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アホ娘でRPG!  作者: しまほっけ
1/1

序章の回!

生暖かく見守ってほしいです

(ここは何処なの…?誰かいないの…?お腹空いたよ…寂しいよ…)


草かげには小さな小さな影があった。





「おめでとうございます!かわいい女の子ですよ!」


1823年4月14日、1人の女の子が誕生した。


その子の名は、カタリーナ。両親が純粋という意味を持ってつけた名前である。


「お父様少しお話がありまして…」


父ジャンゴは医師についていく。


「それで話とは?」


「実はお生まれになったお子さんの事なのですが…少し引っかかることがございまして」


「娘に何か悪いところがあったんですか!?」


「病気とかではないのでそれはご安心ください。いやぁ…昔からの言い伝えがありまして、お父様も耳にしたことあると思うのですが、"白銀輝きなびかせし髪。薔薇思わせし赤き瞳。黒きを切り裂き世を導く運命なり。"ご存じないですか?」


「聞いたことあります…それは勇者の言い伝えではありませんか?」


「ええ、私が引っかかったのは娘さん…カタリーナさんは銀髪の赤い目をしていまして、この職業になって以来一度も銀髪は見たことなかったもので…もしかしたらと思い報告させていただきました。」


「………ではあの子はいずれ酷な運命を辿ることになるのですね……」


「ま、まぁしかし!この世界が平和なら何もないと思いますよ!お父様、ご心配おかけして申し訳ありません」


「大丈夫でしょう!こちらこそ伝えてくださってありがとうございます」


明るくしたが不安で不安で仕方がない。

妻にも話すべきだろうか…

いや、この世界がずっと平和であれば妻にも不安の種を撒かずに済む…そう考えるジャンゴであった。




14年後〜


その日は突然やってきた。


災厄の時が訪れたのだ。


空は黒い雲に覆われ、光を失ったこの世界では人々の不安が満ち溢れ、


その負の感情から魔物が出現するようになってしまった。


魔物に襲われ、村が壊滅してしまった所まであったという…




「行かなくていいなら行かないんだけどなー!!」


少し抵抗するカタリーナ。割と無駄である。


「行ってほしくはないがこれは運命だ…お行きなさい、カタリーナ。」


「あ゛な゛た゛ほ゛ん゛き゛な゛の゛ーー???」


カタリーナの母、マナが大泣きしている。


「お母さん諦めなさい…この子が行かなきゃ誰が行く…誰がこの世界を救うんだい?」


「けど…まだこの子は14歳ですよ!?ぶっちゃけありえなくない!?」


「どこでそんな言葉覚えてきたんだ……?」


「知らないの!?ふたごはプニピュアよ!毎朝カタリーナと観てるのよ!」


「う、う〜んそうなのか…」


「パパ!プニピュアもう観れないの!?あたし行かない!」


ぷくーっと頬を膨らまし、カタリーナぷんぷんと怒っているようだ。


なんだか面倒な子に育ってしまったな…と不安を隠しきれないと思いきや、


「ええぇい!!早く行きなさい!!」


「!?!?!?はい!お父様ー!カタリーナ言ってまいります!!」


この日が来ないことを祈っていたが、もしもの事を考えてジャンゴはカタリーナに剣術を教え込んでいた。


実はジャンゴ、剣術士の名家ハルバード家の次男坊である!何と言う好都合!


「頑張るんだぞ…勇者カタリーナ…」




一悶着あったが、なんとか旅に出発した勇者見習いカタリーナ。


これから待ち受けているのは果たしてどのような試練なのか…


なんだかどこにでもありそうな物語っぽいが…?


作者も知る由もないのであった…



つ づ く



取り敢えず序章を書き切りました。

小説を書くのは初めての事なので読みにくい、つまらない等々批判殺到かと思いますが、作者はガラス以下のハートなので見なかったことにします…

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