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<73>ハプニング

 (くつろ)いでいるときに、とんでもないハプニングが起これば寛ぎの気分は台無しになる。

 原口の計画では、Am.10:20発の特急[土竜(もぐら)2号]に乗り、Am.11:50に芋山へ着く予定だった。ところが、その土竜2号の猪頭線の途中で崖崩れが発生し、急遽(きゅうきょ)、バスによる代替え運送になったのである。目的の駅に着いたとき時刻はすでにPm.2:10になっていた。とんだハプニングだっ! と原口は怒り心頭に発し、寛ぎの気分どころの話ではなかった。ところが、である。仕方なくその地に一泊したのが運よく、素晴らしい旅館に出食わしたのである。

「あのう…明日の朝、タクシーで十時頃にでもお出かけなされば、よろしゅうごさいましょう。ゆっくり目的地に着けましょうほどに…」

 美形の旅館の女将(おかみ)に地酒の美酒をお酌されれば、これはもう、いい旅以外の何物でもなかった。

『こういうハプニングもあるんだ…』

 原口は±両方のハプニングに遭遇したのである。

 寛ぎの気分はプラス、マイナスのハプニングに左右されます。重く思わず軽くいきましょう。^^


                  完

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