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晩飯の誘い


「 一説によると、『狼男』がつくりあげた教会らしい」



 そりゃすごい、と本心から感心したジャンは、めずらしく班長が写真にみいっているのに気づいた。


「なにか気づいたことでも?」

「そろそろ、 ―― 電話はつながったか?」

 興味をなくしたように写真を放ると、窓のむこうをながめる。


「 あのな。そんなすぐにつながるわけねえだろ?レイに電話しようと思ってるなら今日はあきらめろ」

 ジャンが断言したとたん、壁につけられた電話が勢いよく鳴った。



『 あ、つながった。あのさあ、晩飯をロビーがおれたちの分もつくってくれるっていうんだけどさ、こっちにくる? 』


 受話器のむこうからのザックの質問にライアンが返事をするまえに、警備官たちはひろげてあったファイルをつかみ、隣の家にむかっていった。







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