いつしか開拓された道に後から来る者も同じ事をするだろう:下
『【圧列斬】』
その攻撃はもう見た。左右に分裂しながら攻撃してくるのだが後ろに下がりつつ変光星で燃やし尽くして掻き消した後に槍を胴体に向けて力一杯に投擲を行おうとするのだが後ろから飛び込んできた意思なき影が邪魔をして来たのだがそれすらも貫通して胴体に直撃するとすぐに自分の手元に戻って魔力と結合を始めた。
自分の魔力を微かに伸ばして投げても戻せるようにしておいたことによりこうやって遠い場所で手が届かなくてもこうやって回収できる事がどれほど楽だということか…どんどん動きが苛烈になっていくのに比例するように、変光星に宿っている魂さえも昂っていき〔秘華の炎導〕の影響力も大きくなっていることで爆発的な速さと圧倒的な火力を出せることが徐々に可能になって来ている
『【暗海】【幻影】【暗海】』
空中でさえも呑み込むような広がりを見せる影は自分の視線さえも奪っていき首に鋭い殺気を感じ変光星から放り投げられるように飛び出た【超煌弾】が自分を巻き込むほどの威力の爆発を見せつけてどんどんと影を蝕んでいく。体を休めている暇なんてこの戦いには存在してはいけない、この戦いに残るのはただの生死を分ける戦いと己と敵の欲だけが蔓延るそれだけで十分なのだ。
(ここに来て同じような技を連続して攻撃を続けてくるせいで攻撃の意図が本当の意味で分からなくなったな…)
体全体に囲むように展開される影を振り払いつつ変光星を壁に差し込んで壁を地面にして走り込んで短いが助走をつけて走り込む、槍に魔力をこれでもかと流し込みそのまま自分の体に一瞬だけ黝危槍デリュティーから溢れ出る怨念を浴びて一時的に負を故意的に宿す、ほんのちょっとだけ入れただけでもここまで吐き気とか全身に苦痛が走るくらいの激痛だけど少しの辛抱だ…どうか体よ持ってくれ
槍を竜の頭に向けて穂先を向けると影もすぐに息吹のようなものを吐き出して近寄らせないようにしたのだがそんなものなんて関係ない…ただ突っ切るのみ!
「魔力に適合しやすい怨念のおかげでここまで人間離れた動きができるもんだよな【黝電衟】!」
『曇』
暗海、幻影、圧列斬、影剣の舞踏と多くの技が繰り出されて来たのだが……「ドン」?そんな言葉から始まる攻撃知らないぞ?つまりこんな土壇場で錯乱するために残しておいたやつなのか
(いやこの際引いてしまったら次来る攻撃のチャンスが分からない、このままうまいこと行動するしかない!)
竜は両手を翳して異様に伸びている鉤爪をばつ印を描くように、滑るようにして動かしていき近づこうとしていた自分を切り刻もうと迫って来るのが分かる。槍で竜の右腕を弾いて左腕に飛び移って【黝電衟】の効果が続くまでの間槍を影に差し込んで猛ダッシュで首に駆け上がる。
「土壇場はこっちの!?」
『天!!』
文字通りに目の前が真っ暗になった!魔力で流れを確認しようとするのだが元々ここが魔力の流れが強すぎるあまり察知ができません、ただ単に攻撃をするのならここまでしなくてもいいのだが全く視界を潰しにきたと言うのならそれ相応の技が自分に降り注いでくるってこと。
こうやって考えて行動するとまともな行動ができなくなるからまずは安全確認として動かないといけない動けば手に持っている槍の感触は全くあるからまだ大丈夫なはずだ、体の動きを止めずに異様に発達して自分に向かってくる塊のようなものを避けたり跳ね返したりしながら動く
この先に自分が求めていたものがある。そう手を伸ばしたところに紅く燃える大剣が壁を溶かしていた
「だいぶ視界がクリーンになってきたな…これで身動きが取れるってやつだ…」
『【光芒】』
