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ファイル№07 ― 挨拶



  ファイル№07 ― 挨拶 ―




「 遠いところありがとう。ライアン・エバーソンです。 えっと、・・・いまのは、君たちのお仲間かな?」

 保安官用の防寒着をきた男は、帽子をあげて、むこうへぬけていった男たちを目で示す。



「いや、仲間じゃないけど、―― ま、それはあとで。 ガーバディ警備からきました。《要請部隊のA班》です」

 ジャンがそつなくあいさつし、握手しながら、あわててつけたす。

「あー、おれは副班長サブで、班長チーフは、こっちの男で」

 横にいた男が、バートだ、というひとことで、いちおう握手。


 つぎに握手して自己紹介したルイは、手をはなすと、緊張してますね、と保安官にほほえみかけた。


「 え?まあ、その、普段、こんなに大勢といっぺんにあわないものだから・・・」




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