エリアスの苦悩
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「今までずっと自分の中で悶々と悩んで、人に当たったりもしてきました。でも言葉に出せたことで、自分でも気づいていなかった自分の思いを知れました。シュスター様に聞いて頂いたことで、人から見た自分も教えてもらえました。人に話すだけで、こんなにも視界が晴れるのだなと驚いてます!」
ユリアーネは『自分はズルい』という考えから抜け出したくて、自分の知識を越そうと全力で勉強に励んできた。優秀さを褒められれば、『私はズルしています』と言えない後ろめたさから頑なに否定した。
でも、それを全てエリアスに話せたことで、とてもスッキリした。問題が解決したわけではないが、心が浄化された気分だった。
「シュスター様はどうなのですか? 王弟殿下にあれだけ口を出されれば、クライトン家は大人しくなるでしょうから問題ないですか? あの場に王弟殿下がいて下さって助かりましたね!」
律儀なユリアーネは、自分の問題だけ解決してもらうのは気が引けてしまう。エリアスの問題についても一緒に考えて解決したいと必死だが、そこは十歳の子供だ。『王弟殿下に助けてもらった弱いエリアス』と、自分が言ったも同然なのは気が付かない。
エリアスだってユリアーネに悪気が一切ないのは分かっている。でもユリアーネに指摘されたことで、自分の不甲斐無さを思い知らされた。自分で諍いも収められない男と、二つも年下のユリアーネに思われてしまったことが情けなく恥ずかしい。
思いがけず自分の秘密を話してくれたユリアーネの意外な内面に触れ、貴族令嬢にも色々な人がいるのだなとエリアスの心は少し温かくなった。自分の周りをうろつく令嬢は、エリアスの家格の高さや美しい容姿に寄ってくる下心のある傲慢な者ばかりだ。ユリアーネのような能力があれば、ここぞとばかりに自慢して自分を売り込んでくるだろう。
他の令嬢と比べようがない純粋なユリアーネが、自分の話を聞いたらどう思うのだろうか?
引かれてしまう不安もあるが、自分の置かれた状況にユリアーネなら共感してくれるのではないだろうかと期待もしてしまう。そんな自分にエリアスは驚いていた。自分が誰かを頼ったりするとは思わなかったからだ。
それに、ユリアーネが言っていた通り『言葉に出すだけで視界が晴れる』なら、自分の視界も晴れて欲しいと期待もしてしまう。
「ベルトランが言ったことは、完全に偽りではないんだ。面白くもない話だけど、聞く?」
気まずそうにそう言ったエリアスを見た瞬間に、ユリアーネの頭にフォルカーの『下世話だな』と言う嫌味な声が響いた。その声のおかげで自分が聞いて良い話ではないとは思ったが、エリアスのことが知りたくて自然と首を縦に振っていた。「兄様、やっぱり私は下世話でした。意地を張ってごめんなさい」と、心の中でフォルカーに詫びた。
「話は十年前に王妃様が亡くなった時まで遡るんだ。当時、僕の祖父は宰相ではなく、財務大臣だった。そして王妃様が病気で亡くなるのと同じ日に、僕の祖母は強盗に襲われて瀕死の重傷を負った。命は取り留めたけど、その日から家で寝たきりの生活になってしまった」
重い話だけにユリアーネが嫌になっていないか様子を窺うが、ユリアーネは聞く気満々で話を待っている。少し前のめり気味のユリアーネに、ホッとしたエリアスは話を続ける。
「王妃様の亡くなった日に、祖母は王妃様と面会予定だった。だからなのか王妃様の死に祖母が関わっていると誹謗中傷が飛び交ったそうだよ。最終的には王妃様は病死だから、祖母とは関係ないと証明された。だけど当初は国王陛下もシュスター家を疑っていたし、祖母を襲った強盗の捜索も国王陛下が早々に打ち切ってしまった。そんなことがあって、国王陛下とシュスター家の関係は険悪だったんだ。だから祖父が財務大臣を辞めた時に父は、『シュスター家や母を貶めた国王を、よく見限ってくれた!』と大喜びしたそうだよ」
エリアスの父親は随分と激しい方なのだなと、ユリアーネは驚いた。穏やかなエリアスからは、想像できない……。
「祖父は感情を表に出さず、常に近寄りがたい怖い人なんだ。父は喜怒哀楽がはっきりしていて、常に近寄りがたい怖い人なんだ。同じようで全然違うんだよ」
「……?」
ユリアーネの気持ちを感じ取ったのかエリアスは祖父と父の性格の違いを説明してくれたが、ユリアーネには怖い人なんだという印象しか残らなかった。