霧がだんだんと薄くなっていると同時にやってきた光線のような連携技は左右に動きながら確実にこちらを貫こうと飛んできていた【宝物庫】に槍だけ仕舞って変光星を構えて【起爆】したのだがそれに影響されずに首に入り込んだのだが全く変化がなく何がしたかったのだか分からなかった。すぐに竜から放たれる影達が槍のように降り掛かるのが確認できたところで体に異変が感じられた。
「なんだ?この体の不調が急にやってくるこれは……あのクソ影!技をパクリやがったのか!!」
体に不調があると言うことは全くと言っていいほど軽い言葉でしまったのだがこれはどう見てもさっき体に入れて消えかかっていた怨念が影が放ってきた光線がどう言う理由かは分からないが怨念に過剰反応を故意的に起こしたせいで体に力が入らない
体の魔力をうまいこと動かして蠢く怨念をどうにかして鎮めるために一旦後ろに下がろうとするのだがそれを許してくれない影は容赦なく飛びかかるところで小さな光る球体が前に出て障壁を築いて攻撃を抑えてくれていた
「ジェバルさん!急に倒れて大丈夫ですか!」
「正直言ってこれやばい」
横から駆けつけてくれたシグマリが精霊に話しかけてどんどんと障壁が強力になっているのが分かる。それに自分の体に触れて精霊達が体の中に入り込んで怨念をどんどんと消し去っていきいつの間にかいつも通りになっていた、さすがは回復・治癒魔法なんでも治せるのはこの世界で重宝するべきものだと思うよ
シグマリは首を傾げて精霊達に話しかけているけど体調がどうとか言っているからそこまで重大ではなさそうだな…体を動かして立ち上がろうとした時に影がシグマリに手を伸ばそうとしているところを変光星で叩きつけるのだがうまいこと避けられて後ろに下がられてしまった
「回復ありがとう。精霊達にも感謝しているって伝えておいて、ヘマなんてせずに終わらせてくるから」
すぐに足場から降りて変光星に炎を付けて勢いを付けて剣を振るうのだがうまいこと弾かれてしまった。急に変な攻撃をするから驚いたけどこちらの攻撃を真似して面倒事を生み出せるのはとてもすごいと称賛しておこう。
体力に関しては今もゴリゴリに削られて結構嫌になって来たのだがなんとか影の放つ攻撃を避けるか擦るくらいに収めることができているのなら一番いい。それにこっからまた変な攻撃を繰り返していてもあの曇天の視界の暗転から少しづつ効果が弱まって来た所を狙いすましたかのような光芒という剣で弾くことができなかった非物質の攻撃を喰らってでの怨念が強く破壊衝動を怒らせる黝危槍の【W.I.E.R.D】のような似たような攻撃を不意打ちのようにして隙を突いてきた
(ここまでしてくる理由はなんだ?やはり初めの胎児への攻撃か?それにしても喧嘩を売ってきたのは従えていそうなあの蠅のせいなのだが…)
考えると動きにも支障が出る。何も考えないで動くのはいつか自分の首を絞めることになるのでそれだけはやめておきながら相手の繰り出してくる攻撃をよく観察する。容赦なく飛び交う影をすり抜けるように避けながら攻防を繰り返す。
『【曇天】……【光芒】』
「その攻撃は身に染みて危険だって分かる!そして手元には変光星があるんだ」
真っ暗な視界でかなり不安定だったと言う言い訳で思ったような動きができずに二回目だと言うのに言葉の通りギリギリだったのが少し悔しいが一応成果はあった新星では全部とは言えないが反射することに成功した。なるほどね…格納は無理だとしても反射なら十分働いてくれるのなら存分に使わせてもらうだけだ。
攻撃はどんどんと熱を帯びていきそれでも強気で攻めてくる竜がこれから何の技を使うのか考えながら壁を自由自在に動いていたところで急に影が竜の姿から元の人型のような体型に戻り足元にばら撒かれた影から矢のようなものが行き交い周りに囲まれて動けなくなる前に黝危槍を手にして【黝電衟】を使用して機動力を得て後ろに下がろうとするめに声が聞こえた
