自由を求めて歩き続けるその先は 其の十一
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気を逸らしてはいけないことくらい見に染みて分かる…今でさえも拳から繰り出される殴りに対して剣で攻撃を弾き返している状況が続いている。さっきの水素爆発でゴリラの体の一部が吹き飛んだと思っていたのだが次に殴りかかってきた時にはもう治っていた…どんな治癒能力で攻撃力持っているんだよ、
体を捻りながら変光星をゴリラに向けて振り回すのだがどうしてもあの硬すぎる筋肉には敵わないのが腹立つしここで甲竜の終亡志刃を取り出してそのまま攻撃したとしても飛んでくる打撃に込められている何かが作用して壊される可能性も考慮すると回し受けを利用して力を全方向に向けられる変光星の【回転型】が一番様になっている。力を振り絞って何度も叩きつけられる攻撃をそのまま受け流しつつどこかしらで攻撃を入れるように隙を入れようと考えているのだが一度もうまく決められていなかった
「それにしても一発一発が体に穴を空けるぐらい強烈すぎて相手に近寄る前に吹き飛ばされるかもしれないから攻撃が入れられない!」
「所詮ニンゲンなんぞ力に固執スル生き物にスギナイそれなら叩きつけても問題はナイ…【血固肉弾】」
受けを続けていると次は波動みたいなの飛ばしてきやがった。そのまま一点集中で【回転型】を振り波動を切り分けていくのだがそれを見越して近づいてきやがった、ゴリラの強固な拳が腹に強烈な一撃を喰らって壁にぶつかる。変光星が自動防衛で勢いを殺してくれたのにここまで吹き飛ばされるなんてほんと規格外な力を持っているな…壁からゆっくりと抜け出そうとするのだが目の前にゴリラが現れて顔を潰すべく何度も叩きつけるが魔力を大量に入れ込んでおいた【水盾】が防御に徹してくれていることを確認しつつ【宝物庫】から新星を取り出して黒竜の戦いの際に入れておいた【罅燎轟】をゼロ距離でゴリラの体に向けて放出する
ゴリラに対してとんでもない質量が体に打ち込まれて筋肉さえも溶かされて壁に血がくっついていたのだが…血の周りから魔力の循環が速くなっていて一滴だけ形を変形しようとしていた、あれがゴリラ野郎の本体か?!ここでまた復活されてしまうと今の不意打ちが意味のないものになってしまう、すぐに魔力で固めておいた短剣を創造魔法で創り出して一滴の血に向けて投擲する
「ココで合流できた同類ヲ身代わりトしてしまうのは勿体無いが皆元の場所に戻る…ソコで会おう」
意味深な言葉を残して壁に浸透していきそのまま短剣が刺さったのはそこの壁に大きな亀裂を入れた後だった…クソ、ゴリラ野郎には逃げられるし足が痙攣して今は動けそうにないな…魔力の流れを少しづつ上げていって治癒能力をあげて何とかしないといけないのだが、亜王群鬼に関しては後回しだ…今はもう一匹の【血の権力者】だ…短剣を何十本創り出しておいて狙いを定めて投擲をする、これしか今は行動できないが早めに動けるようにしておかないとな…
◆+
あれだけ強く展開出来た【海王星】の力も弱まってしまった、その所為であちこちに取り除く事も削る事のできない血がかけられていてそこから無尽蔵に血の刃が飛んでくる。それだったら斬るやら避けるなどの動きをして頑張るのだが当たると危ないと本能で言えるような何かが飛んでくることがしょっちゅうあってどうしようもないことがありすぎて主の前で力力を使わないようにすると言うことが出来なくなっている中で使う星魔法を披露する
「剣王竜転奥義【金星】」
血の中に潜ったり出てきたりと面倒なことをするのならこちらにも【金星】がある…硬すぎる血に向かって幾千の光線が飛び出し血を焼き切って出口を失くして行こうとした瞬間に狼が危険を察知して飛び出して来るタイミングを見計らってそのまま闘嶽本体にぶつけるとそこの部分に空洞ができる…
成る程、魔法などの攻撃は半減…それ以下にされて自身のダメージを負わないように行動をしつつ敵対してくる生物にだけ攻撃をしてくるただ本能的に動く何かだと言うことが想像つく、闘嶽が通用するのならば闘気もかろうじて効果があるのですが主は…視線をさなした瞬間に伝わる重い衝撃これは狼に似た【血の権力者】ではなく主が戦っている肉体的にかなり仕上がっている二足、又は四足で歩くことのできる見たことのない生物が一滴こちらに意図的に飛ばしてそのほんの僅かな血の量だけで攻撃をしてくるという何という連携…ここまで意思疎通ができるのに狼は主に攻撃できない理由はなんだ?