「政略結婚の夫婦らしく、祖父母の夫婦関係は冷めきっていた。父は二人がまともに会話をしている所を見た記憶がないそうだよ。祖父は仕事ばかりで家にいることが少なくて、たまに家にいても祖母が一方的に話しているだけで、祖父は聞いてもいなかったらしい。でも祖父が職を辞して家にいるのなら、夫婦関係に変化があるのかと父は期待した」
エリアスは紅茶を一口飲んで喉を潤した。
「父はね、祖母が祖父を愛していることは子供の頃から分かっていたんだって。だからこそ死期が近い祖母の最後の思い出に、少しでも夫婦の時間を作ってもらいたいと思ったんだ。でもね、仕事を辞めた祖父は相変わらず家にいなかった。そして半年もしないうちに宰相職に就くことになった」
エリアスのため息が重い。ユリアーネだって「何してんの? お爺ちゃん。お婆ちゃんの側にいてあげてよ!」と苛立ってしまうくらいだ。
「父は祖父が宰相を引き受けた時に、『シュスター家を貶めた国王の犬に成り下がるのか!』と祖父を責めた。当時から王妃様と祖父の仲を勘ぐる声が大きかったこともあり、「母より死んだ王妃が大事だから、王家に尽くすのか?」とも言った。それでも祖父は父の喧嘩を買うことなく、「それだけか?」と言って何の説明もなかったそうだよ」
さっきエリアスがしてくれた祖父と父の性格の違いを、ユリアーネは今やっと理解した。『静』と『動』だ。同じ熱い気持ちを持っていたとしても、表に出すか出さないかで周りに与える影響は大きく違う。
「シュスター家に宰相職が打診されたこと自体が謎なんだ。王妃様と祖父の不貞を疑い続ける国王陛下が、自分の右腕に祖父を置くはずがない。ベルトランの言う通り、クリステンス国との同盟を維持するためにシュスター家を重用していると見せかける必要があったんだと思う。お婆様の血筋はクリステンス国の王家と繋がっているからね。それに加えて、国王陛下とシュスター家の仲が険悪になることを良しとしなかった王弟殿下が、間に入って取り成してくれたのも大きかったみたい。それ以来、王弟殿下には良くしてもらっているよ。父は祖父の跡を継いで宰相職に就くのを拒んだけど、王弟殿下に諫められて引き受けたくらいだからね」
お茶会で王弟がエリアスに助け舟を出したのは、そういう経緯があるのかとユリアーネは納得した。
「祖父が宰相になったことで、父と祖父の仲は決定的に決裂して、シュスター家は以前にも増して常に空気が張り詰めるようになった。祖父や父だけでなく、使用人達だって常にピリピリしている。シュスター家の空気を和ませていた祖母が、怪我を負った一年後に亡くなったことも大きく影響していると思う」
貴族の家はドロドロしているものだが、エリアスの家はなかなか酷い。
コーイング家は、父は仕事が忙しく家にいないが、いる時は異国の話や、真実かは疑わしい武勇伝を披露してくれる。母はとにかくお節介だが、真面目で内にこもりやすい性格のユリアーネは、そのお節介に救われることが多い。兄は……、妹を下等生物と勘違いしている傍若無人だ。三人共ユリアーネの秘密を知っても受け入れてくれ、揉め事を起こしやすい娘の心理状況を理解してくれている。
その家族の優しさを当然のことだと思っていた自分が恥ずかしい。私は恵まれていて幸せなのだと、ユリアーネはエリアスに対して申し訳ない気持ちになった。
「半年前に祖父が父に当主の座を譲ったんだ。祖父は敷地内に別邸を作っているし、親子の仲が悪いから、顔を合わせることは全くないんだけど……」
今まで淀みなく話していたエリアスが言いづらそうに口ごもり、苦しそうに顔を歪めた。
「元々精神的に弱い母は、祖父が常に家にいて、いつ出会ってもおかしくない環境に馴染めなかったんだと思う。父の話に影響を受けていた母は、祖父は王妃様を愛しているから祖母の存在を疎んじていると信じてる。だから、僕みたいな祖母そっくりの子供を産んだ自分は、祖父に恨まれていると思い込んでしまった」
エリアスは「せめて僕の性格が祖父や父みたいに、堂々としていれば良かったんだけど」と言うと、力なく笑った。
「周りの影響を受けやすい母は、シュスター家のギスギスした空気にずっと蝕まれていたんだと思う。その上、恐れている祖父が常に家にいることになって、いつ顔を合わせるか分からない不安が引き金になって心が壊れてしまったんだ」
そう言ったエリアスは、辛そうに目を伏せてため息をつく。
「そして、その不安を僕にぶつけるようになった。『どうしてシュスター家の色である、赤髪・緑目で生まれなかった!』『なよなよして、どうして威厳がないんだ!』そうやって僕に当たる毎日だった。そんな時に母の噂を聞きつけて来てくれたのが、母の幼馴染でもあるコーイング夫人だった。母を実家で静養させ、僕をこの家に呼んでくれたんだ」
