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ラ・ラガス~創造魔法で異世界を生き抜く~  作者: タツノオトシゴ
犬猫の仲
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自由を求めて歩き続けるその先は 其の四

「あっぶねぇ…あの二人に助けられたな、というか次は蛇ぃ?!黒竜と同様のデカさじゃないか…こっちには降りかかって来なかったが場所が悪かったら押しつぶされていたところだったな…それよりもぶつけるにはどんどんと質量でぶつけに行くしかないよな」


上からなんら変哲もない棍棒のようなものが飛んできて竜の頭を叩きつけて人間の体をしていながら耳に特徴がある一匹が押し付けていた。あの姿は…え?王様じゃん!なんでここに来ているんですか!駄目でしょこんなところにいたらもっとヤバいはずなのに黒竜の頭を押し付けているのがすごすぎるだろ…見惚れている中黒竜のことを殴りつけてそのまま国外に飛ばして行った…何その力、どう出しているんだろう


「すまんなぁ…国のことを任せっきりの所為は良くなかった…それには黒曜の霜在竜(ニグリス・ドラコ)まだお前さんに頼むのはちとキツいからな…ここは任してお前の仲間を助けに行ってやれ」


「はい、分かりました!今すぐ行ってきます!」


ここは見た感じ強すぎる王様に頼んでおいてあの監視員の二人はここに置いていっても大丈夫だよな?よし、一旦死累人の元に転移して動くとするとか【身体強化:高速】を使って体の動きを素早くしてすぐに森で戦っている場所に降下すると丁度賞金狩りの侍がいる前にいるところに降りることができた…そのまま待の首に足を三回叩き付けて木にぶつけておく…結構重いのを入れたから大丈夫だと思うけどすごいな耐久性も十分じゃないか


「すまんな、死累人(グール)…ちょっとこいつは倒す前に話が聞きたいタッグ組んでボコすのが無理なら影の中に戻るか?」


「ご冗談を…私もこの者に怒りをぶつけたい所なのでその提案は呑むことができません…どうか許しを」


左様か…そのまま攻撃するのもなんだし、このまま二人で突っ込む方が良いだし消極的なのは良くない癖と同じようなものだからここでそんなもの無くしてお前ようの名前を付けて対等な仲間として認識したいからな!侍が体を起こし刀を構える…それに合わせて【宝物庫】から【飌偏道】と【飭動途】を取り出す。体の魔力を流し込んで開放すると水を得た魚のように生き生きとして動き始めて体も乗ってきた!よし、この戦いを楽しもうじゃないか!


「またお主らか!本当にうざいぞ!色んな所に現れては消えるのに毎度毎度大きすぎる攻撃していてその力があれば我らの国がどんなに楽になったことか!」


「人の事情を戦いに持ってくるなんて知ったこたねぇ!死累人!次の攻撃の際に息を合わせろ!僕は首、お前は足を狙って叩き込むぞ!」


「承知!『闘嶽真流:明けの明星』」


あの馬鹿下を狙えって言ってるのにその技は上からの攻撃じゃねぇか!無差別に降ってくる星に見立てた何かが剣に当たるとその場で爆散して辺りに飛び散り空中に浮いているものを全て誘爆してくる。あとで無茶苦茶文句言ってやるからな!【暴豪風(レンチュリーストーム)】を体の周りに展開して星の誘爆を避けていくのだが侍もなんらかの方法で避けていやがる…被弾に恐れていては敵に攻撃は通じない!そのまま突っ込む!


「死累人!俺のことは考えずにどんどん撃てぇ!」


「『闘嶽真流:鶯』」


遠慮せずにしろって言った自分が悪いと思うけどさ…雨のように降ってくるこの鳥の羽がそこら中に舞って木を斬りつけていく…まずいって!まずいって!ここまでの質量出せるとは思っていないけどそのまま突進したのなら止まる(ブレーキ)なんて必要はない!ただこの戦いに勝つという意気込みを固めろ!剣を信じてそのまま突き進んだ!【飌偏道】からとんでもない量の風が吹き出す風圧で体勢を崩したところを狙ってそのまま斬りつけようとするのだがあと少しのところで止められてしまった。それに色んな所から他の賞金狩りが出てきやがった…


