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非凡の始まり

一話に続いて投稿です。

今回も引き続きよくわからない内容でございます。

課題やらずにこれ書いてます。

やばいです。

ではごゆっくりどうぞ。

「起きて!」

んー...あと3分...

「起きてってば!」

なんなのうるさいなこの猫。ちょっと黙ってて...

「起きろよ!」

ん?猫!?

「うわあッ」

「やっと起きた!」

なんで猫?

いや、うん。うち猫飼ってないし。

そもそもここ何処?

あたしはいつの間にか、どこかも知らない草原で、寝転がっていた。

見知らぬ猫も何故か隣にいる。

それに...猫、喋った...?

「まあ、驚くのも無理ないね。

自己紹介でもしようか。

僕の名前は...」

ちょいストップ。

ツッコミどころ多すぎて。

「人の話は最後まで聞けって習わなかった?

おーい。聞いてますぅ?

だから人間はイヤなんだよっ。」

何なのこのネコ。さっきから。

今の状態が把握できず、戸惑う。

あっ、これ、夢かっ!

昨日寝る前にゲームしたから!

今居るのがゲームの世界なら、ここは始まりの村。

じゃあコイツは、旅のお供的な?

それなら守ってくれるイケメン騎士とかが良かったのに。

あたしは、なんといったって無類のゲーム好き。

RPGは大好物なので、妄想が止まらない。

少し興奮気味で装備を確認。

白い頭巾と白いワンピースで、手にはパンとかが入ったカゴ?バスケット?を持っている。

なにこれ。武器がないじゃん!

武器屋が近くにあればいいんだけど...

「ちょっと待って!話聞いて!」

なに?忙しいんだけど?

「ここはゲームの世界でもないし夢でもない。

赤ずきんの世界で、君は赤ずきんなんだ。」

「赤ずきんってグリム童話の?」

でもたしか赤ずきんの服って赤だったような。

「赤ずきんなんだよ!

とにかく!君に協力してもらいたい事があってね。

君は今から『真実の』赤ずきんさ。」

何言ってるんだろう。このネコ。

「あ、それと、僕のことは気軽に「ネコ」って呼んで。

君は今からおばあさんのお見舞に行ってくれ。

精一杯赤ずきんになりきってらっしゃーい!」

あ、ちょ...

聞き返す暇もなく、ネコは煙とともに消えた。

どうやら、あたしは今赤ずきんらしい。

おばあさん食べた狼をこらしめる。そんなお話だったっけ。

真実のっていうのがちょっと引っかかるけど...

あのネコ相当態度悪いな。あれで協力しろってどうかと思う。

物語終わらせたら帰れるらしい。

いろいろ引っかかるが、今は終わるかどうかわからない課題が最優先だ。

まずはお見舞いの前に花摘むんだよね。

おっ花、おっ花、お花畑~♪っと。


そうしてあたしは、おばあさんの家へ向かって歩きだした。

疑問も持たず話を飲み込めたのは、右ポケットに入っている昨日買った本のチカラなのかもしれない。

お疲れ様でした。

雫ちゃんの順応力と理解力分けて欲しいです。

次回からも宜しくお願いいたします。

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