表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
見習い女神とのクエスト体験記  作者: トモットモ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

5/8

見習い女神様ミルーカとの初クエスト

 監視塔をぐるりと廻り、俺とミルーカ様は受付っぽいところへと赴いた。

「ありがとうございます。確かにお受け取り致しました」

 監視塔の守衛を務めてる好青年が俺からスーツケースを恭しく受け取った。

「えっと、……これで?」

 俺がミルーカ様の方を一瞥すると、

「はい、これでクエスト完了です」

 とミルーカ様はニコリと微笑んだ。

 簡単すぎじゃないか?

 逆に怖いんだが。なんか裏ありそうなんだが。

「お疲れ様でした。唐傘さん」

「あ、はい。お疲れ様でした」

 守衛が荷物を持って奥へと引っ込んでいく。

「では戻りましょう」

「ほいさ」

 俺とミルーカ様は監視塔の外へと出る。

「結局中身何だったんだろう……」

「ふふっ、気になりますか?」

 俺が荷物の中身に思いを馳せていると、ミルーカ様は悪戯っぽく笑った。

「は、はい」

「で~~も、言ったはずですよ。依頼人の意向で秘密になっていると」

 ミルーカ様はウインクしながら、人差し指を唇に当てて『シーー』のポーズをする。様になってます。

「分かっています。ただ気になるものは気になるんですよね」

「唐傘さんも秘密にしていること、ありますでしょう?」

「めっちゃありますね」

「そうです。その秘密を暴かれてもよろしいのですか?」 

「全力で阻止しますね」

「でしょう? つまりはそういうことです」

 気になっても詮索するなってことか。まあ、誰にでも人には言えないような秘密の1つや2つ持っていてもおかしくはないか……。

 俺とミルーカ様は来た道をテクテクと歩いている。一本道だから迷う道理はない。

「ただのおつかいって感じでしたね」

 俺が感想をそのまま伝えると、ミルーカ様はふふっと笑った。

「大事で、立派なクエストの1つですよ」

「そうですね」

「報酬はギルドに行って受け取ります。その後です、が、……!」

 ミルーカ様が何かに気付いたような顔をする。

「ミルーカ様?」

「唐傘さん。飛びます。手を」

「へ?」

 急にミルーカ様が俺の手をぎゅっと握ってきた。ひょおおおおおおおおおお!?

 俺が驚くのも束の間、俺とミルーカ様はその場からシュンと掻き消えた。

 ど、どこに飛ぶんですか……?

どこに飛ぶんだ~? 次回に続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