「ここら吹っ飛ばしても問題ないよな?真の力を見せてやろう…やっと武器様に認められたんだ!だったらその力を存分に使うまでだ!お前の志は終わらねぇ!行くぞ甲飆竜の終亡志刃(レザリガル=エオラ)!」


吸い付くように双剣がくっついて一つの剣と変わる…これが合体剣とかいう類なのか?そこの所は知らないから何も言えないけどこれで一つの壁は越えることができた!それはありとあらゆる物を運んだ…風の理を外れかけたような…曖昧な剣が今誕生した。


「【微塵嵐(ミュリテネート)】!!竜と戦ってきた身だ!そのままの威力でぶつけてやるよぉ!」


「とんでもない魔力だな…これを完全とは言えないが制御できているのには称賛しないとな…今なら使えなかった剣闘舞秘義が使え……命を削ってもこれを止めてこその剣闘舞真の後継者!いざ、尋常に!!」


湧き出る魔力は今まで以上のものだった…手に力を入れる。頭に浮かぶのは今はいない友の顔…見ていてくれ俺の覚悟を!型に囚われず自分が思う構えをとって闘気を全身に纏わせ近づいてくる災害に向かって刀を振るう


「おう、黒曜…久しぶりだな覚えているか?」


『貴様は…ワルフか虫が飛び回っていた所を払ってくれて感謝するのだが…さっきの振り回しとその棍棒は敵意があっての行動か?』


「惚けるのは昔も今も変わらないとな、すまんが目覚めにぴったりな再紡機(レ・ウェリーブホン)はないがウチの国に丁度いい“遠吠え”があったからこれで我慢してくれねぇかなぁ!」


『やはり、戦うことは避けられんのか…我々淵源の竜となると』


頭に来る。お前ら淵源に生まれた竜達のせいであの時に生まれてきた小さくて弱かったあの光がどれほど苦労してきたのか…あんなにも人間を殺してかなりの犠牲が出たことも知らずにいられるとは笑えてくるな、あと【血の権力者】も相当暴れまくっていたからな…昔は仲間だったのに禁忌を犯した罰が亀裂になってしまったが今じゃどうでもいいな、"遠吠え”を持つと大地が割れ黒曜を貶めるのだが這い出るように出てくるそのまま“遠吠え”の性能を信じて黒曜の周りに岩石を生成してそのまま身動きの取れないようにしてあいつの故郷に戻しておくか…


「黒曜にとっては束の間の休みだが…二度とこっちにやってくるなよ。これはアイツの作った借りを返しただけだ、次にここに戻ってくるもんだったら本気で殺す」


『……これも因果か、他の竜はどこにいるか探す必要がありそうだな…特に白曜には喧嘩した借りがあるし我の従者も見つけなければ』


岩石と一時一体化して体の損傷を癒しておこう…またここの大陸を手に入れるためにもう一度協力という名の戦争を起こすとでもするか、それにしても犬人族か…あいつがいるということは猫人族もいるというわけか…まずは盤面を見極めるとするか


「先生…僕の体はあなたにとっては敵の存在に近いんですよ?なんでそこまで匿おうとするんですか?」


「お前は俺の初めての教え子だ、それ以外に理由はないだろ…それにお前がその力を使おうと大丈夫だと信じているからな」


懐かしい思い出だな…それよりも今はこっちに集中だ…やっと幻想ではない本物のビールと戦えているんだ、この機会を無駄にせずに使うためにはただ力をぶつけるだけじゃ駄目だ。もっと何か抽象的な何かがあればいいのだが…必死に相手の急所や筋肉に向かって何度も攻撃をする。


「お?急に弱まったか?さっきまでとは違ってやりやすくなったなぁ!今の内にどんどんと攻撃をしてやるよ!【偽宝箱(ミミック)】!」


「これ以上は無理だと思ったが…使わざるおえないな【血の鼓動よ響け(ブラッディー)】」


宝箱のようなちゃんとした見た目だったが開いた瞬間に剣や短剣…諸々の武器が入っていんだろうな…受け流したりして対処はできる…影から出る竜の色がだんだんと赤黒く成っていき辺りや武器を食い破り始めた。狙いを定めて竜を動かすが意識を向けているだけでもカが抜けていき逆に引っ張られていく、このままだとここら一帯が真っ平らになる可能性が高い。しかし、そこまでのさせるほど貧弱には成っていないからな!巍巍【竜闘刃】に竜を押さえ込み剣だったものが大剣に変貌していく。ここまで動かせるとは進歩したものだな…もっと動かして目の前にいるピールを喰らい尽くす!


