ビーフシチュー
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:ビーフシチュー
●意味怖
「ビーフシチューの中に誰か泳いでるね」
『んなわけないじゃん』
「でも泳いでるよ、ほら」
『……幻想見てるんだよきっと』
「早くビーフシチューできないかなぁ」
『君、好きだもんね』
「クリームシチューよりビーフシチュー…」
『言った後、ちょっと余韻が残る?』
「………」
『本当はクリームシチューも好きなんじゃ…?』
「……うん」
『シチューと名がつけば、大体好きなんだろ?』
「いやいや別に…」
『正直になれよ。映画とかドラマの影響?』(畳みかぶせるように)
「…君はシチュー、好きじゃない?」
『関係ないじゃん』
「僕も言ったんだから答えてくれたってイイんじゃない?」
『君が勝手に…』
「言ったにしてもそれ聴いて会話続けてくれたんだから、恩返し」
『好きだよ』
「なぁンだ。結局好きなんじゃない♪」
『でも君みたいに深く考えたりしないもん』
「深く浅くって、君わかるの?」
『…まだ誰か浮いてる?そのシチューの中に』
「…ん?そりゃ浮いてる…あ、居ない」
『ほらほらよそ見するから』
「君のせいだ」
『wシチューのせいだろ?匂いが、君の偏見取り消してくれたんだよ』
「ねぇ、外行かない?」
『シチューほっといて?』
「うん、外行かない?」
『行こう』
(だいぶ時が経って)
『やぁ〜今日も疲れたねぇー、歩き疲れたぁ』
「ふぅ。あともう少し」
『もう少しで家だね。我が家』
「…何か匂ってきたね?」
『ん、あ、ほんとだ』
「これってシチューの匂い?」
『だね。多分ビーフシチュー?』
「イイなぁ。僕、ビーフシチュー大好きだから」
『自分で白状してるw』
「さっきまでの話はもう無しだよ?w」
『自分勝手(笑)』
「はぁ〜、今日、ビーフシチューの家は幸せモンだよ」
『子供なんか特にねぇ』
「親だって幸せさ。子供の幸せは親の幸せなんだから」
『さ、早く帰ろ』
「うん」
『家の前、やっと辿り着いたね』
「うん。あ、でもこの匂い…」
『もしかして、ウチ…?』
「そうだよ、ウチだよ」
『(笑)よかったね』
「お腹空かしてる時にカレーライスの匂いがさぁ、自分の家の方から匂ってたら幸せだよねぇ」
『ああ』
『それと同じことが今起きたって』
「さ、帰ろ」
「…今日のシチュー、本当にビーフシチューだったらイイんだけどな…」
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=o2BieVJtqbk
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