表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

37/56

お爺ちゃん賢者の戦闘シーンです。

ううう……

一万アクセス突破しました。

皆さんのおかげです。

有難うございます。

 もの凄い破砕音に一番早く気付いたのはクレイだった。


 時々、拍手の間に違和感が生じる。


 なぜか拍手とは質の違う音が聞こえる。


 そう思った儂は、拍手の音を聴覚から遮断し、その違和感を調べることにした。


 やはりそれは何かを破壊する音で、かなりの速度で移動している。


 長く続く拍手にも飽きてきたので、闇魔法の【隠蔽ステルス】を発動し、周囲の景色に溶け込んで、式典の場を脱した。


 魔力的な索敵をしてみたところ、破砕音を作り出した存在は浮遊しているようだ。


 どうやら破砕音はこの王宮に近づいてきているようなのでこのまま上空に浮かんで待つことにした。


 視覚で誤魔化せても、音で下の連中に気づかれたら意味ないので翼の出力は弱めである。


 来るべき敵に備え、対物大弾銃アンチマテリアルライフル非実体弾銃ディフェクトマテリアルを魔磁波の線で担ぐ。


 土龍碧の展開の魔力も込め、両方の銃に魔力を注ぐ。


 的中確率円環バリュー・サークルは既に展開していて、攻撃準備は完成した。


 「さて、どんな大物が来るか……」


 魔力索敵では、かなり大きめの魔力の存在が確認されている。


 この大きさなら油断するわけにはいかない。


 そんなことを考えていると――――――




 『【漆黒婀娜ブラッド・ノヴァ】』



 紫電を纏った黒い光線が、光速で儂を穿たんと迫って来た。


 「……クッ!?」


 なんとか発動直前まで高めていた魔力で防御を展開する。


 「【土龍碧】」


 正面から壁を張るとすぐ破られそうな気がしたので、光線の軌道に対して若干斜めに展開する。


 受け流しの体制だ。


 黒い光線は、威力を殺されつつもしっかりと壁を破壊し標的を襲う。


 「グッ……!」


 感じ方から、闇系統の発展魔法―――【虚無魔法】の発動を感知したため聖属性魔法で迎え撃つ。


 といっても、これを消滅させられるほど高威力の聖属性は出せないので、塵雷魔法と合成して放出する。




 『【聖獣咆哮ホーリーブラスト】』


 『【原生簒奪プロティスト・セイズ】』




 片手に純白のエネルギー。


 もう片方には、鈍い灰色のエネルギー。


 それらを、両手を合わせることで合成する。




 『【鋼聖艨艟スティール・マグヌス】』



 放たれた白銀の光線が、黒紫の光線を迎え撃つ。


 接点から衝撃波が溢れ、体制が崩れかける。


 かなり上空での戦闘なので、下の連中に危害はない。


 遠慮なく籠める魔力の出力を上げる。


 「グォォォオ……」


 やがて白銀の光は、黒紫の光線を包み込むようにして鎖を延ばす。


 対抗するように黒紫の光線も触手を伸ばすが、白銀の光線は【原生簒奪】の鎖のchを取り込んでいる。


 その権能に敵うはずもなく、やがて黒の触手は取り込まれていく。


 それはやがて黒紫の光線までを完全に包み込み―――



 

 「弾き返せェッツ!」




 ――――その力を推進力へと変えて黒紫の光線を放った術者のもとへと猛進する。


 光の軌跡を纏って標的へと向かうそれは、絶大な威力を以て対象を殲滅しようとする。




 ……しばらくして、遠くで破砕音が鳴った。




 


 

 


 


 

いつもありがとうございます。

今後もよろしくお願いします。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