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ダゲッドム族


「 いや、・・・これ、ばかにできねえかもな。 ―― 手の痛みがおさまった」


 ケンの言葉に警備官たちが驚いた顔をみあわせる。


 あのさ、とお茶を飲み終えたウィルが、ロビーに質問する。

「 ―― その、サマンサって人、なにか特別な・・・感じのひとだったりする?」

「とくべつ?まあ、お歳のわりに元気ですよ」


 昔からここに住んでるのか?とバートが聞いたとき、アニーが雪をはらいながらはいってきた。

 彼女の方が知ってるから、とロビーがサマンサのことをきく。


 注目をあびた女はひとわたり警備官をながめてから、そう、とため息のような声をだした。

「 ―― ライアンの話じゃ、役に立たなそうなのが来るかんじだったけど、あんたたち、どうもちがう感じがするもんね。 そろってからくわしく話すけど、  まあ、サマンサはむかしからライセット州にすむダゲッドム族なのよ。いまじゃもう彼女しかいないしあまり知られていないけど、ダゲッドム族は、ここではながいこと医者として頼られてた人たちなんだよ」



 医者ねえ、とウィルが前髪をはらったとき、ジャンたちが入ってきた。



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