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第1話 日常①

【はじめに】

皆さん、はじめまして

本日は、 マッサージで異世界を救う に興味を持って頂きありがとうございます。


完結させるまで時間がかかるとは思いますが、しばらくお付き合いください。

「もうすぐ、国家試験か~。実技試験もあるし、また放課後の練習会に参加してくれよ。」


「もちろんいいですよ~。先輩のためにひと肌脱ぎましょう!」


「おっ!なら、今日は俺の家でやる?服も脱いでもらって…やりますか(笑)」


「いやいや…服は脱がなくても練習は出来ますからね!先輩セクハラです!そういうこと言ってるとやっぱりやめちゃおうかな~。」


「あ~今のはなし。さっきの発言はキャンセルで…真面目に練習するから…ねっ!」


「ならよし!っと言っても私も実技試験のために先輩の身体貸してもらいますからね。」


「了~解。後輩のためにひと肌脱ぎましょうかね~。」

ゴソゴソ


「いやっ!まだ脱がなくて良いですから…」



都内の専門学校に通う2人、それぞれ接骨院や鍼灸院で午前は研修をしながら午後勉強をしている学生さん。同じ柔道部に所属し、知り合った2人。柔道整復師になるために今年国家試験が控えている3年生の塚田(ツカダ) (マコト)身長175cmで、天然パーマが特徴的のがっちりした体形の男。

そして、真からセクハラを受けているのが鍼灸師になるために来年国家資格を受けるべく勉強中の2年生の中川(なかがわ) 愛梨(あいり)身長163cmで、髪型はウルフカットにしていて体形も引き締まっておりスポーツ万能女子。



「そういえば、お前の方は最近勉強どうなの?また、試験落ちるなよ~(笑)」


「うわっ!笑ってるし…真先輩はいいですよね~。校内でも成績優秀で国家資格も合格間違いないだろう。って先生に言われるくらいなんですから~。」


「ん?けど、そのおかげでこの前の解剖のテストでクラス最高得点が取れたのは誰だったかな~(笑)」


「はい。私です。その節はお世話になりました。また、真先輩に勉強をみて頂けると嬉しいです。」


「ハハハ…素直でよいよい。私にまかせるでおじゃる。」


「発言がこんなにバカなのに…なぜ勉強ができるのか…う~ん」


「はいは~い。心の声がダダ漏れで聞こえてますよ~。」


「やべっ!では、また放課後に…実習室で。」



そういうと足早に自分のクラスの方に走っていってしまった。



「あいつ、また人を馬鹿にして逃げたなぁ~。後で少しお灸でも据えてやるか。お灸のやり方わからんけど…」



独り言を言いながら、真は自分のクラスに戻って本日最後の授業に参加する。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

この作品を書こうと思ってから、数年という年月が経ってしまいましたがそれでも書いてみたいという想いが消えなかったため、処女作ではありますが少しずつ更新していければと思います。


続きを読みたいと思って頂けるような作品になってくれたらと思います。

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