辛そうに微笑むエリアスに、ユリアーネは何と言ったらいいか分からない。
「……あの、私、ごめんなさい」
とにかくエリアスに申し訳なくて謝る以外の選択肢がなく、ユリアーネは膝におでこがぶつかるまで頭を下げた。
「シュスター様が我が家に来るのは、何か特別な理由があると思っていました。ですが、こんなに辛い思いをしているなんて思わなくて……。毎日来るのに、どうして何もしゃべらず帰っていくのだろうと思っていました。私、とても不愉快な態度だったと思います。本当に、ごめんなさい」
青い顔をして頭を下げるユリアーネを前に、エリアスは慌てた。対人関係に難が有るユリアーネだから、人の気持ちに疎いと思っていたのだ。まさか、こんなに素直に謝られるとは驚きだった。
「ユリアーネが謝る必要ないよ。僕の方が、すごく態度が悪かった。僕こそ、ごめんね」
「シュスター様に謝られたら、困ってしまいます」
エリアスの気持ちなんて一切考えず態度が悪かったのは自分なのに、エリアスに謝られては立つ瀬がない。ユリアーネは顔を歪めて、肩を落とし困り果てる。
「じゃあ、二人共謝罪を受け入れたから、もう謝るのは終わりにしよう」
そう言って微笑んだエリアスの笑顔は柔らかく、まるで優しい空気に包み込まれるようだ。ユリアーネはフワフワした柔らかいものに包まれて、空に浮いている気分になっていた。
身近にいるフォルカーもエリアスに負けず劣らず物語の王子様みたいに美しい顔をしている。しかし、常に人を見下した冷たい顔は、王子らしさは一切なく悪い魔女みたいだとユリアーネは思っている。
だからなのか、エリアスの温かく輝きを放つ笑顔が眩しい。菫色の瞳から優しさが溢れ出ているエリアスを、ユリアーネは心の中で「天使!」と叫んで拝んだ。
「祖父と父の仲が悪いのも、祖父と国王陛下の仲が悪いのも有名な話だからね。それをネタに揶揄ってくる奴も多い。だから、つい壁を作って自分を守る癖がついているんだ」
エリアスの気持ちが、ユリアーネには良く分かる。
「私も自分を守るために壁を作っているので、その気持ちとても良く分かります。シュスター様の壁は自分を守るために完全防御に徹していますが、私は守りと見せかけた攻撃で相手を傷つけていましたけど……」
「うーん、防御かな? 僕としてはビビって逃げていると言われる方が正しい気がするけど……」
「そんなことは絶対にありません。シュスター様は強く優しい方です!」
エリアスはずっと息苦しい家の中で独りだった。父からは放置され、ついには母に傷つけられた。ユリアーネだったら耐えられない仕打ちだ。それなのに、エリアスは何事もなかったように微笑んでいる。
エリアスは守ってくれるはずの家族に苦しめられている。どうして笑っていられるのか、家族に守られてきたユリアーネには想像もつかない。
「どうして、家族を恨まずに、守れるのですか?」
尊敬の眼差しで自分を見上げるユリアーネの言葉に、無防備だったエリアスは息を詰めた。
年下のユリアーネに家族も気が付かない自分の心をあっさり覗かれて、エリアスは張り詰めていた糸が切れた。ずっと閉じ込めていた『辛い』『苦しい』『悲しい』『寂しい』という感情が、止める間もなく一気に溢れ出した。
「僕が不満を言えば、周りの人間から母が責められる。そうなると、母は弱い人だから耐えられない」
エリアスの言う通りで誰かに責められていたら、エリアスの母は今よりもっと深刻な状態になっていただろう。
「それに僕が騒げば、シュスター家の現状が世間に広まる。家族は不仲でバラバラ、両親は子供に無関心なんて、世間の好奇の目を引くだろう? 当然父が国王陛下を良く思っていないことも漏れ広がり、王家に牙を剥いたと叩かれる。結果、祖父も父も今以上に、お互いに恨みを抱く。そうなったら、シュスター家はどうなると思う?」
「えっ? えっと、家名に傷がつきます」
「そうだね、家名に傷がつく。だけど、僕が一番怖いのは、家族の絆が失われることなんだ」
意識せず何度もうなずいてしまうほど、ユリアーネには納得できる話だった。
特殊なユリアーネを家族が理解して受け入れ慈しんでくれたのは、家族の絆があってこそだ。確かに家名なんかより、家族の絆を傷つけられる方が許せない。
しかし、シュスター家に家族の絆は、果たしてあるのだろうか? 傷ついた子供をほったらかして、自分達のことしか考えていない家族。絆なんてとっくの昔に弾け飛んでいないか?
