表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

1 旅立ちたくないよ

主人公は一人称、俺と私が混在しています

いきなりで申し訳ないが私ことイトウ コウジは転生者だ

そんな俺の人生を少しを紹介していこうと思う






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

顔も身長も運動神経もごくごく普通な青年であるある一点を除いて

そう、ただ一つ極度の不幸体質という点を除いて、どんなところが不幸だって?そりゃもう全てさ!

揚げパンじゃんけんは常に一回戦敗退

店に行けばウェイトレスさんが必ず俺に料理をぶちまけるし

外を歩けば鳥に糞をかけられるか車に水をかけられるか水路に落ちるかなど散々な思いをしてきた

おかげで地元では ”コウジが歩けば、服が汚れる” ということわざまで生まれた

意味は聞かなくてもわかるし、合ってるから何も言えないよちくしょー!!


なら、外に出なければいいじゃないと思うかもしれないが引きこもってゲームをしようとすると某RPGゲームでは確率で即死するはずの呪文が確定で即死になるというゴミみたいな呪文になり

ポ◯モンではNPCや四天王、対戦相手がバトルフロンティア施設のトレーナーかよ!と思うレベルで急所や一撃必殺を当ててくるし

ソシャゲをしようとするとガチャで武器もキャラも毎回すり抜ける。おかげで恒常キャラ完凸しかけたよ!それでも好きなキャラはなんとか引けたよありがとう天井!

そうなるともう外に出るしかなく学校は高校まで無事皆出席を飾りました、集合写真のときですら服は汚れていたけど、ど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛ー゛ー゛!!!


そんなこんなで高校を無事?卒業し、大学に行けばなにか変わるかも

などと億に一つもないような希望を胸に家に帰っているときに工事現場の鉄骨に潰され無事死亡

目が覚めると小さな農村の孤児院に預けられていた


これって転生?


ここってもしかして異世界?


もう不幸体質のことなんてきにしないでいい?


それどころかラノベの主人公みたいに無双しちゃう?


でも俺は一途な男だからあまりモテすぎると困っちゃうな〜、ぐへぐへへへ 


などと希望と気持ち悪い妄想を膨らましていた、だが成長していくにつれてわかる

俺周りと何も変わらなくね?ラノベの主人公みたいにイケメンじゃなくね?

何よりも俺の不幸体質も変わってないしもはや不利じゃね?ということに

それ以来異世界に期待するのはやめて農業に勤しんできた


いや〜、やっぱりね!どんな世界でも自分が育てる野菜を見るのは楽しいですね、なぜか他の人のところより収穫量少ないけど、でも、まあ、そんなこと大した問題じゃないか問題じゃないか!(フラグ)

そう思いながら16歳にまで育ったあるとき、いきなり剣を持たされ送り出された

???????????

どうやらここ最近、魔王の動きが活発になっており王都から直々に村々に勇者になれそうなやつを連れてこいと言われているらしい

そこで、若くていなくなってもある程度困らない人物というのに俺が当てはまったというわけだ

ど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛ー゛ー゛!!!(2回目

確かに収穫量少ないけど未来の明るい16歳の少年(青年?)に冒険に行かせるんだよぉぉぉ

そう嘆いても無駄なので現在絶賛王都に向かっている最中である

ここまでが私ことイトウコウジの人生である

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜






なんて現実逃避気味で考えていた思考を終わらせ、眼の前のことについて考え始める

目の前にはピンク色の髪の毛をした少女が道に倒れていた


......どうしようかな?


世間一般の人たちはモンスターの出る道に10歳位の少女が倒れていたら助けるのだろう

しかし、前世と現世の計34年間不幸な事にあってきた俺はわかる

声をかければ絶対不幸な目に遭うと

そう思った俺は南無三!(無宗教なので合ってるかわからないが)と唱えてその場をあとにしようとする

悪いな俺は王都に行って半年くらいは冒険者やってその後にいかにも怪我しましたっ的な感じでもといた村に戻ってジャンド(見た目は大根に似ているが味はじゃがいもっぽい根菜)を育てるんだ

そう強く意志を固めて少女の前を通り過ぎようとすると


ガシッッ!!


何が起きたのか言うまでもない少女が俺の足をつかんだのだ

ど゛う゛し゛て゛だ゛よ゛ー゛ー゛!!!(3回目

もしかしたらまだ逃げれるかもしれない、そう思った俺は足を踏み出してその場を離れようとする

足が固められたように動かない

力強っっっっっよ!

それでも俺は足に力を入れ続ける、逃げるために

すると少女の方ももっと力を強める

そんな不毛な争いを繰り返していると


「なんで逃げようとするのッ!道端に空腹で倒れているレディを助けようとは思わないの?」


キ゛ャ゛ァ゛ァ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛、シ゛ャ゛ベ゛ッ゛タ゛ー゛ー゛ー゛ー゛


藤原竜◯変換ツールなんて便利なツールがあったことを今知りました

な゛ん゛で゛も゛っ゛と゛早゛く゛教゛え゛て゛く゛れ゛な゛か゛っ゛た゛ん゛だ゛よ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛

作者の嘆き

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