『竜との契約を結びし胎児から生まれた短命はここまで長生きすることができた。私はここで主を模することしかできないがここから先は戦いの中で見つけた最期の悪足掻きを見ず知らずの子に向けてしまうことに悲しく思いますがこの思考に辿り着くまでの死闘があったからだろう』
この言葉の最後を言う前に自分自身が真っ黒な雷と変貌して頭上から高速で物凄い勢いで首に向かって攻撃をして跳ね返る反動を利用して連続して攻撃を繰り返して全身に均等…しかしただ攻撃を受けているようにしか見えずに警戒をしていたら急に左右から挟まれた影に身動きが取れない状態になってしまった。
『【如夢幻泡影】、全ては夢幻のような一時。しかしそれには必ず終局が訪る』
「これは抜け出せないっ………やばい!」
槍で無理矢理影を剥がそうとするのだが全く動かずにしっかりと体を固定されて何もできない状況になってしまった。もしかしたら新星を【宝物庫】から取り出して【格納】をしてから【放出】でやろうと思ったのだがそんなことができる感じが一才湧かない。ただ相手の出方を伺うことしかできなかった
『ただ紛うことなきその一寸の心得にして祖が放つ真逆の技、深緑の鶸蔓竜と匹敵するこの刃……【緑蔭】。』
色づいた真っ黒だった影に深緑色の宝石のように輝く色を見せて自分の頭から降りてくる事の自分を刃として振りかざそうとする事の技に対して咄嗟に【宝物庫】から飛び出して来たのは甲飆竜の終亡志刃だった。自分のことを守るように剣が勝手に動き始めて影を切り刻むとすっぽりと体にかかる力が抜けてそのまま落下していくのだがさっき飛び出したあの攻撃から感じられた物に手も足も全く出る感じがしなかった。
(緑蔭…とか言っていたがあれには自分の動きで何とかできる物ではないと言うのが直感的に読み取れた。あれはヤバい、【宝物庫】から甲飆竜の終亡志刃が飛び出て影から逃がしてくれたのはありがたいけどもうあの奇跡が起きることはない)
さっきの緑蔭で起きた攻撃の余波は凄まじく至る所が抉り取られていた。今思うと羽織っていたあの外套がそこになく手に持っていた槍は今ので亀裂が強く走っていた。すぐに【宝物庫】に入れておいて甲飆竜の終亡志刃を手にしておく
(破壊、それに怨念とかそう言うのが触れて相手に衝動を起こしているようには見えないしこれも何かの効果があって………完全に破壊しようとしていたからその意識でここまでになるか?)
人型になって狙いが定まりやすいのはいいことなのだがそれよりも周りに浮いているあの剣と斧が不気味すぎる。これも何か自分の持っている槍から学び取ってからのものか?取り敢えず気を付けておかないと命に関わることになる。
影はゆっくりとこちらの方を向いて無言で斧を手に取り静かに魔力を練っているのが感じられる、軽々と振り回して自分の方に投げつけてきた。しゃがんで飛んできた斧を避けて攻撃が通る自分の射程距離まで近づいて刃を向けようとした時にまたあの感覚が襲った
『殺せなかった……ならばもう一度。【如夢幻泡影】』
「殺せなかったらもう一度ってどう言うことだよ!!」
どんどんと周りから集まっていく魔力達が影に集まっていき地面を伝って自分の足元に絡みついて移動を阻害してきた。甲飆竜の終亡志刃の圧倒的な力で影を吹き飛ばしたのに次から次へと絡みついてくる。
もう一度あの攻撃を喰らうと言うのなら…死だけしか待っていないのだろうと考えてどうにかして生き残ろうと動いていた時に二つの斬撃が影の行動を止めた
「ここで踏ん張らなくてどうするんですか!ジェバル殿【剣鬼刀:呂灯】!」
「兄ちゃんの助けになるくらいだったらこんくらい何でもしてやる!すぐに立て直すんだここで時間を稼ぐからよ【破錠撃】!」
「助かる!」
すぐに【宝物庫】から取り出したヒビ割れている黝危槍デリュティーを差し込んで即効性がある【W.I.E.R.D】を叩き込んで一瞬だけ体を縛る力が弱まったのを確認して足を踏み切って影から脱出することができた。すぐに槍を仕舞ってすぐに足止めしてくれている二人の元に向かう
