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第15話 異世界言語の常識

添削もしないといけませんが、とりあえず物語を進めることを優先させていこうと思います。


「急に大声出してどうしたんだこいつ。やっぱり何言ってるかわかんね~し、ってか吃驚した~。」

「確かにね~。いっつ~」

「竜先輩この人達なんなんですか?」



困惑している真たち3人がそんな会話をしていると、不意に画面が表示された。


【問診】【スキル内条件達成】【異世界言語理解に、異世界人が追加されました。】


の文字が表示されていた。真たち3人はまだ問診のスキルを取得していなかったことに気付き、現状の不便さも考え3人ともSPを消費してスキルの取得をしておいた。その中に一人だけ、さらに闘技という文字が画面に薄く表示されていたのは気にしないでいきましょう。

(読みづらいだろうな~と思って早速スキルを取ってもらいましたよ。皆さんのために…決して入力が面倒になってきたな…ごほごほ)



「今のでスキル取得に必要な[5人との会話]の制限がなくなったみたいだね。」


「お~!何を話しているかわかるようになってる。スキルがちゃんと取れたみたい。」

「ホントだね~。」


「こちらの世界では、他の種族の言葉を理解するためには5人以上と接近して会話をすることが重要なんだ。ただ、冒険者は他種族でもそれぞれの特性を生かして冒険を一緒に行ったりするし、依頼を進行していく上で喋れないのはかなり不便だったりするんだよね。そのうちいちいち会話をしてから条件達成させるのが面倒になってきて、その作業を簡単にしようとしてまだ理解してなさそうなやつを見つけると驚かすってのが新人冒険者への洗礼として定着してるんだよ。」


「助かった。一応理解はしていたが、話すタイミングを逃していた。まだ、他の仲間がドワーフ達の言語も理解させないといけないから機会があればと話そうとも考えていたんだが…」


「いやいや。竜先輩~助かったじゃないですよ~。武器持ってる人たちが急に近づいてきて驚かされたら普通注意するでしょ~。」


「いや…。愛梨はとりあえずその人に謝ろうか。」

「何が?」


「いやいや…。そこのお前の横で倒れてる人が見えないのかい?」


「あっ!急に大声出されたからつい手がでてたみたい…」


「そうだね。悪いことをした時は~?」


「いや。相手が先だし…」

「ん?」



何が先なのかはわからないが、頑なに謝ろうとしない愛梨だった。これを見ていた冒険者の仲間たちも真たちも苦笑いを浮かべている。冒険者の仲間の中で、ローブを着ている唯一の女が倒れてる仲間に駆け寄り回復をしている。冒険者のリーダー格の男は、一撃で倒された仲間を見て真たちが4人とはいえ木の棒でこの森を歩いていたのが、殴っただけでこの威力ならと心の中で納得してしまっていた。



「お前たち強いんだな~。俺の仲間が一発で気絶しちまうとはね~。一応これでもギルドでは名の知れている高ランクの冒険者なんだけどな。」


「すまない。悪いことをした。私の方で仲間にはもう少し早めに伝えておけば良かったですね。先ほどの狼の魔物との戦闘があったりもしたので、何があるかわからないのもあって警戒を続けさせていたのも災いしてしましたね。でも、この森にエルフ以外の方がいるのは珍しいですよね。」


「あ~。知らないのか。それは、近くの村から狼の魔物が森の動物や作物などを食い荒らしているからとギルドに討伐依頼が届いていたからなんだ。」



話しを聞いているとこの森の中は、そんなに強い魔物はいないが最近今まで見なかった魔物が現れ被害が出ていたとのことだ。ただ、エルフの村ではそんな話しにならなかったから、この近くに他にも村があるのかもしれない。と考えながらも真たちは、冒険者たちへの警戒を気づかれない程度にそのまま継続していた。

まだまだ、書きたい内容が書けてないからこそプロットを変更できるんですが…新たに書きたいことがこれ以上増えない内にそろそろストックを増やしていかねば。。。

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