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ラ・ラガス~創造魔法で異世界を生き抜く~  作者: タツノオトシゴ
水天一碧の広大な場を駆け巡る
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実際に目で見たものでしか価値は見出せない

「あ、ジェバルさん来てくださったんですね!どうぞ椅子とお菓子です…いやー私はまだやる事が多いのでお菓子でも食べてゆっくりしてください、早く終わらせるつもりですが長引きそうだったら申し訳ございません」


机に山のように積み上がっている書類を見て多分こいつが苦労していることを確認する…仕事熱心だけどその分部下とかの仕事も見てやるとか自分にはできなさそうだからな…

お菓子と言われたので近くに置いてあったケースの中を開けてみるとふむ、見た感じシュークリームみたいなやつだな。食べてみるがすごい甘い、こういう甘味があるからこそ人間頑張れるんだよな…何個か摘んで食べていたがオルフィットがテキパキとレポート用紙を取り出して準備をしている。入り口付近が激しいけど多分海上調査云々の人間が動いているんだろうな


「それで、お前は船の状況管理をするために行かないのか?こんなことで時間を取ったら予定の時間に間に合わないからこういうの遠慮していたつもりだったんだけど」


「何言いますか…情報と知恵を持っている人間から得られる物は限られていますがそこから色んな可能性を広げていくのが仕事ですのでこんなことでへばってられないのですが今じゃ賞金狩りが機能しなくなって物流が乏しいこともあって団員が必死に動かしているんですがトラブル続きで…」


ヘラヘラしながら笑っているがこいつもこいつで賞金狩りの大半をボコボコにしていることを隠していたしどんなもんなんだかな…それに物流がここまで動かなくなるまで攻撃した訳では無いのだがな…オルフィットの書類仕事が終わるまで情報整理しておかないとな…まずは賞金狩りとの戦いの途中で死素人から聞いてその約束を守るべく同じ場所に移動していた時だったな…


辺りの木に多くの斬り傷が残っていてかなり暴れた動きをしていたことを確認しつつ【索敵】して短剣を創り出して近くの木に向かって投擲するとそこから見慣れた男が現れた


「いやぁ…二日ぶりだねジェバル・ユースト、魔物の群れを放置していたのにも関わらずにそいつの親玉を倒しちゃうなんてね


「倒したっていうか勢いよく体ごと破裂したみたいな感じだけどね、それでウチの死累人に連絡するためにわざわざ矢を放つなんてなよくできたと思うよ」


あの侍との戦いの途中上から剣術で攻撃を繰り返していた死黒人の近くに音声付きの矢を飛ばすことで撤退するということやこちらに情報を提供するという賞金狩りにとって分が悪いのにこんな動きをするのか疑問だったが今こうして来たのなら何かしらの理由があるんだろうな…


「いや、とんでもない極悪人って周りが言っていたけど危ないところで僕とルーナのことを助けてくれる時点で悪い人間じゃないってことが分かったからこういうことをしているんだよね…一つだけ言えることは僕は君の味方だ、何かあったら協力することを約束するよ、というかルーナがそうしろって言っていたんだけどね」


「いいのか?ルウェーとクレバと同じような形になる可能性があるけどいいのか?」


「だって多分だけど彼らも同じ理由だと思うけどね、それに今は賞金狩りの動きというか監視員が全く機能しない状態になっているんだよね…僕も一応監視員だけど全く何か言える立場でもないしそれにボス先輩が結構危ない状況だしそれに元締めみたいなことをしていたバレトさんだってどっかに行っちゃったから魔導師のホディルさんが頑張って働いているんだけど他の金狩りが負傷者が多くてね…」


賞金狩りも結構大変なんだな…それにボス先輩ってルウェーと死累人と戦っていた人だし怒りで腕チョンパしちゃったしどうしようかなぁ…だけど治癒魔法なんかできない自分が行くのもなんだけどそもそも今行ったらもっとやばいことになりそうだからやめておこうっと、後はこのお礼として 【宝物庫】から魔石を取り出して遠くにいるフリデップに向けて投げておく


「凄い結構魔力密度が高い魔石だね…どんな魔物から取り出した魔石なんだろう…飛竜とかかなぁ…でも思っていたよりも形が大きくないから竜の子供の魔石なのかな?どうなんだろ」


「それ自分の魔力を満杯に入れておいた魔石売れば多分結構な値が付くと思う、これは情報提供の代金だから…それじゃあまたなんかあったら接触するかなんかしてくれ」


その言葉を残してすぐに犬の国に戻ったのだがその時のフリデップの顔面白かったな…え?なんて?みたいな顔が忘れられないな…呆気に取られて魔石と見つめあっていたのが特にだな…思い出し笑いをしながら目の前で書類を捌いているオルフィットを見ながら魔法の相関性について脳内で考えていた所で書類をまとめ始めたので声を掛けてみる


「それで?書類は纏められそうか?」


「えぇ…これで最後ですね…やっとジェバルさんにお話が聞けそうです、まず一つ目の質問なんですが…『いつも後ろでジェバルさんに連れている魔人って何ですか?』」


「魔法から生み出した昔の人間って言った方が一番しっくり来ると思う」


オルフィットは顔を顰めながらほう…と言いながらレポート用紙に大量の何かを書き込んでいくのを覗き込むとびっしりと何か呪文のように書かれていたのを見てゆっくりと椅子に座り直す…すごい集中力で書かれていくレポート用紙はもう三枚目に入り込んでいたのに若干引いたが急に顔を上げて次の質問、次の質問と質問攻めされて終わるのが夜に近かった。


