プロローグ
この小説は、基本的に理系で文才のない人が書いたものですので、文章力に気体はしないでください。ただし、改善点があるのならば遠慮なくお願いいたします。
現代。この平和ボケした日本で、一人の若者の命が断ち切られた。
原因は、交通事故。(朝鮮民主主義人民共和国に)拉致られる、殺害される等といったレアな体験ではなく、ただ単にトラックにひかれただけである。
そして、彼の魂は、消滅して生命エネルギー(人の場合、2.7*10^14J)として再び生物化するための神域の施設に運ばれて、処分する、はずだった。
しかし、彼の魂は、施設で消滅させることができなかった。それに気付いた神々が、よってたかって処分を決行するものの、全員失敗。処分施行回数は800万回に上った。(挑戦は全部失敗)
「おぬしは、若しかするととても位の高い合成のなされてしまった魂なのかもしれないのぉ。さて、どうしようものかの」
最上位の神が、その魂に語りかけた。魂は白く輝き、前世の姿をかたどった。
「私は…… 死ぬ定めではないと……?」
「いや、死ぬ定めじゃ。しかし、魂を消滅させるというプロセスが実行不可能なのじゃ。これをしないと次の生を得られないのじゃ。さて、どうしたものかのぅ?」
「仮に戻すとした場合でも、私は日本でやり残したことはありませんから、戻りたくはありません。第一、政治家にイライラしていまして。研究費をケチられた日本では科学者として生きる道は無い様なものでしたから」
「ううむ、なら、思い切って歴史を改変してみないかの?」
「改変…… ですか?」
「そうじゃ。魂を過去の世界に付与し、そこでドタバタするのじゃ!」
「…… 面倒ですね」
「そこをなんとか頼むのじゃ! さすがにこの地球はもはや駄目じゃ」
「そうですか…… 主にアメリカやロシアや中国や韓国や……etc」
「もはや日本以外というLvじゃのぅ。まあ、その通りなのじゃが」
「政治腐敗的には日本もダメ…… てマジでまともなものがない?!」
「そうなのじゃ。だから転生して、この世界をよくしてもらいたいのじゃ」
「…… では、到底無理な条件を突き付けて、できるのであればやってみましょうか」
「なんじゃ?」
「この、神域と呼べる世界の全ての神の力を付与していただき、更にアカシック・レコードのような過去・現在・未来のすべての知識バンクを使えるようにして、実技面でもチートでお願いします」
「趣味に走ったの。まあ、大丈夫じゃ。対象はどうするのじゃ?」
「平安時代の惟喬親王で。ここならうまい世界改変ができそうです。目指すのは、全ての種族が平等に暮らせる理想の国ですね」
「アスガルドかのぅ」
「ハーレムは要りませんから。まあ、政治的にはしょうがないでしょうけれども」
「別に、精力とかの観点なら問題…… ごふぅ」
「神は言っている。それはジャンルが違うものだと」
「絶対上位世界の神の言葉ならしょうがないことじゃのう。だが、足蹴にするのではない!!」
……しばらくお待ちください……
「能力は、あまり使わないようにしておきます。世界を叩き壊せそうですしね。基本的に国の立ち上げ、2010年レベルまでの技術の立ち上げ位のみ頼ります。まあ、自国の平和のために使うこともありますけれど」
「なんて能力の無駄使いじゃ」
「さて、私は惟喬親王に転生ですから、フォローをお願いしますね」
「ああ、行きなされ。お主の望む人生を歩んでみなされ。ああ、もちろん不老不死じゃぞ。というか、神じゃの」
「ありがとうございます」
そう言って、魂は神の力により魂の玉となり、時空を飛び越えて別の世界に飛んで行った。
「ふう、やれやれじゃ。まあ、彼の者がどのような理想郷を作るのか楽しみじゃ」
あとがき
このストーリーは読者が感想欄でつぶやいた何気ない一言が方向性を決めるという、小説を読もうであまり例を見ない構想を練っています。(一度やってみたかったというそれだけのこと)
その性質上、不定期で、常にアンケート状態。ストーリーの今後の展開をつぶやく場合、必ず最新話を読んでください。うp寸前でさらにいい展開を見つけた場合、展開を変えて書き込む可能性もあるので。
また、感想でめぼしい物がなかった場合、作者が考えているオリジナルストーリーで話を進めます。
主人公がチートなのは、どんな展開にでも対応できるようにという理由だったりします。別にいつも使用するようなものでもないという形で、あるけれどあまり使わないようです。ただ、能力はあるのでそれを生かすという方向性は全然OK。
今後の展開はこうなっております。(準確定。もっと主人公が楽できそうなら変わるかも)
転生→予定立て→元服→東国行き→荘園開発→支配領増大→国司就任→→平将門の乱→終息後1ヶ月程度で主人公の乱→独立→日本皇国(国名変更できます)
また、誤字脱字、一般的な感想はきちんと受け付けます。というよりたくさん下さい。今後のLvUpに役立てます。
<また、一部の人が2chに感想批判等を書くことがあるらしいですが…… 100%見ません=陰口扱い。こそこそ言わずに小説を読もう・小説家になろう で感想を書きなさい(考慮するかは別。舐めている感想は相手にしません)。>
<>内が喧嘩売っているような気もしていますが…… まあ、いいかな? 精神が柔いやつでもないし。連載中止になるときって、リアルが忙しいときだろうし(今後に控える受験という壁など)
また、この小説では高校物理レベル(物理I・II)でのフィジカルコレクトを目指します。流体力学などは対象外ですが、物理学に反しているような部分はご指摘ください。ファンタジー成分のところまではやりませんけれどね。
執筆開始予定は3/18です。感想欄によっては早めに上がる可能性があります。ただし、更新日時は不明なのをご了承ください。