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敬(うやま)い愛する


「 ―― ダゲッドム族は夜になると大きな火をたき、うたって踊る、おれたちにはわからない習慣がある。 おれたちの神の『夜』は静かにするのが決まりだ。 だが、―― 狼男はそれを見にいって、ダゲッドム族が気に入った」



 楽器をならして音を奏で、唄を楽しみ、焚火のまわりで女も男も踊る。



「狼男はダゲッドム族に野菜の作り方をおしえ、家畜の病気をなおした。薬草も大事にそだてるようにおしえ、そこから薬をつくることも教えた。 それでダゲッドム族は、ほかの先住民にも『自分たちは病をなおすことができる』、といいふらした」



 そのいいかたに、「スーフ族は、それが気にいらなかったみたいだな」とルイがわらいかける。



「まあ、先住民族どうしといっても、おれたちはそれほど仲がよかったわけじゃないし、暮らし方がちがいすぎたんだ。 それでも、『狼男』に対するダゲッドム族の態度をスーフ族は認めてた。彼らは、『狼男』を尊敬していた。その姿が変わっても、敬うことをわすれなかったし、《愛していた》 と、おもう」

 この単語のつかいかたは合ってるか?といちどジャンをみた。


「合ってるとおもうよ。聖堂教でも、神にたいしてつかう単語だし」



「だけど、男と女がこどもをつくるときにもつかうだろ? おまえらの言葉はわかりにくい」

 文句をいってから、「アマンダも、」とつけたすように名前をだした。







申し訳ございません。二百すぎます。。。

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