表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
83/100

<83>常識

 日常の暮らしで、常識だけでは(くつろ)ぎの気分は生じない。

 雲上はトイレの便座に座りながら、ふと、考えた。なにも便座に座って考える必要もないのに、である。^^

『…屋外掃除用ゴミ吸入機は売られていたかなぁ~? なにも(ほうき)で掃いて塵取りで集める必要もない訳だ。ドレーン式に吸入して集めてもいい訳だ…』

 そう結論して常識を打ち消し、便座から立った雲上はお尻を拭くのをうっかり忘れていた。汚い話である。^^

『ネットの検索で調べてみるか…』

 つまらないことをつまらないところで考えたものだが、そう考えたものは致し方がない。そのために朝食はが大幅に遅れることになったのは雲上にとっては想定外だった。食事は寛ぎの気分を得る一つの方法であり、身体を休める上で重要なのだが、雲上はお馬鹿にもそれを忘れてしまったのである。お腹は減らないのかい? と訊ねたいくらいのものだ。まあ、これもハングリー精神なのだろうか?^^ とにかく、雲上はネットで検索をした。

 屋外掃除用ゴミ吸入機が発売されているか? どうかは分かりませんが、常識を打ち破るところから皆さんが寛げる世界史上の発明や発見が生まれてきたのも確かです。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