞬間、激しい頭痛が襲ってきた。
狼かもしれないという考えは頭痛で吹き飛ぶ。
あれ、あたし今まで何してたんだっけ。
あ、そうだ。滅多にいないよね、こんなイケメン。
イケメンに悪いやつは居ないと信じたい。
よおし、連れてっちゃる!
「あの、ご一緒しましょうか?あたしも今から行くので...」
「ありがとうございます!」
とりあえずあのネコよりまともな仲間ゲットだ。わーい。
コンコンコンコンコンコンコンコン。
おばあちゃん寝てるのかな。ずっとノックしてるのに...
勝手に入っちゃおっと。
お邪魔しますぅ~
おばあちゃんの家はTHE小屋でした。
なんか斧とかあったけどそれ以外は平凡でした。
...うん。斧とか気にしなーい。
家を散策するとすぐおばあちゃんは見つかった。
あんなに騒いだというのに、爆睡している。
おーい。お見舞いに来ましたよー。
おばあちゃん、むくっと起き上がりました。
なんか変なアイマスクしてるけどあえてつっこまない方が...?
「いらっしゃい。待ってたよ。」
おばあちゃんが口を開くと同時に、
ぐうぅ~!
空腹の音色が鳴り響く。
...おばあちゃんのだな。これは。
だってあたしのじゃないしイケメンはたんぽぽしか食べないもんね。あたし料理できない。ごめんよばーちゃん。
「実は俺、昨日から何も食べてなくて...」
照れくさそうにするイケメン。
あれ、イケメンのだったのね。
イケメンが、あたしの持ってるバッグをじーっとっ見つめてくる。
アッ、待ってそんな目で見ないでイケメン!
ほっとく事はできないので持ってきたパン切ってあげる事に。
優しいね、うん。
それから私たちはトランプやら何やらをして1日中遊んで、あたしはいつの間にか疲れて寝ちゃってた。
あの頭痛は、一体何だったんだろうか。
お疲れ様です。
仲間ゲットした雫ちゃん。
これからどうなるんでしょうね。
実は続き何も考えてません。
ここまでは考えながら来てたんですけどめんどくさくなってきちゃいました。
ではこれからも宜しくお願いいたします。