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コルボクの装備


「ああ。 朝あいつらがでた時間をかんがえれば、もう三時間はたってるが、出て二時間くらいでこの吹雪になってるはずだ。風がよけられるこの谷あいでも、それほどすすんでいないはずだから、川沿いをさがしてゆけば追いつくだろう」

 言って、まっさきに斜面をおりだしたコルボクは、スーフ族の狩猟用の毛皮をきている。

 鹿と狼と山猫の毛皮をつないだというそれは、コートのように袖を通せるよう仕立ててあるが、頭からかぶるもので、フードになる部分には狼の耳を模したという、銀製の音が鳴る飾りがつけられている。

 

 その下にはスーフ族が普段着ている革の肩宛がついたシャツだけで、かなり寒そうだとザックは想像して身震いした。

 下に穿くなめし革のパンツだというそれは、なにかの蝋がぬってあるといっていたが、警備官たちがはいているものとちがい、防水といえるほどではないだろう。





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