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tradition

今日は夏祭りだ。


もう随分行ったことがないな。


どんなのだったろう。


小学生のときの唯一のクラスメイトと最後に会ったのもここだった。


新型コロナがあって、それ以後の高校の寮やら部活でなかなか来る機会がなかった。


屋台が並び、地域にあるグラウンドで、ちょっとした舞台も設置され。


大層賑やかだった。


自分もかつてあそこで、阿波おどりのグループに入っていた時、踊っていたものだ。


やはり田舎であるのでそういった盛り上がりやら、屋台の数やらは想像に難くない。


終わりには港の方から花火が上がる。


あの花火玉の儚さ、とでもいうのだろうか?


一瞬の閃き、あとに空へ消えていく火花の余韻。


日本の花火技術は世界でもトップレベルだと聞いたことがある。


様々な色、模様、これが数百年の歴史を持つというのだから驚きだ。


ただの色のついたバクダンのようなものじゃないか。


そんな情趣を解さないようなことを考えながら、手元のスマートフォンで写真を撮る。


なんにせよ、人々は、日本人はこの儚さに魅了されたのだ。


帰りには久しぶりに会った小中の頃の友人と写真を撮った。


笑顔で。

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