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ファイル№16 ― 理由




  ファイル№16 ― 理由 ―





 ロビーが驚いたのは、おっとりしたしゃべり方のルイが手際よく料理したことと、警備官たちがライアンと正体不明の獣について『真剣』にはなしあいながら、明日からの予定をたてたことだ。



 ロビーとルイでつくった夕食はきれいにたいらげられ、金髪をはらいながら「うまかった」と感想をもらしたウィルは、お礼にコーヒーをいれようとロビーに豆のありかをきき、ジャンとザックはさっさと食器をあらいはじめた。

 どうやら、こうやって大勢で食事をとるはなしあいに慣れているようだ。




 ロビーのすむ家には台所に六人がけのテーブルがあり、そこが満員になったのは今日がはじめてだった。

 冷凍庫にある肉が、一度でこんなに減ったのも。



 コーヒーカップがたりなくて、ライアンの家からザックが運んでくる。


 暖炉前のすきなところに座ってはじまった雑談に、ロビーもまじる。


 こんな大勢といっぺんにしゃべったのも、ひさしぶりだった。




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