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第11話 マッサージでエルフを救う?

もう少し早く投稿している予定がうまく投稿が出来てなかったみたい…

申し訳ありま(シュバッ)…orz

エルフと会話が出来るのは今のところ竜しかいないためしょうがないことではあるが、異世界への転移が二度目であることは真たちにはまだ言わないようだ。



「そうだよ。特に今は、エルフの里の人たちの回復の要となっていた泉が少なくなってしまっているみたいなんだ。私たちのマッサージでどこまで回復を促せるかわからないけど、とりあえずやってみないことには何も進まないからね。」


「確かに兄貴の言う通りこのまま言葉もしゃべれないし、食料も確保できなければ生きていく事さえも出来ないだろうしね。それで俺たちは何をしたらいいの?」


「まずは、今さっき出ていったエルフの人たちが私たちの宿兼マッサージの場所を作ってくれているみたいなんだよね。ただ、スキルの取得にはSPっていうのが必要らしいんだ。練習でも少しずつ上がるみたいなんだけど、レベルが低い内はレベルを上げる方が断然速いらしいんだよ。」



竜が説明している通りSP(スキルポイント)を上げるためには、レベル上げもしくは練習を重ねていくしかない。ただ、基本的には練習はスキルを獲得するための条件を達成するために行うくらいでそれ自体でSPを獲得しようと思うととても時間が掛かってしまう。それこそ、真たちはわかっていないが今までの専門学校でやっていた実技や座学、練習会などで技術を上げていた分のスキルポイントがそれぞれ1ずつあった。



「ステータスを確認した時にあったSPって項目ね。みんな今は0になっちゃってるんだっけ?」


「今のところは何もしてないからSPが上がっていることもないだろうしからそのままだろうね。画面って唱えれば自分のステータスは確認できると思うよ。」


「「「画面」」」



真たち3人はステータスを確認をしてみるもやはりSPは0のままで増えてはいなかった。1は既に画面のスキルを取得するのに使ってしまっている。一応、問診(異世界言語理解)のスキルを取得するのに必要なSPは10である。



「やっぱりSPは増えてないね~。」


「私の方も増えてないみたい。」


「真たちに問診というスキルを取得させるためには、少しレベルを上げた方が良いらしいんだ。」


「レベル上げ?って本格的に異世界の感じが出てきたな~。んで、兄貴レベルを上げるために何をすればいい?」


「この森にもモンスターがいるみたいなんだけど、せっかくだから今後のことも考えてスキルの取得条件も満たしておいた方が良いみたいなんだよね。剣なんてまだ買えないから…その辺の木の棒でも拾って使おう。」


「兄貴!木の棒でいいのかよ。」


「大丈夫らしい。それに、まだ仕事をしているわけじゃないから、買えないってのもあるけどな。RPGみたいに最初に王様から支度金がもらえて…なんてことはなかったからね。」


「たしかに…」



木の棒と言っても、エルフの里の周辺にある木は長寿でその枝でも太さと強度はかなりのものらしく、真たち一行はスキルを取得するために里の中を探索していた。ちょうど良い太さのものが見つかったのでそれぞれが1本ずつ持って里の外へ向かおうとしていた。



「ま・こ・と・せんぱ~い。その木の棒見せて~(シュバッ)」


「っておい!愛梨俺の木の棒取るなよ。」


「こっちの方が良さそうなんで交換してください。」


「交換って言えば別にしてやるってのに、わざわざ盗らなくても…」


「隙があるとこれから外に出るのに危ないですよ。それに気付いてほしくて…」



皆さんもわかっているとは思いますが、それっぽい理由を並べてはいるがただ単に自分のより頑丈そうな真が見つけた木の棒が欲しかっただけである。


前書きの最後で愛梨に言葉まで盗まれるとは手癖が悪すぎますね。

ただ、急に前書きで「シュバッ」って何だよ!って思われた方の疑問は解決してあると思います。これからの話しの流れでは愛梨には…ふふふ(くそ~!愛梨~覚えてろよ~)

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