思っていることがそのまま顔に出ているユリアーネを見たエリアスは、ユリアーネの素直さに思わず笑ってしまった。
「ユリアーネが思う通り、シュスター家の家族の絆は壊れている。だけど、失われてはいないと僕は思っている。今の祖父と父の状況は、特別酷い親子喧嘩だと思うんだ。でも、シュスター家がこれ以上世間から騒がれたら、祖父と父はお互いを憎み合うと思う。それは避けたい。いつか家族が笑い合える日が来る希望を、僕は捨てたくないんだ」
「それで自分が、傷ついても、ですか?」
「家族の絆がなくなったら、もっと傷つくからね」
そう言って静かに微笑むエリアスを見たユリアーネの胸には、苦しい思いが広がっていく。守られるばかりで何の力も持たないユリアーネは、当然エリアスを助けることはできない。
「シュスター様は家族を守るために一人で頑張っているのに、私は家族に守られるのが当然だと思っていて……。本当に自分勝手で、ごめんなさい!」
家族のありがたみも分かっていなかったユリアーネは、社交界で家族に迷惑をかけ続けてきたことにも気付いていなかった。自分は何て甘い考えで生きてきたのだろう。
それに引き換えエリアスは一人で戦っている。その孤独が辛くて、何もできない自分が悔しくて、ユリアーネは涙が止まらない。
ついさっきまで『自分には膨大な知識があって、出来ないことはない』と思っていたが、実際にはエリアスにかける言葉も思いつかないただの世間知らずだった。
「……ユリアーネ、どうしたの? 大丈夫? 泣かないで」
盛大に泣き出すユリアーネを、エリアスはオロオロと必死に宥めた。緩くウェーブがかかったダークブロンドの頭を撫でるとユリアーネが少し落ち着く気がして、エリアスはひたすら頭を撫で続けた。
物心ついた頃からピンと張りつめた家で過ごしてきたエリアスにとって、人と接するのに一番重要なことは『困らせない』『怒らせない』だ。だから、それ以外の感情は鈍くなってしまって、ただ大人の顔色を窺って日々暮らしてきた。
そんな毎日だったから、自分の為に泣いてくれたのはユリアーネが初めてだ。すごく困るけど、泣く程人に気にされるのも悪くないなと思える。
ユリアーネは「何も、できない上に、泣いて迷惑をかけて、ごめんなさい」とまた謝った。涙も鼻水も止まらず泣きっぱなしだが、一生懸命顔に力を入れて泣き止もうとする努力が見て取れる。
エリアスは涙ってこんなに歯を食いしばって止めるものなのかと驚いたが、ユリアーネの必死に頑張る姿が可愛らしくて心が和んでしまう。
「親戚が親切なのか嫌味なのか、祖父と父の確執を教えてくれるんだ。教えてもらったところで僕はどうすることも出来ずに、家の隅で時間が過ぎるのを待つしかできない。逃げ出す訳にもいかず、家族を取り戻したいのに、僕にできるのは黙っていることだけ。僕も同じだ、何もできないんだよ」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃなユリアーネの頭を撫でながら、エリアスは優しい笑顔を向けている。
「ユリアーネは何もできないと言うけど、僕の話を聞いてくれて僕の為に泣いてくれた。おかげで僕もすごく心が軽くなったよ。ありがとう」
「……、し、師匠!」
自分を真っ直ぐに見つめたユリアーネに両手を握られた上に、変な呼び名で呼ばれたエリアスは混乱して「師匠? 誰?」と辺りを見回した。
「師匠は、シュスター様です」
即答で断言するユリアーネに、エリアスは「えっ?」と目を丸くする。そんなエリアスにユリアーネは尊敬の眼差しを向け、握った両手を上に突き上げて興奮そのままに宣言する。
「私は今まで自分のことしか考えていなかったけど、師匠みたいに誰かの為に頑張れる人になります。そして、師匠みたいに強くなって、人の役に立ちます!」
思ってもいなかった宣言に、エリアスは意識が飛びそうだ。
「……ユリアーネの中で僕は凄く美化されてしまったみたいだけど、強くなんてないよ。人の目を気にしてビクビクしている弱虫だよ」
重い話を聞かされてさぞ困っただろうと思っていたのに、ユリアーネからはそんな空気は微塵も感じられない。それどころか、ユリアーネは自分に尊敬の眼差しを向けている。エリアスは居心地が良いような、悪いような、不思議な気持ちだった。ただ、師匠と呼ばれるのは恥ずかしすぎて困る。
「……ユリアーネ」
「はい、師匠!」
「……。気持ちは嬉しいけど、師匠は恥ずかしいから、エリアスって呼んで欲しい」
ユリアーネが肩を落としてがっかりした顔をするので、エリアスは自分が物凄く悪いことをしている気分になった。
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