お互いの気持ち
この物語は、平凡な高校生の主人公が、学校のアイドルと少しずつ距離を縮めていく日常を描いたものです。
誰もが経験する初恋のドキドキや、心がふわりと温かくなる瞬間を、読んでくださる皆さんにも感じてもらえたら嬉しいです。
僕の初めて書く作品ですが、主人公と学校のアイドルの物語の世界へどうぞお付き合いください。
(1)家に行く
結局、噂は収まらなかった。
学校を終え、ため息をついていた。
スマホが振動する。
莉羅から連絡が来た。
なんだろう。
「ねえ、今から家に来ない?遊ぼうよ!」
遊びの誘いだった。
まあ、実際暇だし。
行くか。
「分かった。家に行くね。」
「うん!ありがとう!」
僕は、準備を終え、莉羅の家に行く。
——ピンポーン
呼び鈴を押した。
すぐに莉羅が出てきた。
服は白いワンピース
莉羅によく似合っていて、可愛い。
「家に入って!」と莉羅が太陽のような笑顔で言う。
僕は「おじゃまします。」と言い、莉羅の部屋に向かった。
莉羅の部屋は全体的に淡いピンク色だった。
壁や机、床、ベッド
基本的に淡いピンク色。
「ピンク、好きなんだね。」と僕が言う。
「うん!一番好きな色。ピンク色を見ると落ち着くの!」
こどものように無邪気に莉羅が言う。
莉羅の部屋は、甘い香りがした。
莉羅の匂いだ。
花のような
フルーツのような
そんな香りがする。
20分くらいだろうか。
僕たちは雑談をしていた。
莉羅が、「ごめん!お手洗い行ってくる。」と言い、席を立った。
——なんでだろう。
この部屋の香りは妙に落ち着く。
眠たくなる。
気付いた時には、僕のまぶたは落ちていた。
私は、お手洗いを終え、俊君がいる部屋に戻る。
あれ、寝てる?
戻っていたら俊君が寝ていた。
私は、起きるまで待つことにした。
ん?
あー。寝てたのか。
莉羅が何か話している。
「俊君に、好きって言えたら苦労しないのになー。」
声は、小さかった。
独り言のようだ。
でも、確実に言った。
僕は、その言葉に驚きを隠せなかった。
僕は思わず顔を上げる。
「り、莉羅。」
「しゅ、俊君!?お、起きてたの!? えっと、今のは……その…」
「今、僕のこと好きって……」
莉羅の顔は驚きと恥ずかしさが混じっている。
初めは目を見開いていた。
でもすぐに、目を逸らし、頬がじわりと赤く染まっていた。
「う、うん。俊君のことが好きって言った……」
僕は驚いた。
自分でも、目が見開いたことが分かる。
そんな状況でも、僕の口は勝手に動いた。
いや、そんな状況だからこそ、僕の口が勝手に動く。
「ねえ、だったらさ、その……僕たち、付き合わない?」
莉羅はその言葉を聞いた瞬間は口を綺麗な丸にし、目を見開く。
でも、すぐに笑顔になった。
顔が少し横に傾き、少し涙を出す。
頬はほんのり赤い
目はキラキラと星屑のように輝く
口はにっこりと三日月のように
その表情はまさに、嬉しさだった。
「うん、喜んで。」と嬉しさに喉が震え、声はかすかに掠れながら言った。
そうして僕たちは、正式に付き合うことになった。
いつの間にか、21時になっていた。
「そろそろ帰らないと…」
「あ、そうだね!」
僕たちは、玄関に向かう。
「ばいばい!俊君!」少し照れくさそうに、莉羅が言った。
「うん!ばいばい。」
僕は、家に帰り、自分の部屋へ向かった。
莉羅と付き合えた。
正直、実感はない。
(2)学校
——次の日
僕は学校に向かっている。
ちょうど学校に向かっている莉羅がいる。
「莉羅!」
僕は、莉羅に届くように、大きな声で言った。
「あ!俊君!」
莉羅が僕に気付き、僕の方向に向き、僕の名前を言う。
「おはよ。」
「うん!おはよう!」莉羅が嬉しそうに言う。
莉羅が、そっと手を差し出してきた。
付き合うっていいな。
僕は、そう思った。
僕は、教室に着き、席に着いて準備をした。
登校しているときも、周りの視線を感じた。
付き合っているという噂がより広まっている。
実際昨日付き合ったから、事実ではあるが。
昼休みになった。
クラスメイトからたくさん質問が来る。
おそらく、今朝の手をつないでいるところも噂になったのだろう。
「なあ、赤間って藤野さんと付き合ってるんだろ?」
「いつから、付き合ってるんだよ。」
「赤間って藤野さんと接点あったのか?」
僕の周りにたくさん人がいる。
ご飯、食べられないかもな……
「そんなに俊君に質問しないであげてください。」
莉羅が助けに来てくれた。
「なあ、なんであんなぱっとしない赤間と付き合ったんだ?」
クラスメイトが莉羅に質問した。
「パッとしないですか…1つ言いますが、俊君はかっこいいですし、優しいです。
そして、あなたは見た目で人を選ぶのですか?まあ、これは人によるかもしれませんが、私は見た目で選ぶような人ではないです。」
「いや、でも…なんで、赤間と。」
「そもそもとして、私が誰かと付き合おうとあなたになんも関係ないじゃないですか。俊君がご飯を食べられないので、移動してくれませんかね。」
少し、怒り気味に莉羅が言った。
莉羅が言ったら、すぐに移動してくれた。
莉羅が、申し訳なさそうに
「ごめんね。俊君」と言った。
僕は「莉羅は関係ないよ。」と返した。
そのあと僕はご飯を食べた。
学校が終わり、家に帰った。
今日は大変なこともあったけど。
——それより、莉羅が助けてくれたことの方がうれしかった。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
初めての作品なので、感想やご指摘などを書いてもらえると、とても嬉しいです。
確認はしましたが、誤字脱字がある可能性もあるので、どうぞよろしくお願いします。
読んでくださった皆さんにも、俊や莉羅のように、少しドキドキして、少し温かい気持ちになってもらえたなら幸いです。
これからも、二人のちょっとした日常や恋の進展を描いていけたらと思っています。応援してもらえると嬉しいです。




