第七羽
第7羽
しばらくして、レイジとキューちゃんの2人はどこか外で会おう、とどちらともなく言い出した。
たった1人で部屋にいるのが嫌だったのだ。
誰も居ないのに誰かに監視されているような気分を味わうくらいなら、大勢の人がいるところにいるほうがいい。
以前は、それがTmitterだったはずなのに、今やタイムラインは毒の流された沼だった。
キューちゃんの住んでいる場所はレイジのアパートとは2つ離れた駅だった。
レイジの駅の方が人通りが多く、明るいのでそちらの駅の傍にあるファミリーレストランに集合することになった。
という訳で、レイジは既に窓際の席を取りキューちゃんを待っている。
スマートフォンに充電器。通学カバンにイヤホンマイクも念のため入れておいた。
メールによると、キューちゃんは出るのに手間取っているらしい。文面を見ながら、レイジはコーラを一口啜った。
再びスマートフォンが震えた。見れば、フリーメール宛であり、不審に思いながら開いてみると、凛々だった。
自虐風自慢の地雷系ビッチ、と蚊食鳥には評されていた女性である。
『こんばんは☆』
そんな一文から始まったメール内容は、まとめてみれば若堂のことで怖い思いをしているから力になってほしいということだった。
ただ、そのまとめで済むはずのメールは、凛々自身がいかにか弱い美少女であるか、またなおかつ様々な男性に言い寄られて困ること。
また日々ドジをするものの、周囲の愛情によってありがたく過ごしていることなどであった。
つまりはレイジは目をつけられたのだ。
自虐風自慢、もててもてて困るアタクシをアピールするネタとして。
流石地雷系ビッチ。
蚊食鳥にこの先入観を植えつけられてなければ、単純なレイジはあまり考えずに舞い上がったかもしれない。
冷静に読んでみれば、自分のことばかり話していることがわかるが下心で頭がいっぱいになった男ならば気づかないに違いない。
無視することは簡単だが、その場合地雷が魚雷になりかねない。
余計に刺激しない程度のテンションで、ちゃちゃっと返信した。
レイジもきっと、そのうちTmitterでのネタになるのだろう。気分はあまり良くないが、目をつけられたのなら諦めるしかない。
と、思っていたら速攻で返信が来た。
一通目とそう変わりのない内容に、レイジはげんなりしながら、おざなりなのがバレない程度の返信をする。
すると、頭上で「よう」と聞き覚えのある声が聞こえた。
顔を上げると、中学の頃の記憶より大人びた顔をした青年が、困ったような笑顔を浮かべて傍に立っていた。
「……久しぶり」
何となく、言葉に詰まって、やっとのことで声を掛けた。
恐らくキューちゃんと同じような表情を浮かべているはずだった。
ひたすら、気まずかった。
Tmitterでは、スカイプでは、スマートフォンの通話では。
あんなに気安く話をしているのに、直に顔を合わせるとバリアがあるような違和感を覚えた。
それはキューちゃんも同様で、ぎこちなさを丸出しにレイジの向かいの席に座った。
5、6年の歳月の分、容姿も変わるし何もかも変わる。
分かっていても、最初に感じた距離感はあまりに広かった。
ウェイトレスを手を上げて呼ぶと、キューちゃんはアイスコーヒーを注文した。
沈黙。
何故か、目が合わせられない。
しばらく、気まずさを共有して、キューちゃんは苦笑いの後くたくたのバッグからタブレット型PCとスマートフォンを取り出した。
「あのさ、レイジ」
不意に声をかけられて、レイジはコーラを啜るストローから口を離した。
「……何」
「一応、状況見られるように、持っていけるものは持ってきたんだ」
タブレット型PCは、最新型のものだった。ささっとスワイプして、Tmitterの画面を出す。
