表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
134/260

横にふる雪



 昼の休憩は、教会を目指す方角からそれた、山小屋へむかう途中で一度とることになっており、せっかくのぼったところを一度下るのだが、どういうわけか、くだってゆくほどに風が強まった。



 前が見えないというほどじゃないな、とジャンが言ったが、ザックとしては、みえないもおなじだった。



 だって、景色はほぼ白だけだし、風のせいで、雪は、横に降る。



 このさきにある山小屋をよくしるテリーはもちろん、こどものころにいったというルイもいっしょに先頭にいる。


 そのあとについていたバートとライアンが、顔をよせあってなにかはなしているのをみながら、ザックは被ったフードにあたる雪の音に負けないように、となりにいるロビーに、だいじょうぶか、と声をかけた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