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あの日の魔法は僕だけのもの  作者: 名前がない野菜
6/10

一話「この小説では急展開なんて当たり前だ!」

やっとこさ話が進みました。急展開ワロタ

from謎の視点

ここは王国立第一ガリウム魔法学園。大陸一の魔法学園であり全国から優秀な魔導師や騎士のみならいが集まる場所である。

そう優秀なのである。しかしてこの透き通るような青色をした空、活気溢れる住民の活動開始の声、街の中を通る運河の流れる音・・・これらすべてを台無しにする怒鳴り声のもとはどこであろうか。・・・残念ながら大陸一の魔法学園である。それでは耳をすませていただきたい。これがその怒鳴り声である・・・

「だーかーらー!!俺は悪くないんですって!心優しい僕は自分の時間を削ってまでこの世界の常識を教えてあげてたんです!」

「だからそれがなんの言い訳になるというのです?それ以前の問題です、この学園の敷地内にいる人間のなかであなたがなにかを教えられる人間がいるわけないでしょう。ましてや常識ですって?そんなの初等部の子供たちでも知っています!あなたは私を馬鹿にしているのですか?ナガツキ一年生。」

「め、滅相もないですMs.ローマイヤ。それに俺は体術と無属性魔法だけでいえば学年一位ですよ!」

「それは自慢にはなりません!だいたいこの学園に入学できるだけの実力があるのになぜこんなにも不真面目なのですか、入学できなかったものに失礼だとはおもわないのですか!」

「それを言うなら貴族達でしょうMs.ローマイヤ。試験も受けずに入るような輩にこそ言うべき言葉であって俺に言うことでは」

「たしかにあなたの言うことももっともです。でもどちらにしてもあなただって反省すべきところがあるはずです。反省できないのであれば・・・そうですね、これ以上は授業が終わってしまいますから放課後にしましょう。放課後訓練室に来なさい、私が直々にその腐った根性を叩き直してさしあげます。」

「え・・・本気ですか?」

「本気です。さ、担当の教員にはわたしが話しておくので急いで授業に出ること、いいですね?では。」

「・・・・・・・そんなぁぁぁぁ!!!」

とまぁはなしが終わったようで・・・なんというかおつかれさま。


from長月 孔軌

あぁ・・・マジかよ、中学生相手にそりゃないぜ。あの先生混合属性持ちらしいし・・・訓練って何すんだろ。・・・ハァ、急ぐか。


from???

あいつまたいないのか、まったく。あれほど遅れるなっていったのに・・・

「ねぇヘリム、レンはどこ?」

と私の一番の友人に聞いてみると

「・・・ミラになにかいわれるのが嫌で・・・・・・にげた。」

あぁぁぁぁいぃぃぃつぅぅぅ!逃げやがった!

「孔なら・・・・さっき校舎に入ってきたのを確認した。そろそろ来る。」

「な、なんでそこで孔がでてくるのよ!!?」

「?・・・ミラがレンに聞きたかったことって孔のことじゃないの?」

「な、な、なななななななななななぁぁぁぁぁぁぁ!!関係なーい!!!!!ないったらない!!!」


ガララッ!


「おはようみんな!」

「死ね!」

「へ?ちょ、待ておちつけミr」

「ほしになれぇぇぇー!!」

「へぶぅ!!?」

い、いま起こったことを説明するぜ、ミラと呼ばれる少女の右手が赤く光ったと思ったら堂々と遅刻してきた哀れな少年が吹き飛んだんだ。

これが魔法か・・・おそろしいぜ。

「いってぇだろうがミラ、なにをしやがる!」

「遅刻してきたあんたが悪い。」

「それお前には関係ないだろうがよ・・・」

「・・・あんたひょっとして忘れたの?」

「へ?なにを?」

「あんたねぇ・・・まったく。いい?今日は」

「今日は班対抗降陣式魔法戦だよ。中等部にあがって実践形式授業が始まるからその練習として降陣式限定の模擬戦をするんだ。僕らGクラスは32人、一班を四人として計八班。トーナメントせいでたたかうんだ。僕らは七班で僕、孔、ミラ、ヘリムという構成だよ。細かいルールはあとで先生がしてくれるよ。」

「・・・レン。あんたいつのまに戻ってきてたの?」

「まぁまぁ気にしない気にしない。」

「まじかよ・・・タイミング悪。」

「あら?珍しいじゃない孔。いつものあんたなら泣いて喜びそうなのに。」

「いつもならな、ただ今日は放課後にMs.ローマイヤに訓練室に呼ばれてんだ。だからあまり体力を使いたくなかったなーと。」

「それほんとうかい?Ms.ローマイヤって初等部でも有名なあのローマイヤかい!?」

「あぁそのローマイヤだよ。」

「・・・『不快』のローマイヤ、混合属性の使い手で優秀な元宮廷魔導師。」

「あらヘリムったらくわしいのね。でも二つな付きなのはすごいけどそれが『不快』って・・・どんな属性なの?」

「それはわかってないんだよ。いつも基本属性だけで終わらせてるみたいで学生の前で混合属性を使ったことはいちどもないんだ。」

「なんだそりゃ、かくしてんのか?」

「そりゃそうだろ。あまりひとに見せるものじゃないからね。」

「ふーん、まぁそれもそうね。って!いまは班対抗戦の話よ!まったく。」

「・・・今回の対抗戦では降陣式以外の魔法は使えない、そこで今回は孔とミラのツートップ。僕とレンはサポートに回る。」

「僕も降陣式魔法は得意なんだけどね、展開しながらの接近戦なら二人のほうが適役だろう?」

「レンの言う通りね。孔のバカは無属性限定だけど展開速度も正確差も私達のなかでは一番だし何より体術では学年一位ですもの。まぁ私も出るわけだから孔に出番なんてないでしょうけど。」

「なんだそりゃ・・・っとそろそろ時間じゃねぇか?」

「そうだね、それじゃあ行こうか。場所は第三闘技場だ。」

キャラが増えて混乱してると思うのでとりあえずキャラ設定を急いで作ります。

しゃべり方も区別がつくよに工夫しますんでもう少し待っててください!

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