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my home

少し早くに目が覚めてしまった。


そうか、帰ってきたのか。


天井を見上げ、まだ寝ようとする自分の脳を目一杯に回転させ、ため息をひとつ。


高校の寮生活でわざわざ点呼のために起こされるようなことのない朝だ。


なんとまあ━━━。


眠たくも目をこすりながら、トイレに行こうと布団から這い出る。


小便をしながら、ぼーっと眼前にある格子窓の向こう。


川を挟んだ反対側にある電話ボックスをただ見つめる。


子供の頃はあれのもつ薄気味悪さが嫌いだった。


春にはしだれ桜が咲き誇り、いかにもである。


すぐ横にはお寺と墓地まであるのだ。


怖がらないほうが不自然だろう。


トイレを終え、部屋の戻るとそそくさと布団に絡まる。


けれども、夏は暑いもので、すぐに布団を引っ剥がし、二度寝をはじめる。

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