「いやぁ…ジェバルさん冗談抜きでありがとうございます、こんなにも聞きたいことを話してくれてありがとうございます…これで私も船の方に向かえるのですが、シグマリさんとどこかに行く と言っていましたが行先は?」


「教えるわけないじゃん、教えたら絶対待ち伏せするから言わない人にもプライベートがあるのでね」


そうですか…と言いながらさっき書いていたレポート用紙をじっくりと見つめつつ付箋がいっぱい貼られている所々ボロボロなノートを開いて何か書いていたのを見つつそのまま部屋を出るのだが多くの人というか『アルチャー』の人間が慌ただしく動いている中でシグマリを回収して猫の国に向かって動くのだが見当たらない…またどっかで探しているのか?『アルチャー』の本部の周辺は海もあるし強いては団員が快適に過ごすために村の人々と利益を分かち合うことをしているから結構充実しているいい利点もあるのだが…人口がとても多いことが悩ましい。

こうやって大通りを通過するだけでも人間が多くて動きづらいのが自分の思う欠点である、色々と探し回っていると裏路地で数人の男が群がっていた。自分には関係何のだが、昔の自分があるせいでこういうものには放っておけなくてな…音を消して近づいてみると少年が殴られたりしていたので【一礫】を近くにいた男共の金的にぶつけてすぐに少年を抱えてその場を離れようとするのだが…一応姿を消すために【静寂】を自分にも少年にも掛けておいて他の場所に移動して降ろした所で食材を抱えたシグマリと会った


「あ、ジェバルさん丁度いい所にいました!これからお姉ちゃんとルウェーさんと一緒に猫の国に戻ろうとしたんですがジェバルさんを探していたので見つけられて良かったです!」


「あれ?今降ろした少年がいない?」


「何言っているんですか?早く行きましょうよ!ルウェーさんに怒られるのは勘弁ですからね!」


シグマリに急かされて動いたのだが…さっきまでいた少年とは…よく分からなかったがいじめられている所を見ると心が苦しいからな、こういう事するだけでも楽な気持ちになれるからいいか…その時の足取りは軽かった

オルフィット君がジェバルから聞いたことが何個かあるけどその一部を言うとこんな感じになる、それとオルフィット君の考察…当たっているところと当たっていないところがチラホラ


Q.『死累人は何者か』


A.『特別な魔法から生み出した昔の人間』


昔の人間と言っても剣術がとても高度でありそれに魔法が使えるというのを隠しているのが分かったためかなり絞り込めるかもしれない。海上調査を終わらせたら前に造っておいた偉人リストから一人づつ照らし合わせていきどんな人物だったのかや魔法ぁら生み出されたというのなら後遺症や人格の変化もあるかもしれないから本人にも聞かないといけないな…それに作り出された魔剣にも関係があるかもしれないとなると(以下省略)


Q.『変光星という武器を持っているがどういう性能を持っているんですか?かなり多くの能力を持っているように見えましたが』


A.『変光星は輝かしい道へと導く為にあるらしいけど自分もまだよく分かっていないけどいつも助けられている。多くの能力って言うけど二つだけで【爆発型】と【回転型】しかない、というか戦闘中にそんなことを考えながら戦っていたのかよ…集中しろよ集中』


輝かしい道というのなら武器の所持者に相応しい道を用意するために多くの型に変わるのか?よくまだ分からないことが多いのがその変光星なのだろうな…それにまだもしかしたら型が増える可能性もあるかもしれないのでこれからも聞くことにしましょうか…まず【爆発型】の性能について聞き出すと体内の魔力から…内側から燃やすように消費するという特殊な魔力の使い方で一般的に空中の魔力を使うことが基本ですが珍しいものもあるんですね…次に【起爆】について聞いてみるのですが…(以下省略)


Q.『菫鉑蟷螂はジェバルさんから見てどのような風に捉えているか…それにどういう対処法で倒しているのか』


A.『昔見た蟷螂よりもでかいし硬くて頑丈すぎるからなんなら大量に出て来たところをぶつけるのもいいかもしれないと考えたりしている。自分的にライバル的な存在…魔物での枠でね?とりあえず殴り込みに行っているのだが硬いから変光星で鱗を剥がしてから頭潰している』


昔見たことがあるとはかなりすごい環境で育ったのかもしれない…あんまり人の過去に割り込むのはよくないが機会があればいつか聞きたいものだ…それよりもライバルとして見ているということはやはり強敵の部類に入りますが圧倒的な力を持つ黒竜に対してや亜王群鬼は例外なのかも知れない…殴り込みに行くという発想からかなりの自信があると窺えるしやはりここでも変光星の存在が出ているのならかなりそこについて調べることを考えなくてはいけないですね…それよりもシグマリさんから雌と雄の見分け方があるということを聞いておかないと研究者として駄目ですね、 聞いておかなくては…それに(以下省略)

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