<98>する、させられる
する、させられる・・は自動と受動の行為の差だ。分かりやすく言えば、自分でするか、相手によってさせられるか・・という違いになる。自分でやれば終えたとき、当然、(^ ^)した寛ぎ気分が湧くだろうし、相手にさせられた場合は、やれやれ、やっと終わったか…くらいの(- -)気分に留まり、寛ぎ気分には至らないに違いない。無理やりさせられた場合は、嫌だ、嫌だっ! (\ /)と怒れることだろう。
内川は朝からアレをやろう! と思っていた。ところが妻が朝食が終わったとき、あなた、アレをやってくれない…と言ったのである。内川は喉から手が出るほど、アレはねこれから俺がやろうと思っていたんだっ! と言いたかったが、グッ! と飲み込み、ああ…とだけ返した。
アレが終わったのは昼前だったが、内川に終わったぞ…という寛ぎの気分は湧かなかった。
こんなな場合は、しようとしていたことをさせられた・・という結果となり、寛ぎ気分にはなれないプラスマイナス=ゼロで、どぉ~ってこともないくらいでしょう。めでたくもあり、めでたくもなし・・ということです。^^
完