「ありがとう本当に助かった。次の一連で終わらせる…影野郎。いや《海闊天空の暴蟲》から生まれた子守を続ける胎児を守る影!」
壁を氷を生成しながら滑りつつ相手の攻撃をどんどんと弾き、避けて、目に見えないほどの圧縮された刃をかわす。こんなにも動きまくって正直体はどうしようも無いくらい悲鳴をあげているのだが最後なんかだからこれくらいは我慢してくれ、真上から降り注ぐ影を振り切って夜同様の霧を飛び越え眩しすぎる光を跳ね返す。
『【影剣の舞踏】』
「これくらい竜の風には無意味だ!」
真っ黒な影達が牙を剥き出すようにしてこちらに襲いかかってくる。
ただそれを手に持っている強靭な刃は心無しか奮い立っているように感じ取れた
首スレスレに通り過ぎるこの斬撃を横切るように動いて一連の動作を終えたところで影にどんどんと魔力が集まっていくのを感じここで戦いを終わらせると息巻いているように見えた。自分の身体が重くても気合と貰った魔術で切り抜いてみせる
「よし、それとなく…いや必死に動いたからこそここまで時間を調整できた。本当だったら死ぬかもしれないこの状況を覆せたのは紛れもなく他者の協力のおかげだな。そしてここで最後の加速を掛けようと思う…“猫灼魔術【背水の陣】”」
“猫灼魔術”【背水の陣】のおかげでこの致命傷を負っている状況に自然と世界も認めたのか〔秘華の炎導〕の最大威力と同等の力の上昇は紛れもなく今までとは違った世界を見せてくれた。
相手の出す【如夢幻泡影】は影の祖あると考えるべき深緑の鶸蔓竜と同等の【緑蔭】を以って終わる技だ。それに子守を阻害する物、竜であれども潰すと意気込んでいるお前はその攻撃を以ってしても俺を殺せなかった。こうやって目の前でまた攻撃を叩き潰そうとしているんだからな…その覚悟は認める!
体の奥底から溢れ出すこの力を振り絞ってこの攻撃を贈ろう
「竜との契約を結んだ同士の因縁かもしれないせいでこうやって戦っていたけど、早いようで長かったがここで子守は終わりだ………覚悟を決めるんだ!「終わり亡き志に刃を」!」
『ここまでか……………【緑陰】!!』
最後に甲飆竜の終亡志刃の突きが影の出した【緑蔭】を打ち破ってそのまま体に刺さり影の身体の中に風穴を通すことができた。影は今にも砕けそうな体を平然だと言うように立ち竦みこちらをじっと見ていた。
『闇雲に動くその姿はいつしかこの世界を動かす火種と変わるだろう。しかし、この頭から離れぬこの景色を失いたくはない……最後に言っておこう見事だった』
「そうか」
『またどこかで……戦えると………いい、な……』
そのまま後ろに下がり溶岩の中に入り込んでいったのを視認して一段落付けて地面に腰掛けたところで足場を持ち上げていた溶岩の勢いがおさまってどんどんと落下していくところで三人が乗ってきてくれた
「ジェバルさんこのままだと上に行くのに時間がかかってしまうのですぐにここから降りてきた場所を戻りましょう!」
重い腰をあげて壁にまでの道を作ろうとしたのだが突如体にかかる重力が急激にかかった気がした。まるで押し上げられるような感じがするこの感じは上に持ち上げられている感じ…すぐに魔力の流れが変わったことで分かったのだがこれは影が守りたかったあいつのせいだ
下を見るとそこには近くには全てを溶かすと言われている深紅の色の溶岩が今にもこちらに垂れて来そうな状態で自分一人が魔法と変光星を多用しながらどうにかこの先の道の活路を模索する。自分のいる場所はいつ死んでもおかしくない状況で天井から振り落ちてくる炎の球が運命を定めているような気がするし天井を溶かしたせいで空がよく見える。
「こちら側の体勢を絶対に変えるなよ?!【恒久】の範囲からは絶対に逸れるな!」
