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毒矢


「 ・・・誰かが、カナンに毒矢を刺した。弓はおれしかもっていないのに、隠し持ってた。 この毒は、今じゃ狩りにもつかうのを禁じられてるのに・・・」

 雪の中で胸から矢をはやして倒れている仲間をさびしげにめでさし、だれが毒を持ってたのかおれはわからない、と首をふる。


「持ってたのはこいつみたいだな」

 ケンが、ポケットを探ったらあったという巻貝をとりだしてみせる。

 コルボクがあわてて、中身をさわるな、と注意すると、貝をそのままわたした。



「 て、ことは、彼はほかのだれかに、その毒矢をとりあげられた?」

 こんなところで自殺なんてしないだろうしなあと肩をすくめたウィルを無視して、バートが先をあるきだしながら指示をだす。

「 コルボクとケンは後ろにつけ。 ウィル、おまえが先頭をいけ」



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