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お爺ちゃん賢者の複合仙術です。

すいません長らく投稿できなくて……

ずっとアルファポリスにかかりっきりでした。

でもあまり成果は得られず……

これからもよろしくお願いします。

 どうやら町らしきものが見えたところに向かっていくと、ちょうどそこは争いが起きていた。


 外壁に沿って人型のものと魔物が争っている。


 優勢なのは……魔物か。


 やはり魔力には勝てないようで、魔物が発生させる雷、氷、焔の全てを打ち返すことが出来ずにいるようだ。

 

 数年前には魔力と言う概念すらなかっただろうからの。


 それに対応できないのは仕方がないことではあるが……


 「……さて、どっちに加勢する?」


 『いや人間だろ』


 『魔物とか助けたってやりがいないしな』


 ……ということで人間を助けることになった。


 心なしかヴァ―ジュアの眼が金を求める眼に変化しているような気がする。




            ****





 『摂提格、単閼、執徐、大荒落、敦牂、協洽、涒灘、作噩、閹茂、大淵献、困敦、赤奮若。全ての歳月がここに集う』


 

            『【天赦】』





 手始めに【天赦】を発動し、仙術モードを開始する。


 基本的に燃費は悪いので、早めに決着をつけなければならない。


 ちょうどそこまでやったところで、魔物たちの集団の前にたどり着く。


 まずは機動武装ソルドアームの自動防御機能、【十字架の絶護ディフェンド・ロザリオ】を人間の周囲に発生させることからだ。


 『指令を受けました。座標X22789、Y5862、Z0の害意物体を確認。X座標-0.5に発動します。』


   『【十字架の絶護ディフェンド・ロザリオ】』



 体から魔力が抜けていく。


 勝手に魔力が吸い取られるというもはや何回目かの感覚とともに、砂の絶護が出現する。


 人側から、感嘆の声が漏れたようだがそんなものは関係ない。


 ひとまず人側の安全は確保できたことだし、魔物を滅ぼすように力を向けよう。


 「いくぞ九尾、ヴァ―ジュア!」


 『『おう!!』』


 まずは、ヴァ―ジュアが参加することによってできるようになった複合仙術を発動させる。


 「【闇氷読クラヒヨミ】」

 

 『【蟒蛇ウワバミ】』


 『【閃緑胤(ヴァ―ジュア)】』



 それぞれの仙術を発生させる。


 余りの魔圧の低下に、またしても魔暴嵐テンペストが威力を表す。


 その重力すらも飲み込み咲き誇る薄氷の花。

 

 花を守るように優しく包み込んでいく六頭の大蛇。


 それらすべてを引き立たせるようにして背後に佇む閃緑の竜。


 それらすべてが一体化し、2.5倍の三乗である15.625倍の攻撃力を紡ぎ出す。


 

 「一瞬で終わらせてくれよう……」


 

 それを全て儂のもとに集約させ、放つ。



 『【阿吽嚠喨フィジカル・エコー】』



 鳴り響く音の波動が、絶大な威力とともに射出された。


 

 






 



 



 

 


大量のブクマありがとうございます。

これからも頑張りますので、よろしくお願いします。


追伸:新作投稿しました。

トップページ上のリンク、ファンタジー類にまとめてありますので是非そちらもよろしくお願いします。

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