「それにしてもこっちに飛ばしてくるという縄にしがみ付くというのはあまりにも無謀ということですよ…」
一滴…かなり小さく剣で斬ったとしても剣に付着して逆に間合いを取られてしまうのだが今は辺りを払拭する光を表す【金星】の時間だ、光が反射してそのまま一滴の血を貫いていく…そしてここで時間稼ぎされたら狼の再生能力をバカにしてはいけない…あれだけ斬ったのに半分は回復されてしまった…すぐに剣を振り上げて近づいてくる時に真横から槍が生成されたのだが飛んできた短剣のおかげで助けられたな…感謝しておかないとな
一応体の姿勢を変えてそのまま攻撃に移ることができた、狼関しては主の方に攻撃をしようと動こうとするが私がそんなことをさせるわけにはいかない!壊れることのないこの体の魔力回路をはち切れんばかりに稼働させて魔力を練り合わせる…まだ、足りないな…申し訳ないが主の使う【宝物庫】から魔石を取り出して噛みちぎる。これだけの魔力量だったらあれを一回だけ打ち込むことができる!
体の中に存在するのは肉体であると言われているがそれは事実であるがこの世界にはそれに加えてもう一つの原理が存在する。魂というものが必ず肉体を支配して体を酷使してい 言う誰かが決めた規則がある
肉体が残っていてもその魂は生き残ることがあるがそれ諸共破壊することのできる唯一の魔法が一つだけある、それが星の魔法その極意になれば肉体にある魂の情報因子にまで到達することができる…魔力から振り絞られ生み出された魔法は
「【万物の理はいつも不変】!!!」
全てを無に返す魔法だった
◆++
目の前まで広がった星々が狼を包み込んで肉体と白い魂に切り分けてそれを魔剣で真っ二つにしたところでそこに光が吸収されて小規模だが爆発が起きた。死累人が魔法を使えることに驚きだったがそれよりも立ちっぱなしで動かなくなってしまった死累人の元に這うように動く…
「おい!死累人!大丈夫か?!」
「主…私の因縁をやっと一人倒すことが出来ました…嗚呼、あと二…」
そのまま疲れたのか寝てしまったのでゆっくりと床に寝かしつける。息はあるから多分生きてる、というか一回死んでいるから関係ないけどな。それよりも一人?今のはただの狼にしか見えなかったのに…人判定なのが気になるな、それはあとで起きてきた死累人に聞くとして【宝物庫】に入れておいて最後の仕上げとして亜王群鬼と対面してさっさと終わらせたい。のだが…どこにもいない。
「今我の体は元から玩具として生まれてきた。自由はなくただ仕組まれた運命に従うだの奴隷だったようだが…其方は我の鳥籠から出ることができた…それならそれに対する祝福をしなくては…これからの試練にどうか幸あれ、【自由を貴方敗北は己】」
真っ白な何かが体の中に通り過ぎていってそのまま亜王群鬼は体から魔力を溢れさせながら、破裂した。後には何も残らなかったのだがそこにどこか人間の姿の王がいたようないなかったような…洞窟から出てすぐに仲間の元に向かった
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「お疲れ様です!ジェバルさん!」
「あーうん、というかもう二日間ぐらい経ったけどな…」
確かに時間というのは早く感じてしまうのが人間としてしょうがないのだろうかな…今は犬の国で起きた黒竜の被害の修繕工事という名のボランティアをしている。自分がやって来たと同時にこんなことになってしまったから申し訳ないので自分が一人で土木とかやったことがないのだが色々と手伝わせてもらっている。
「そういや、ルウェーとイプロは『アルチャー』の方の手伝いにいったんだよな?自分もそろそろ行かないと連れていかれるからな…今考えるだけでも背筋が凍る」
自分がボランティアとして動いているのは本当なのだがただ単に言及から逃げているだけだからだけど、結構情報持っていそうなのは死累人だからな…かなり体の崩壊があったけど【宝物庫】の隠された機能によって一命を取り留めた部分があるからな…今頃ぽっくり死んでいたのかもしれなかったからな。それよりもこの木材を運んでおかないとおやっさんに怒られる
「シグマリはここで待っていてくれ、すぐに戻って『アルチャー』の本部に動くことにするからさ」
「はい!わかりました!」
「あんな質問攻めにされるところになんか行きたくないのだけれども何やら海に航海するためこの船を造って放置にしているとか何とか…気になる言葉を振り撒いとけば来ると思っただろ!策士め!『アルチャー』の人間共!
「おやっさん!あそこに置いてあった物全部運んでおきました!ちょっと用事があるんでここでお暇させてもらいますね」
「ジェバルもありがとな!後もう二日したら元通りになるからよ!」
流石は犬の国の大黒柱である王の子供だな…強さもかなりあるしそれにもうここまで復興している時点ですごいから、それよりも待たせたシグマリに合流してさっさと『アルチャー』のとこによってすぐに帰れば問題はないだろうな
第三部…完ッ!!(違うけど)
はい、第二章これで終わりです。次は 『水天一碧の広大な場を駆け巡る』です、ちょっと最近忙しくて…ちょっと更新が遅れると思いますが頑張って書きますので待っていただけると幸いです、 ポケモン楽しいですね…いつまでもやってられる
【血の権力者】狼
身体能力が高いが血の魔法に関してはあんまりという性能を持っているが再生能力でそこの部分を補っている。多少は強いけどそれなりにすばしっこいので剣などの人間は結構厄介なのが目立つけど【血潜り】ができるおかげで半径20メートルにある血に行き来できる




