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地図のバツ印


 東西南北と簡単な目印だけがあるその地図にバツ印が二つ。


「鹿とリスの距離だ」


 点線がひかれたその二点の距離は約一キロとかかれている。


「けっこう離れてるんだな」


 ジャンの感想に、レオンはわらう。

「動物にとってと、おれたちにとってじゃ感覚はちがうがな」


 そういって次に送られてきたのは、二十個ほどの点がつけられた地図だった。

「そのあと見つかった死骸の場所だ」


「なんていうか、今度はせまいな」

 ルイの感想にみんながうなずく。


 先ほどの地図に違う色で書き足された点は、はじめの二点をつなげた線を中心にしたようにちらばっている。


「『縄張り』って感じじゃねえな。人が絡んでるんじゃねえのか?」

 動物が獲物を追った散らばり方じゃねえだろ、とケンが端末をたたく。



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