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ことばの灯り

作者: 都桜ゆう
掲載日:2026/08/15

暗い夜の底で 一人うずくまるとき

胸の奥にそっと 思い出す言葉がある

「大丈夫だよ」と 誰かがくれた一言が

小さな火種になって 冷えた心を温める


言葉は目に見えない 形もないけれど

傷つける刃にも 抱きしめる手にもなる

できれば私は 誰かの闇を照らすような

優しい光を 選んで伝えていきたい


ぽっと灯る ことばの灯り

遠く離れた場所へも 届いていくよ

迷いそうな夜道を そっと照らすように

あなたに贈る 温かなしおり


うれしい時の笑い声も 悲しい時のため息も

言葉に変えてみたら 少しだけ愛しくなる

すれ違う日々の中で 忘れてしまいそうな気持ちを

丁寧に拾い集めて 声に乗せてみよう


ぽっと灯る ことばの灯り

声にならなくても 想いは伝わる

つまずいた足元を そっと照らすように

世界を包む 小さな明かり


投げ出したい日も 挫けそうな時も

あなたがくれたあのフレーズが 道標になる

言葉は時を超えて ずっと残り続けるから


今日も誰かが誰かに 優しい言葉を贈る

夜空に浮かぶ星のように ひとつ、またひとつ

静かに灯り続ける ことばの灯り



(C),2026 都桜ゆう(Yuu Sakura).


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― 新着の感想 ―
誰かがくれた一言が、心を温める『ことばの灯り』となって。 『声にならなくても 想いは伝わる』、この言葉がとくに心に残りました。 心に燈るその灯りは、やがて時を越えて世界を包む、星の光のようにも煌めい…
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