「おいおい、これはなかなかに強烈だなこんなにも溢れるヤバさは生きている中でも最高級で派手だな…その格好つける意気込みは褒めてやるよ」


「言っただろ?ここからが本番だ…どっちが先に喰われるかな!」


「命をお粗末にしていいことなんてねぇからな?!」


影から意気揚々と動き出す竜が大きな口を開けてピールの脇腹を食い破ろうと襲いかかるのだがそれを阻止しようと何度も剣で攻撃を防御してくるのでもう一匹竜を出しても大丈夫だよな?足元から四匹目の竜を生み出しどんどんと勢いが激しくなっていく。竜が探知した後ろから奇襲しようとした賞金狩りの体を貪っていき、次に飛び出して来る次の血肉を求めて動き出す


「オメェ等危ねぇって言っただろ?!こっちはこっちで戦えているからさっさと考古学者を捕まえて本部に戻れぇ!それとあの刀使いはどうしたんだ?」


「今、あのジェバルユーストと本部を襲った魔人と交戦中と連絡が来てグハッ!」


「ルウェー…よくもウチの部下をその赤黒い竜が食い散らかして…そんなにやったら可哀想とは思わないのか!人間の気持ちを無くしちまったか?!それに躾ぐらいしとけ、よ!!」


「そういうのにお前には部下がいるのは驚きだよな……可哀想ならこの眼から顕現する重すぎる呪いと腐り切ったこの血をなんとかできればもう何もする気力なんて無くなるのだがな…【血刃(イッドゥレス)】。しかし、先生との約束が残っているからそれまでは動き続ける」


血の斬撃か?かなりゆっくりに見えて触れたら一瞬で微塵切りのレベルだし自ら傷を作ってそこから溢れる血を動かしている…これもなんかしらの技術ってやつかぁ?ここに魔導師様がいたらどんなに楽だったか、こんな所で諦めずに押さえ込まないと残り数人の部下が死ぬ目になる…そういやジェバル・ユーストがこっちに来たのか?というと新参の監視員は死んだか気絶中…状況が最悪だしいつくるか分からない魔物の群れに怯えるのは監視員として情けないな…


「監視員以下の賞金狩りは一時撤退!そして待とフリデップとルーナの救出に目的を変更する!これ以上被害を出さないためにも速やかな行動を取れ!」


辺りで隙を狙っていた賞金狩り共が蜘蛛の巣を突いたように散らばっていく…国の方の状況は読み込めないがさっき竜が出たんだっけ?そんなもん残しておいてどうやってこっちに来れたのだか不思議だがそんなことを調べる余裕もないし!帰って俺はゆっくり酒が飲みたいからな!


「戦い始めてから結構時間が経ったな…良いもんくれるよなぁ…?神様」


「お前の死の時間が迫っていることを言いたいだけか?だったら今すぐ手を止めろすぐに楽にしてやる」


やなこった!そんなことで諦めたら元締めのバレトさんに首切られちまうからな…それよりもこいつの首を取らないととんでもないヤバいしいつ後ろから殺されるかも分からないしなっ!自分の愛着が湧いていた剣がもう刃もボロボロで少し泣きそうだが壊れる前に新しい生贄が来たようで何よりだ!一旦後ろに下がって木の裏から召喚しておいた武器を拾う


「死力の戦いほど神からの恩恵は絶大だって知っているか?これは特にすごいと思うぜ?」


古びた鎌のような形状だが魔力を通せばあら不思議…昔の栄光のある姿へと生き返ったぜ?それじゃあこれで気分転換と行こうか!血の獣野郎!姿がだんだんと変化していく血みどろの獣に対して黒く古代の歴史を動かした動き出した鎌が空気を裂いていく

まだ魔物の群れに入れない…もうちょっと賞金狩りとの戦いはかかりますね。それよりも自分的に甲飆竜の終亡志刃が好きです

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