表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
93/260

不意打ち


 アニーが息をのみ、年寄なの?とロビーの腕をつかんだ。

「たいへん、それ、はやく助け出してあげないと」


「いや、待ってアニー。その証言じたい、おかしいだろ?二十年以上、変わらないなんてこと、あるわけないんだから」



 二人の反応にうなずいたライアンは、だから、と警備官をみた。

「 ―― それからおれは、ときどき、あの教会をふいうちでたずねることにしてるが、いままで一度も、『狼男』どころか、監禁された男をみたことはない」


 じゃああなたがときどき山に登るのって、教会に行ってるんですか?とロビーがおどろいたようにいいたす。

「ライアン、ぼくも連れて行ってくれれば、二人で捜索できます」


「休日をまるまるつぶすのはおれひとりでじゅうぶんだ。だいいち、何人でいったとしても見つかるかどうかわからないんだし、実在するかわからない男だ」


 でも、とアニーがなにか言いたげに保安官ふたりをみた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