若堂のツミート、その他のタイムラインも一度に見られるようになっている。
「おお、大画面。見やすいな」
「これ、買ったばかりなんだけどさ。まだ使いこなせない」
それで、出てくるのに手間取った、とキューちゃんは笑う。レイジも笑った。
一旦笑ってしまうと、気まずさは吹き飛んだようだった。
「まさかついさっき買ったんじゃないだろうな」
「まさか。買ったのは今日のお昼だよ。バイト代がようやく溜まってさ」
「いいなー、羨ましい」
「とりあえず、見ようぜ」
キューちゃんの指先で、情報がくるくると回るように動いている。
UIがお洒落なアプリのようだった。
相変わらず独り言ばっかりだなー、と独り言を言うキューちゃんの顔を、画面から目を離してレイジは見た。
あの頃は、ひょろ長く貧弱な少年だった。笑顔がふにゃふにゃで、優しいのが取り柄で。
それが、高いだけだった身長が逞しさに変わり、優しい表情には精悍さが加わっていた。
つまり男らしく成長していたのだった。
自分と引き比べてみる。
レイジ自身は、身長はそもそも高い方ではあったが高校に行ってからはそれほど伸びず止まってしまった。
細身と言うよりガリガリに近い身体は、今風のファッションは似合うだろうが男らしさからはかけ離れているような気がした。
骨さえ細い。少し、ほんの少しだけキューちゃんの成長を妬ましく羨ましくなった。
「レイジ、聞いてる?」
「あ、うん」
不意に顔を上げたキューちゃんに、今まで見ていたことを悟られないだろうか、と心中レイジは焦った。
しかし、彼は全く気にも留めていないようだった。
「若堂の発言、見てみるとさーあんまりにも取り留めがないんだよ」
「ほう」
「ちょっと見てみ」
「おう」
Jackdaw_hamlet『僕がいたイギリスでは、御飯がマズイって言うけど最近はそうでもないんだよ』
Jackdaw_hamlet『胸が痛くなることはあるけど、胸が暖かくなるようなことがあんまり無いな』
Jackdaw_hamlet『嘘をつくと、その度に辛くなる』
「……脈絡がないな」
「だろ?何だかbotみたいだ」
キューちゃんの指が画面を、スワイプする。
他の発言も似たようなものだった。
あ、と声を上げた彼を見る。
「また、誰か死んだ」
ターゲットになった誰かの死に顔が、拡散される。
殺し方は未だに分からないが、死に顔は誰も変わらず最早「行事」のように思えた。
「何か感慨もクソもねーな」
レイジがそう言うと、キューちゃんも頷いた。
「こうボコボコ死なれると、リアルじゃねーよな……」
ため息混じりの言葉に、レイジはコーラを啜る音で答える。
スマートフォンがメール着信を告げる。
レイジは自分かと思いスマートフォンを見たが、ちらとも着信している様子は無かった。
「わり、俺」
キューちゃんがスマートフォンを開く。
何となく顔を見ると、困ったような、ニヤニヤとするような奇妙な表情で画面を見ている。
「なんだよ……嬉しそうに」
「いや、別に」
レイジの言葉をニヤニヤを残したまま否定して、手早く返信する。
そんなキューちゃんの姿に、ピンと来て、
「彼女?」
と投げかけると、今度は大袈裟に否定された。
「ちが、違うって!いやでもほらそら」
「あーやしー」
口元をからかう笑みに歪めてレイジが言う。
するとまた、キューちゃんのスマートフォンが着信を告げた。
いそいそと返信するキューちゃんを、生暖かい目で見ながら、レイジは少し苛ついていた。
――チッ、このリア充め。爆発しろ。
今のところ大学に入ってから浮いた話が無い自分としては、羨ましくも苛立たしい。
自分の性格に問題があることは分かっているが、高校の時はそこそこもてた、と言うプライドが殻を破るのを阻害する。
