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天気予報

9月24日午前1時55分 

坂井は静かにテレビ画面を見ていた。

そして2時になり天気予報が始まった。

『こんばんは。午前2時になりました。ミッドナイト天気予報です。

明日は全般的に晴れますが関西地方は午前はくもりになります。ではまた明日』

・・・・・なんだよこれ。かなり適当じゃねえか!ふざけんな!

それにちがう天気予報では明日は雨って言ってたぞ!

俺は傘を持っていくぞ!

と、ひとりでテレビに向かって怒っていた。


次の日の朝、坂井の住んでいる大阪府はくもりだった。

今日の夜の宣言どおり傘を持っていった。

ところが昼になるとからりと晴れた。

マジかよ・・・

すると隣から

「ねっ!あったたでしょ!」

高木がいきなり聞いてきたのでビクッとした。

「な、なんの話だよ!」

「見たんでしょ?天気予報!もういいじゃないですか。」

「・・・」

坂井は答えることができなかった。

「今日も見ましょうね!天気予報」

「チッ、分かったよ!見ればいいんだろ!見れば!」

それを聞いて高木は不気味にニヤついた。

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