シグマリが一生懸命に動いてくれているのだが、ここまで来ると何もしない方がいくぜんかマシな気がする…砕き切った岩をどかして三匹を外に出しておく、これで心置き無く体を動かす状況に持っていくことができた。
しかし、これからの動きが大変になってくるぞ?なんせ相手は古代種の魔物…見た目は美しい蝶の姿をした何かなのだが…
「見た目がデロデロで全く綺麗だなんて分からねぇ!」
相手はこの火山に住み着くとてつもない強力な魔物…そんなちっぽけな攻撃ですぐにへばるとは思えないしここから蝶のところに行くには溶岩の上に浮かんでいるあの小さな足場を伝って行くしかないが…到底無理なことだ、ここは慎重に相手の行動を読みながらのことをしないと本当に死ぬからな…こんな状況でも笑みを浮かべてしまう自分が少し怖い。
「それにここでくたばったら海上調査になんて行けないからな……こっちも持久戦だったらさっきまで嫌と言う程やって来たんだ、やってやるぞ!」
まだ足場は安定している中でこんなにも綺麗な光景を見るなんてな…下には危険だが唯一の煌めきとしてここを照らしてくれているし上から来る岩にも気を付けないとな…後手に回るといつかは大差をつけられてしまう。
こんな強靭な体を少し労りながら目の前にいる美しいはずの蝶に向かって一言大声で言い放つ。
「さっさとその翼を使ってここまで上がってこいよ!!」
蝶はその言葉と同時に大きな火の玉…溶岩の塊を飛ばしてきた。当たったらひとたまりもないだろうな…変光星と首にぶら下がっている〔秘華の炎導〕を強く握りしめて覚悟を固めた。
ここまで戦って生き延びることができたんだ、これくらいなんてことは無いはずだ!体の力を振り絞って変光星を振り続けていたのだが蝶は足場を押し続けて空デルヒット火山の頂上まで持ち上げてそのまま何か球体みたいなものをこちらに投げ込んで姿を消した。
「兄ちゃん!ここからどうするんだ?!このままだとどっかに落下した時の反動で皆死んじまうぞ!」
「そのくらいは分かっているって!シグマリはさっき飛ばしてきた球体を持っていてくれ甲飆竜の終亡志刃…最後の最後まで頼ってばっかしだがまだ大仕事が残っているからな【堰流天】!」
甲飆竜の終亡志刃を足場に差し込んで魔力を込めると風が足場を覆い完全に浮遊する状態にすることができた。残っている魔力を使い切る勢いで風を起こしてそのまま技巧の国付近にある森に無理やり方向転換しておいて不時着した。数分後国の傭兵さん達に保護された。
あの蝶はなんで手負いの自分を殺すのではなく逃した意図が掴めないが無事全員がこうして脱出できてよかった。
「おい!横で横たわっている三人よりもそこにいるお兄ちゃんが一番重症だぞ!早く国に救援を呼ぶように手配してくれ!おい大丈夫なのか?かなりの出血だが…」
「いやー結構危ない橋を渡った自分が馬鹿でしたねーアハハハハ」
最強ベビーシッター…海闊天空の暴蟲から生まれた胎児を守る影の存在意義と技を書いておきます
胎児を守る影は遥か昔幻想と謳ってもいい程の辺境の奥底で生まれた海闊天空の暴蟲が途方も無い海を超えてやって来た大陸に住処を探している際に一匹の竜と出会いました。竜は非力な蟲である海闊天空の暴蟲を殺そうとした所で〔ー情報規制ー〕をしたことでこの世に生まれました、竜には敵わなかったが一矢報おうと努力したのを認められて竜との契約を行いました。
影は自分自身である本体を守るべく近づく者が竜であれ必ず殺すと決めている
【影操作】:自分の体の一部を利用して変幻自在に動かしたり止めたりする事ができる。部分部分を強靭に置き換えて岩を砕いたり微塵斬りにでもできます、それに自分の体をうまく調整して大量の武器を作らせて利用していました
話の中では上半、下半身を分裂させて奇襲をかけたり地面を削り取ってジェバルを押し潰そうとしました
一番使っていたのはこれ、万能すぎるの面白いね。え?これより万能なやつって主人公が持っているんですか?!