きちんと分かってはいるのだ。
すると、今度こそはレイジのスマートフォンがメール着信を告げた。
「あー、またかー……」
案の定、凛々からのメールだった。心からフリーメールの方を教えておいてよかったと思った。
これが本アドレスだったならかなりのストレスになったことだろう。
適当に返信する。
レイジのため息を聞きとがめて、キューちゃんが、
「どうした?お前こそ、彼女?」
と聞いてきた。
「あー、しつっこいんだよこの人…さっきから何回も何回も」
「それ困るよな、好きでもない相手とかだと」
キューちゃんも苦笑いだ。
そしてまた、キューちゃんにメール着信。
「同じ人?」
「ああ、うん」
受信するキューちゃんはどこか嬉しそうだ。
キューちゃんが返信するうちに、またレイジに凛々からのメールが着た。
「あー、まただー。無視したら悪いことになるかなーそろそろやめてぇ……」
頭を抱えるレイジ。心配そうにキューちゃんが声を掛けた。
「大丈夫か?何、ヤンデレ?」
「そうじゃないけど、多分。地雷系ビッチ」
「なんだ、やっぱり女か」
「お前も良く知ってるよ。ほらさっきスカイプした凛々さんだよ」
キューちゃんの顔が、虚を突かれたような、笑いと戸惑いが混じったような奇妙な表情になる。
「さっきからずーっと、彼女の相手だよ。でも妙なことになっても困るし刺激してめんどくさい事になっても困るし」
どうしたもんかなあ、とレイジは顔を上げて、固まった。
奇妙な顔に涙目が加わって、キューちゃんの表情は固まっていた。
「……キューちゃん?」
レイジの問いかけにも反応がない。
どうしたよ、と肩を揺すると、ふへへ、と言う声が漏れた。
「おい、キューちゃん……」
もしかして、若堂か、他の何かの影響かと思ってゾッとする。
すると、軋む音がしそうな動きでキューちゃんが口を開いた。
「あの、レイジのとこのメール、凛々さんってマジ?」
「そうだけど……どうしたんだよ」
真向かいの大人びたはずの青年の顔が、子供の泣き顔のような表情に歪んだ。
「おい、キューちゃん、どしたん……」
レイジの問いかけに、振り絞るような声でキューちゃんは言葉を出す。
「俺が、ずっとメール、してる、人、あの、凛々、さん、なんだ、け、ど……」
今度はレイジの顔が、困ったような泣き笑い顔で固まる番だった。
キューちゃんの心情とは全く別だったが。
「マジで?」
頷くキューちゃんの瞳は暗い。
「蚊食鳥の書いたツミート傾向にあったじゃん、地雷系ビッチだって」
泣き笑いのまま、キューちゃんは答えない。
「俺は仕方なくフリーメール教えたけどさ……もしかしてキューちゃん」
「いや違う」
「まだ何も言ってないじゃん」
「違うから俺は違うから」
「だから何が違うんだって」
「下心とかそういうの違うから」
あからさまに下心だった。
「しかも、本アド教えたろ」
キューちゃんの身体がビクッとはねた。図星だったらしい。
「……馬鹿だろ……」
「馬鹿って言うなー!」
周囲に配慮して、声は小さめだがキューちゃんが叫ぶ。
自分が馬鹿だったという自覚が目覚めたらしい。
くっくっくっ。
堪えきれず、レイジが声を立てて笑う。一旦笑ってしまうと笑いの波は収まらず、ひたすら腹筋をいじめてきた。
「もー…笑うなよー…」
弱り切っているキューちゃんの姿が、更に笑いを呼ぶ。
必死で抑えようとコーラを口に含んだが、それすら吐き出してしまった。
馬鹿にされていても紙ナプキンを渡してくれるキューちゃんは、あくまで善良だった。
ありがと、と受け取って口やらテーブルを拭くものの、笑いの波はまだ引かなかった。
口元にヒクヒク笑いを残しながら、レイジは立ち直る。
「キューちゃん、Tmitterのネタにならないようにメールしろよ」
