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真夜中に目が覚める。

作者: 縹 四葩
掲載日:2025/09/22

夜中の12時に目が覚める。


最近はいつもそうだ。

身体が動かなくなることが怖くて、早めのご飯早めのお風呂に入って寝る。

そして誰も起きていない暗がりの中起きて、夜の静けさにホッとしつつ、睡眠薬に頼りたくないという言い訳で撮りだめていた録画のアニメやドラマを観る。

この夜の時間は独り占めだ。

私だけのもの。

そして早めのご飯を食べたからもあってか、必然的にお腹も空く。

でも今の私は痩せているから構わない。

寧ろ不健康に不健康を掛け合わせたら健康になるんじゃないだろうか。

そんな風に思ってカップラーメンを作る。

あ〜、こんなに充実した一人の時間、どれぐらいぶりだろう。

実家にいた頃、父もこんな生活をしていた。

だから私も「父さんの生態系は普通では無いね」と笑ってしまったことがある。

各言う私も今の自分を嘲るしかない。

ここまでボロボロになってやっと初めて気づけたこの景色。

いつか母にもわかるだろうか。

母はなんて言ってたっけな、ああそうだ。

「お前みたいなやつはどうせ親からお金もらって当たり前だとか思ってんだろ」とか「私のこと嫌いになりたければ嫌いになって幸せにでもなれ!」だっけ。


うーん、こうも言ってたな。

「私がどれだけ苦労して育ててやったと思ってるんだ」とか「こんなに腹を痛めて産んだ子どもにそんな風に言ったことないだろ!」

だそうです。


ふふ。

もっと綺麗な言葉で素直に言えばいいのにね。

悪態にしか聞こえないよ、言葉尻が。


あんたにも夜空でひとり眺める時間が必要だと思うんだけどなあ。


私を重りにして生きて欲しくなくて怒ったら12倍くらいに怒号が返ってきた。

それがそのまま重く私に乗りかかってたと思えないんだから、あら不思議。


親は子どもを見て育つけど、生まれたばかりの子どもも親を見て育つ。

合わせ鏡だってこと、忘れてないよね?

早く気づいて欲しかったなあ。


私のこと忘れたいのか忘れたくないのか、意味わかんないからさ。

綺麗さっぱり魔法かけてあげるよ。


本当に居なくなったようなつもりで。

どこか遠くに旅に出るんだ。


音信不通とか、安否不明とか言われてみたいな(笑)


「……それじゃあ、みんな、バイバイ!」


昨日までの私にもバイバイ!

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