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僕と彼女の物語

哀星、波浪。

作者: 渋音符
掲載日:2020/06/30



 浅い朝が薄っすら溶けた。

 雨になって降りなずむ。

 蜘蛛の雲が僕に噛みつく。

 毒はないのに苦しいな。

 奇妙な君がくすりと嚥下。

 鋭くなって泣き出した。

 白の城は崩れていった。

 何も残らない。

 砂もない。


 豪雨の中。

 傘を閉じた。

 水面下は。

 ここの様だ。

 振りかぶった。

 傘を地面に。

 叩きつけて。

 折り砕いた。


 雨が雪ぐ。

 この身の罪を。

 僕は進む。

 後ろ向きにさ。

 口を濯ぐ。

 吐き出したのは。

 君への哀と。

 おにぎり二つ。


 哀星、波浪。

 君はどこなの?

 僕はここで、波を見ている。

 憂星、売買。

 僕はここだよ。

 君はどこで、何を見ている?

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