「……うん。何か彼女のタイムライン見るのが怖くなってきた」
「見ないほうがいいかもな……」
「多分もっと傷が広がるぞ……」
男たちは暗澹たる気持ちになる。
キューちゃんの失態は2人の中で、新たな教訓となったようだった。
「あ、また誰か死んだ」
タブレットを横目で見ながら、花火でも上がったかのような調子でキューちゃんは言う。
どれどれ、とレイジも似たような調子で言う。
誰か知らない男が死に顔をタイムラインに晒していた。
異常事態に慣れたのか、誰かが更にそれをリツミートする。
誰かの死に顔はキャラクターのように拡散されて行く。
そうしていると、また凛々からであろう、スマートフォンが震えた。
今度は、レイジとキューちゃん両方だった。
何だよ今度は、とメールを開く。
しかし今度のメールは2人とも、様子が違うようだった。
「おい、これどういうことだ……」
どちらともなく声が漏れる。
ccで送られたと思われるメールには、こう書かれていた。
『若堂に突然フォローされた 怖い怖い怖い怖い』
その後にも文章は続いたが、誤字脱字が多く彼女がパニックに陥っているのは明らかだった。
「どういうことだよ」キューちゃんが呻く。
「俺たちは、大丈夫なんじゃなかったのかよ」
そんなの、俺が聞きたい。
レイジは勝手にキューちゃんのタブレットをスワイプし、凛々のタイムラインを出した。
キューちゃんは何も言わず、レイジの手元を見つめている。
彼女のタイムラインは、若堂にフォローされたあたりで止まっているようだった。
『今日は結構歩いたせいか、子鹿みたいに足が震えちゃった☆爪楊枝みたいな足だから、すぐ疲れちゃうの』
何の変哲もないツミートのようだったが。若堂は何に反応したのか、それともたまたまなのか。レイジは、凛々に返信した。
『凛々さん、大丈夫?落ち着いて』
『レイジさん私怖い』
チャット状態で、速攻返事が来る。
『凛々さん、心当たりある?』
『それが全く』
キューちゃんもレイジの手元を見ながら唸る。
追撃するように、凛々からメールが着た。
『私、若堂さんをフォローしたばかりだったのに何でこんな』
マジで、と思わずレイジは呟いた。
「フォローしたばっかで、目立っちまったのか?」
「うーん……」
いつの間にか運ばれていたアイスコーヒーを、キューちゃんは啜る。
そして何かに気付いた。
「あれ、若堂のタイムライン」
「どうした?」
「更新してる」
「あ」
タブをスワイプして、若堂のタイムラインを表に出す。
すると、若堂のツミートが、かなり増えていた。
Jackdaw_hamlet『自分を多少大きく見せることは、嘘にはならないよ』
Jackdaw_hamlet『だって、自分はそう思い込んでいるんだから』
Jackdaw_hamlet『罪深いのはね、嘘に人を巻き込むことだよ』
Jackdaw_hamlet『嘘は、自己完結しなきゃ』
Jackdaw_hamlet『そういう嘘は不快だね。虫唾が走る』
「・・・・・・さっきよりは、話が繋がってるよな」
レイジの言葉に、青ざめた顔で、それよかこれ誰のこと言ってんの、とキューちゃんが呟く。
凛々からのメールが、レイジに届く。キューちゃんの方には着ていないようだ。
キューちゃんからは返信が無かったからだろうと思われた。
『何か部屋がおかしいんです 誰かに見られているような』
メールを読んでいる最中にも、矢継ぎ早にスマートフォンは着信を知らせてくる。
凛々の精神状態がどんどんと悪くなっているようだ。
『寒くて息苦しい』
『誰か見てる』
『怖い寒気が止まらない』
『だれかいる』
俺まで、おかしくなりそうだ。凛々の恐怖感が伝わって気分が悪くなる。
まだ、フォローされただけなのにこれだ。ノイローゼに近いものなんだと自分を納得させようとするが。
