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第0話 サブストーリー①

この話しは、後から徐々に明かしていくためのサブストーリーです。

これを読まなくても本編には支障はありませんが、布石を置いてあるものがサブストーリーを読んでいることで早めに解決してくれます。

出来れば、本編⇒サブストーリー⇒本編を読み返してもらえるようになってくれると嬉しいです。

異世界なんてあるとは思っていなかった…



弟がよく異世界もののラノベを読んでいるが、私自身はあまり興味がなく小説などの活字ばかりの本を読んでいる人は尊敬できるし、自分は読んでも眠くなってしまうのだろうと敬遠していた。まさか自分がそんな小説のような異世界に来てしまうとは想像もしていなかった。



異世界に来た時のことを少し振り返っておこう。



自宅で寝ていたはずだった。ベッドが硬い気がしてふと目が覚めるといつの間にか森の中に居た。近くには川が流れていて、夢にしてはリアル過ぎるため少しでも冷静になろうと顔を洗いに行った。しかし、川で顔を洗っていると見慣れない顔がそこにはあった。



「えっ!誰だ?こいつは…」



その顔が自分の顔だと気付いた時にはついツッコミをいれてしまった。その時、脳内では今まで異世界で生活していたことを思い出した。

元々、勇者と共に戦う魔法使いの家系ではあったが、祖父が能力の高い人でこの世界での魔物の討伐や勇者と共に旅をしていたこともあり賢者にまで昇格していた人だった。しかし、両親が戦死してしまったことで俺は賢者の祖父と一緒に生活をすることになった。



「レオ…」



そして、異世界での名前や生活を思い出したことで自分がなぜココにいるのか。そして、どうして急に現代での記憶が戻ったのか。それは、また別の機会にお話しさせて頂きます。



異世界に転生してしまった竜は、そこから冒険を開始することになる。現代でいうRPGのような世界観だったのだが、少し変わったことがあった。旅の途中でモンスターと戦った時に身体一部がマヒをしてしまった。マヒを治すためにマヒを治す葉っぱのようなものはあるが、体力の回復もしたかったため宿に泊まることにした。ただ、思い描いていたようにはマヒは治らなかった。

今までの生活で、モンスターと戦い状態異常になることはなかったため宿に泊まれば一緒に回復するとばかり思っていたが違ったみたいだ。その時は、マヒ消しの葉っぱを使い回復することにした。


それから幾度となく状態異常になるも回復するための方法がわからなかったが、冒険中にモンスターに襲われているところを助けた女性が宿屋の看板娘リリーであった。リリーを送り届けるためにモンスターと戦っていた時に、運悪くマヒの状態異常を起してしまった。



「レオ様、もう少しで村の近くまで行けます。マヒの状態だと辛いでしょうが頑張りましょう。」


「すまない。足をやられてしまったので肩を貸して欲しい。」

「もちろんです!助けて頂いたのにココに置いてはいけません。それに、もう少し安全なところまで着いた時に足を少し見せてください。」


「助かります。」



宿屋の娘さんだったのに、なぜ足を見せて欲しいと言ったのかはわからなかったが肩を貸してくれたことに素直に感謝を伝えた竜であった。竜がこの時関心したのが、肩を貸してくれた時にちゃんとマヒを受けていない方の足側に立ってくれたことだ。



【足の悪い方や松葉杖をつく時のポイント】

・両方で支えられるのであればさほど問題はないが、片側でのみ支えなければならなくなった時には必ず健康な方を支えるようにする。これは、どうしても片足で身体を支えるために体重や重心をそちらの方にかけておけば踏ん張れます。しかし、具合の悪い方に立ってしまうとそちらでは何かあってバランスを崩した時に支えられないためです。



その後、なんとか村の近くまで帰ってきた二人が草原に腰かけリリーに足を診てもらった。リリーがしてくれたのがマッサージであった。リリーの手に光を帯び、温かい手が触れてくれるたびにとても心地よい気持ち良さが伝わってきた。少しずつ身体が動くようになってきたので驚いて立ち上がってしまいそうになると優しく静止されたがその後マッサージが終わるとマヒが完全になくなっていた。



「足が動くようになってる!リリーありがとう。これスゴイな~。」


「どういたしまして。宿屋で専属のマッサージ師がいるところに行ったことがないの?状態異常があった時には少し高めにはなるのだけど、専属のマッサージ師がいる宿屋で宿泊をして状態異常であることを伝えるとマッサージをしてくれるんですよ。」


「そうだったのか。普通に宿泊だけしていても状態異常は治らなかったのはそのためか…。」



ようやく状態異常の回復の方法を見つけた竜は、マッサージに興味を持つことになった。マッサージと一言で言ってもマヒや毒の状態異常を治すには様々な方法があった。その中でも睡眠状態の治し方が特殊であったが今回は割愛させていただきます。

(もちろん。ひっぱたくだけではありませんよ!)



様々な出会いや経験をしながら竜は成長し、レベルやスキルを向上していった。竜が何を成し、現代に戻ってきたのかは本編の合間に紹介していきます。

(俺にもマルチタスクのスキルがあれば2つの物語を同時進行で書いていけるんでしょうけどね。異世界に召喚されるのを待ったり、魔物が出てくるのを待っているのもあれなので少しずつ形にしていきます。)



……………


「おはよ~。兄貴~起きてるか~。飯出来たってよ~。」

「(ん?戻って来れたのか?)…今行く!」




「(あれ?そういえば、真が起しに来ることなんてあったか?)」

サブストーリーを読んで頂きありがとうございます。

この物語は、他業種の方だと知れない医療関係の裏も表も含めての常識を少しずつ、小説の中で伝えていければと思っています。もっと裏の情報が知りたいと思ってくださった方は、広めて頂いたりブックマークなどで評価して頂けると執筆意欲にも繋がります。

情報弱者が損をする…けど、小説を読もう!を知っていたから得をした。となって頂けたら幸いです。


ではでは、物語の続きをお楽しみください。

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