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第1章 44話 「ステータス」

30日

戦争開始まで残り31:00:00



夕陽がアルナラストーンの文字を地面に投影する


「長峰=勇気」

「E+」ランク


基礎性能

攻撃 35

耐久 42

速度 67

技術 53

法術 3

魔力 86


オイ!!法術3て!

そりゃそよ風しか出来ない訳だ

……くそぅ、俺だって法術使いたいよ


しかし、魔力が86は意外だったな

そもそも魔力って何を表しているんだ?

……MP?

いやそれにしては法術使うとやけに疲れるよな


攻撃が低い気はするが

その他はまぁそんなもんだろう

平均が分からないから何とも言えないけども

取り敢えずこれが基本ステータスって所か


アルナラストーンの角度を変えてみる



戦闘系技術


槍技

「ピンポイントLv.5」

「サンドワインダー(特殊)Lv.3」


回避技

「時間圧縮Lv.2」

「みかわしLv.4」


その他技術

「気配遮断Lv.4」



………???

何だ?

聞いた事ない名称が沢山出て来たぞ?


その他の気配遮断はまぁ名前の通りだとして


ピンポイントは槍技の項だから

恐らく精密な刺突が技として評価されたって所なのかも知れない

……多分そう、だろう


では、サンドワインダー特殊は?

こっちは全く見当がつかない

そもそもサンドワインダーって何だ?

勉強不足が悔やまれる


みかわしはそのままだ

Lv4って事はソコソコ評価してくれてるらしい

ありがたい


そして……時間圧縮


……回避技に分類されてる為、何と無くわかる気もする

森でマッドドッグに背後を取られた時、妙にマッドドッグの飛びかかりが遅く感じた事があった


人間が本能的に備えている機能だと思っていたが……

もしかして俺だけなのだろうか?


その後アルナラストーンの全ての角度を夕陽に投影する事にした


その結果……


3面目


術法系適正


三大系統指標「風」

単12属性指標「不明」


術法系技術


風法術

「ウインドLv.1」



4面目


称号


「現人」

「武器職人見習い」

「森の狩人」

「エルムサルトの戦士」

「槍使い」



5面目


各種耐性


「暗闇耐性Lv5」

「威圧耐性Lv.1」

「劇毒耐性Lv.1」



6面目


特異能力


不明




なるほど、コレが俺か……

正直、笑ってしまう


エルムサルトの戦士になり、ちょっとは強くなった気でいたのかも知れない

確かに称号だけはやや豪華に見える


しかし客観的に戦力として見れば

槍がちょっと上手い兵士が関の山なのだろう

E+も納得のステータスだ


……もっと強くならなければ

俺は弱い、このアルナラストーンが教えてくれたのはそれだけ

そして今はそれで十分だ



木村と野間がギルドから出て来て

俺と同じくアルナラストーンを日にかざしている


しかし、流石にもう夕陽も弱々しい

アルナラストーンが投影する文字も判別不能な程ボヤけている

結局、2人のステータスは部屋に戻ってからのお楽しみになった




自室に戻ると溝尾が帰っていた

何でも軍曹に扱かれていたらしい

御愁傷様です


俺達は隠すものでも無いだろ 、と

自分達のステータスを見せ合う事になり、早速、室内灯の様に光る謎の光の玉にアルナラストーンをかざしてみる


部屋の壁にステータスが映し出されると

溝尾から感嘆の声があがった



木村と野間のステータスは以下の通り



「木村=龍馬」

「D-」ランク

基礎性能

攻撃 53

耐久 50

速度 52

技術 38

法術 24

魔力 25


戦闘系技術

槍技

「乱れ突きLv.1」

回避技

「みかわしLv.2」

その他技術

「超聴覚Lv.3」

「気配遮断Lv.2」


術法系適正

三大系統指標「火」

単12属性指標「火」


術法系技術

火法術

「ファイアボールLv.4」


称号

「現人」

「エルムサルトの戦士」

「火球使い」


各種耐性

「暗闇耐性Lv.4」

「威圧耐性Lv.2」

「劇毒耐性Lv.2」


特異能力

不明




「野間=秀」

「D-」ランク

基礎性能

攻撃 62

耐久 38

速度 59

技術 40

法術 18

魔力 15


戦闘系技術

剣技

「疾風斬りLv.4」

「払い抜けLv.3」

槍技

「ピンポイントLv.2」

その他技術

「気配遮断Lv.2」


術法系適正

三大系統指標「火」

単12属性指標「火」


術法系技術

火法術

「スティングLv.3」


称号

「現人」

「エルムサルトの戦士」

「初級剣士」


各種耐性

「暗闇耐性Lv.3」

「威圧耐性Lv.3」


特異能力

不明



2人共D-ランクと俺より上なのが悲しい


木村はおおよそ予想通りだが、少し妙な部分は野間の戦闘系技術だ、剣技をいくつか保有している

ここ2ヶ月、野間は槍を使っていた筈で

剣を振っているのは見た事ない


「野間って剣技使えるの?」


野間は頭をポリポリ掻いた

「……ガキの頃、ちょっと居合やっててな

才能ねーから辞めたんだよ」


「なるほど。

でも、ちょっと意外な感じ」


「ヘェ〜!のまっち剣道やってたんだ

なら一緒に剣使おうぜ!

やっぱ男は剣でしょ!」


「剣道じゃねぇ!居合だ馬鹿」


「でも木村は全然、剣技無いみたいだけど」


「う、うるせーぞ長峰!

これから山の様に覚えるから見とけよ!」


「あとな木村、おまえファイアボールって

名前分かったんだから今度からそう言えよ

横でダセェ名前叫ばれるとオレが恥ずいんだよ」


「ダ、ダサ、ダサい!!?

のまっち!!

俺は一生ヘルファイアは変えないからな!

今度から意識的にのまっちの近くで唱える様にしてやるぜ!」


「オイオイ、勘弁してくれよ……」



ここ一カ月で定番となったやり取りが部屋を包む


もし、このやり取りがいつもと違う物に感じたならばそれは

明日、開戦という避けようの無い事実の影響なのだろう

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