レイジは、何か悪いものを吐き出すように、息をついた。
「レイジ、若堂が急にツミートいっぱい始めたぞ」
タブレットを操作していたキューちゃんが、小さく叫んだ。
スマートフォンを置き、タブレットの画面を見ると先ほどより多くのツミートが更新されていた。
Jackdaw_hamlet『そう言えば昔、面白い嘘をつく子が居てね。その子は人気者だったよ』
Jackdaw_hamlet『突拍子も無い嘘だから、すぐ分かるんだけどそれでもその発想が面白かった』
Jackdaw_hamlet『なんだっけなあ、ガスタンクは本当は恐竜の卵なんだとか』
Jackdaw_hamlet『書いてしまうと面白くないな』
Jackdaw_hamlet『嘘をつく人の技量にもよるのかもね』
Jackdaw_hamlet『ネットは嘘を吐き放題出来るから、皆こぞって嘘を吐くようになる』
Jackdaw_hamlet『どうせバレナイシ』
Jackdaw_hamlet『でも嘘で人を不快にしては駄目』
Jackdaw_hamlet『あ、言っとくけど僕、人気者のその子のことは嫌いだったよ』
Jackdaw_hamlet『大嫌いだった』
Jackdaw_hamlet『まあホレタハレタの大嘘をネット上にばらまく女よりはマシだけど』
Jackdaw_hamlet『君のことだよ @yuukiring-ring』
名指しされたのは、凛々のアカウントだった。
ねえこれやばくない、とキューちゃんが女の子のように震えている。
レイジのスマートフォンも、ひっきりなしに震えている。
なのに、レイジはスマートフォンを手に取れなかった。
怖い。
メールには凛々の恐怖がダイレクトに載せられているから。
ぶるぶると、スマートフォンが震える。止まったかと思えば、また震えるのでレイジはそれを見ないようにする。
そしてようやく、スマートファンの震えが止まり、静かになった。
すぐにメールを見る気にはなれず、手にも取らない。
レイジ、と短く呼ばれた。
指差された画面を見る。
Jackdaw_hamlet『@yuukiring-ring ねえどうして反論もしてくれないのかな張り合いないじゃない』
Jackdaw_hamlet『つまんないな』
Jackdaw_hamlet『消えてくれていいよ』
Jackdaw_hamlet『気持ち悪い女』
そのツミートを最後に、若堂の連続投稿が止んだ。
そしてややあって。
若堂は、画像添付されたツミートをRTした。
うげ、とどちらとも知れぬ呻きが上がる。
添付された画像には、少女趣味なフレンチブルドッグが写っていた。
大量にリボンの付いたパジャマを身に付け、白目を剥いたフレンチブルドッグは泡を吹いて仰向けに床に倒れていた。
よく目を凝らすと、そのフレンチブルドッグは辛うじて人間の少女であるようだった。アカウントは、yuukiring-ring。地雷系ビッチ、凛々その人だった。
彼女の周りには、弔うように携帯電話やぬいぐるみが置かれている。彼女すら、出来の悪い人形めいて妙なリアリティがあった。
「やっちまった……」
レイジの言葉に、キューちゃんは片手で口を抑えた。
顔が真っ青になっている。レイジだって大差ないだろう。
ようやく、レイジは凛々からのメールを開いた。
『寒い助けて』
『だれかいるみえない』
『くるしい』
『たすけて』
『君は誰?』
凛々からのメールはそこで終わっていた。
凛々の恐怖が今更追従されて、気分が悪くなる。
だが、何か引っかかった。
最後のメールは、何だ?
君は誰、と問いかけられたそれは凛々ではない。
ならばそれは。
「……若堂」
2人の青年は、今度こそ言いようの無い不安で身を震わせた。