【幻影】:空気中に影を馴染め込ませて瞬間的に相手に認知を阻害する自身の体を使った魔法。相手には【幻影】を使わない状態の蜃気楼を強制的に視認することになるので効果を発揮している時は全く警戒されない、作中で一番例としてあげられるのは“猫灼魔術”【惑炎の舞】がそう
【影剣の舞踏】:全方位から一斉に体の一部を飛ばして修復効果を促した後に自身の意識に沿った形に変形した後突発的な魔力を帯びる、とんでもなく鋭利な物へと変換されるので刺されるととても痛いです
【圧列斬】:体の動きに沿って行動をする斬撃であり魔法を躱しながら動いた分を促進力に引き換えて攻撃をした。余談だが実はこれ剣闘舞の波動斬を応用した物である
【暗海】:唱えた本人に接触している箇所から制限なく体を広げていって情報収集を可能とする事ができて設置等の魔法は貫通する事ができるオプション付き。範囲攻撃
周りの魔力を吸い上げて影の修復や増量に手を加える事ができる
【天影累々】:【暗海】での効果から反映される魔法であり効果は自身の目標である者への疑似的な模倣ができる、影が模倣したのは竜だったのだが模倣した者は誰だったのか
【影は頂に向かう、彼の祖がそうしたように】:【天影累々】を極限まで高め、そしてここから向かう勝利に祈りを捧げる儀式のようなもの。頭の中で影として生きてきた記憶を辿りながら影として全てを蘇らせる。特にこれを使用した時の瞬間をどう使うかは本人次第
【曇天】:対象物を覆うように真っ黒な霧が襲いかかるような攻撃、相手が手から届く範囲ならば必中の技となり範囲は発生源から半径20メートルに広がる。魔力を全面に展開するので魔法関係の探知は無意味になるので注意、唯一この中を簡単に見通すのなら【感応】とかこれ自体の霧を吹き飛ばすくらいの吹き飛ばしをすればなんとかなる。ここから繋げる攻撃は打数が多いので【暗海】とか【圧列斬】、【光芒】が一番合わせ技にしては一番だと思います
ジェバルは己に眠る勘だけで【黝電衟】の状態で動きまくって状況確認しつつ飛んできた影を跳ね返していった。普通だったらおかしい
【光芒】:【曇天】からの連携した攻撃。一瞬影自身が見えたほんの先の未来から推測しての行動から生まれる一本の道筋はその光と同等の意味を成す。影とは真反対の技であり非物質なので剣での跳ね返しは効かない。だけど魔法を跳ね返す事のできる新星にはそれが通用しなかった
当たると体に溶け込むように入っていってそのまま内側から細胞を破壊してくる、ジェバルとの戦いの中で破壊衝動を参考にして作られたものです
【如夢幻泡影】:儚い希望を込めて、いつかこの技を送るのに相応しい強敵に全力をぶつけたい。その一心で生み出された技。体が許す限りこの夢のような体験をしていよう
【緑蔭】:必殺技。これまでの一連を全て込めた最後の希望を込めて強敵である君に送り届けよう
ここまで細かく設定かけるのは【死霊王】と同等に近い存在なんだよなぁ…




