おじいちゃん賢者は村人を帰還させました。
本日二話目!
vitaで投稿しているのでやりにくいです。
あの二人は、とりま放置することにした。
「ふがふがふが!(それはないでしょう!?)」
「ふが……(すまん弟よ……)」
知らん知らん。
放置放置。
……ということで、先にかつての魔王軍主力達の処遇を決めないと。
「あーそうじゃな。死にたい奴、手挙げて。」
『はい!』
「よし。【対物大弾銃:展開】」
『ちょっと待って冗談よ冗談!?本気にしないでくれる!?』
「チッ殺すチャンスじゃったのに」
『私への対応……』
さめざめと泣きだすスキュラ。
お前の扱いなんてこんなもんだ。
一回は死闘を繰り広げた関係じゃからな。
『うんまあそれはその通りだけど。ところで、私たちを従魔として使ってみる気はない?』
「ない」
『即答ッ!?』
「嘘」
『死ねっ!』
スキュラが弱体化した状態で殴り掛かってきたので、片手で受け止めてやる。
こいつらはどういった行動をするのか分からなかったため、一応土属性の縛り魔法で弱体化させておいた。
つまり今の奴らと儂では勝負にすらならんという事じゃ。
「別にお前らを従魔として使う気が無いかと言われたら、無いことは無い」
『ォォッ!なら』
「問題はコイツじゃな」
『私かッ!』
基本的に五月蠅いんじゃよ、お前は。
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……結局、魔王含む五体を従魔として起用することになった。
面倒臭いし五月蠅いし、何より一応強いからな。
かつての世界では、儂に匹敵する最強戦力と言われていた五名じゃ。
それなりに役には立つじゃろう。
あと、壊された街並みじゃが土魔法で適当に錬成してある程度直しておいた。
じゃが、適当なだけあってまだ完璧な街並みとは言えない。
今後、工作隊を作って直す必要があるじゃろうな。
コンクリとかも使いたいしの。
「【帰還】」
そして儂は、転移させていた村人を呼び戻した。
読んでくださりありがとうございます。
今日はあと二話更新予定です。