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雪の中は想定外


「きいてた以上にまとまりがあるな。もっとはなしも通じないかと思ってたよ。でも、山での仕事に出たことはないだろう?」


 ジャンがうしろのルイに目をやってから、実際に山の中はないですね、とうなずく。

「 ―― ただ、うちにはケンがいて、今回は来ていませんが、ニコルって言う軍隊出の男がいるので、訓練はしてます。 ですが、こんな《雪の中》なんていうのは、まったくの想定外なんで、しょうじき、おれたちもとまどってます」


 ライアンはわらってしまった。

「ということは、きみたちはレオンにいいようにまるめこまれて、この仕事をおしつけられたんだな?」


 ジャンは首をふって、まるめこまれたとはいいませんけど、とルイをふりかえる。

「《正体不明の動物》があいてだから、こっちにはなしを振ってきたんだとは思いますよ。 ケンみたいにいうと、『大事な保安官仲間には相手をさせたくないから』、こっちにふった」

「あとは、うちの班長なら、正体がなんであれ、《狩り》はするだろうって思ったんだろうな」

 


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