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ファイル№003 ― 遠吠え ―



 ファイル№003 ― 遠吠え ―




「 まず先に、この鹿のほうから説明する。 住民から、前日に、山の方から『遠吠え』がしたって連絡をうけたライアンがみまわりをして、みつけたものだ。 近辺の住民は、さっき言った雪原に住んでる人たちだけだ。ここは、春から夏には草原になって、二軒しかない家はこの草原の中にある。二軒はヤギと牛を共同で飼っていておたがい助けあってる。 一軒は女二人、アニーとメリッサは三十代のカップルで、もう一軒は母親と息子、サマンサとテリーがいる。 昼過ぎに『遠吠え』をきいたのはアニーとメリッサで、テリーにすぐ連絡して、その日、三人で山に入ったが、『野犬』や『狼』なんかは見つけられなかった。 雪がずっと降り続いてるのもあって足跡なんかもみあたらなかったらしい」


 ここでザックが、もう雪降ってんの?と驚いた声をあげる。




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