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星色のカクテルを  作者: 町田すみれ、天神流星
1/1

~ミラクルミライ~

流れ星が落ちて、ハチミツレモンのひまわり色の

キューブに変化した。

思い出のチョコレートケーキ色のテディベアは

パンダと城に探検しに行っちゃった。

赤いダイヤモンドがひび割れて、

中からピーチパフェなドレスを着た妖精が出てきて、

困った顔で話しかけてきた。

「ハンモック昨日、切り株に腰かけて、ぺリドット色のコートとぉ、

羽がふわーっとしたブーツを履いた男の子が

sugarな歌声を聞かせてくれたの。

赤黄色の枯葉のベッドに私を寝かせて、

くらりくらりする話し声の後にね、

口ずさんでいたな、私も彼も」

「どんな雰囲気なの?」

「ボヤボヤした天然な感じでぇ、黒い帽子かぶってたっけ。

バウムクーヘンとか、アスターの花ンとかくれたかな?」


おとなしく、親切なヘタレをイメージしてしまった。?

「それでそれで?」

「遠くの町に手紙を出したいけど、待ちきれないから

直接手渡しするって」

ハート型の白色の葉っぱに、

ガーネット色のペンで書くことを女の子はひらめきました。

妖精にそれを提案すると、表情はやわらかく変わりました。

「大丈夫かかな?」

「まあ、やってみようよ」

瑠璃色の河に漂う舟。

スyuワンボートに、カップルや親子連れが談笑する姿が。

やんちゃに騒ぎをする幼女にほっこりしつつ、プチっと葉っぱを取り、

さっそくしるしはじめました。

繭からはふてくされたような表情のコウモリが

低空飛行しては戻ってくる。優柔不断なものである。

ミントの香りでさきさき目覚めていく朝ぼらけフィールド。

八つ橋のような移動型ハンモックに身を預けると、ああら、不思議ちゃん。

シナモンのにおいといっしょに、

各駅停車で町をぶらーりできるのです。




おやおや?さまざまなメッセージが、無数の電光掲示板に流れているようです。

ボタンを押して、備え付けのサイコロを振れば、

テレパシーな言葉を瞬時に送り、誰かのやりとりの間に

おじゃまできちゃったりもするのです。

そのメッセージに込められた感情の強さによって、発光する照明の色が変わってきます。

緑色が最弱で、いちばん想いが炸裂した場合は何でしたか忘れてしまいました。

神妙な旋律が後方から響き、妖精が珍妙な旋律をぶつけます。

ゆらっと遊泳して、オマヌケな顔つきで歌うので、おかしくなります。


銀色の宝箱を開けるか、氷の宝箱を開けるか、煩悶しました。

どちらを選びますか?

bを選んだ場合に、別のファイルに続きを書きたい。

分岐によって、登場人物や展開が全然違う小説にしてみようかと。




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