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ラ・ラガス~創造魔法で異世界を生き抜く~  作者: タツノオトシゴ
犬猫の仲
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物理には物理を、精神には精神を

遠くではあるがまるで竜と竜が互いの陣地を取り合う時のようにぶつかり合うような感じだな…急にいなくなったジェバルに関して問い詰められそうになっていたのだが遠くから聞こえる爆音に国中が騒動していて喧しい


「ねぇ…ジェバルが側にいないってことは多分そう言うことよね?」


「あぁ…そうだ俺よりもとんでもないのはあいつの様だな、竜と戯れるという発想は全く思い浮かばないのだがそんな枠外れた部分もあいつの取り柄のようなものなのだろうな」


盛大に溜め息をついて目に輪っかを作って遠くで戦っているところを覗いているのだろうか…急に体をビクつかせていたがそれにしても戦い方がこうやって見れるのはこの眼のありがたい所だろうな…しかし、そんなにも叩きつけるような剣の使い方だがあんなにも威力が出せるのなら竜の鱗ぐらいは簡単に剥ぎ落とせるだろうな


「やっぱり、シグマリにはある程度の強さを持たないと夢が叶うなんて難しいだろうね」


「会ったことはないし喋ったことなんてないのだが…それほどに実力がないと駄目なのか?」


「シグマリの夢は隣にいる人と世界を見渡すって言うだけど...あまりにも壮大すぎるから側にいる人が強くないといけないんだけど……竜に挑むぐらいの強気な心があればいいと思うしそれにあのデカブツ蟷螂を倒している時点でかなりの強さだと思うけどね」


何という壮大な夢だな…俺でさえまだ世界を見渡した訳ではないというのにそいつには大きすぎる自信があるのかそれとも技量のあるのか…どちらのかもしれないがその夢を否定しないということはどちらもあるかもしれないのかもな…それよりもあいつが戻ってくることを待たないとな


「少し小腹が減った。どこか食べにいくぞ」


「え?こんな状況で?」


いいねぇ…だいぶ大魔法のぶつかり合いには慣れてきたこんな大きな魔法を向けられても多少は受け流すか相殺することができた。それにしてもこんなにも竜って強いんだな…どれだけ攻撃してもすぐ再生するのが本領なのだろうな…多彩な魔法を使えるのもその強さの秘訣なのかな?


「よっしゃ!一発お見舞いしてやるよ!【飌偏道(レザリエ)】と【飭動途(ガオルラ)】でお前の体に傷をたくさんつけて…あれ?」


【宝物庫】に手を突っ込んで柄をそのまま持ってみるのだが軽すぎるのではなく逆に重すぎる?なんでこんな時には反応しないのか…自分の有り余る脳味噌をフル稼働させて答えに行き着こうと思う。この事態の原因を素早く解読しなくては!

まず何故ここで戦っているのか…遠くで羽ばたいている竜を見つけたからだ、そして自分の今の実力試しに戦い始めた。そして目の前に同じ存在の竜だから武器個人として攻撃したくないということだな(謎の理解)


「それもまた作り出された素材の因果というものなのだろう…ならばこの常に変わりに変わる星の新しい道筋(輝かしい道)をこの場で見せようじゃないか…」


前は足りないものがあったからできなかったがそれは十分に摂取しておいたから今は満遍なく利用ができるぞ?なんせ桜鉑蟷螂の輝鎚晶体岩で切り開いた物だからな!【回転型(ルーティー)】に切り替えると蛇腹剣に形状が変化していく。そして一振り剣を横に動かすだけで剣身がいろんなところにど美出していろんなところを削り取っていく。しかし、まだ使い方が慣れていないが新技をお見せしよう


「変光星の新たなる力を表すべきだな!【恒久(ルーディー)】!」


すごいや初めて使ったからどうなるか分からずに体が吹っ飛んで木にぶつかった。あーそういうことですかなるほどなるほど…体にかかった引っ張られる力…遠心力に負けたとうことですね。でも気合いで抗って見せるわゴラァ!使えないと意味がないからなぁ!体が色んなところに持って行か れそうだが必死に体から魔法を出して止めながら真っ直ぐ竜の目の前に飛び出て蛇腹剣を取り敢えず当たれば儲けもん外れたらもう一回の精神で振り回していく。


剣身に鱗が当たるとポロポロと剥がれ落ちていきそのまま肉に当たるように力を込めて振り回す。しかし竜もやられっぱなしで許してくれる訳もなく何か分からない力を押し付けられてく!やばい身動きが取れない!このままだと!マジで死ぬ!


『ここまで竜と戦える人間は初めてだ……名前は何という』


「ジェバル・ユーストという名ですが…突然攻撃してすいませんでした」


本当にごめんなさい…優雅な空の旅に邪魔したのかは分かりませんが本当に申し訳ないと思います。この何だか分からないこの力をゆっくりと外してくれると嬉しいのですが…あ、無理そうですね竜はゆっくりとこちらの方を凝視するとなんか手から出した。自分にとってはなかなかにでかいのだが竜目線にはちっぽけなゴミとか塵にしか見えないんだろうなーと思いつつもそれから発せられるオーラはとてつもない感じをしていた。


『これは招待状のようなものだ。我々の住む里に来たときにこれを見せれば大体話が通るからな、ではさらばだ小さき者…ジェバル・ユーストよ』


背中に生えている大きな翼を羽ばたかせてどっかに行ってしまった。それと同時に押し付けられていた力が解かれて体を動かしてみたが骨や内臓には対して損傷(ダメージ)はないな。よし、死累人を回収したらそのまま二人の元に戻るとするか!


「ジェバル・ユーストさんはまだここには来ていないんですか…あー適当に言うんじゃなかった、まさか賞金狩り(リペアハンター)に喧嘩を仕掛けて無傷で戻って私と話していたなんて…今ここにいる研究員たちは各地に散開してすぐにここに連れてくること!かなりの情報を持っているのですからここで死んでしまったら歴史に関わる大きな損害になります!速やかに行動しなさい!」


「いやーすごい切羽詰まってるねオルフィット准教授、山のように積もっている仕事が終わってないのに油売ってていいの?あ、これ美味しいお菓子だよ食べる?あの水上都市から取り寄せたんだ!それにあそこの海藻が美味しくてさーそれも取り寄せたんだよね美味しいから後で食べてみてね?それに特製の遠距離まで移動できる船も造ってもらって二隻あるんだよ?これで楽しい調査活動だー!」


「お菓子は貰いますけど油を売っているのは教授も人のこと言えないでしょ!海にいる生態調査がどうのこうの言って人員の半数を船を作るために持って行ったじゃないですか!それで私一人で菫鉑蟷螂(コディートマンティス)の持つ水晶の可能性やら意味やらを死ぬほど調べていたのに…」


しかしこのことがなければジェバルさんには会えなかったから結果オーライというのでしょうがこんな権利を横暴するする人にはついていきたくはないですね…それにしても巷でよく噂されている魔法使いがジェバルさんだったなんて…菫鉑蟷螂を倒せるとなればそう言われるのも頷けますが賞金狩りに喧嘩をするなんて…とんでもないことになっていた。


「私も出て行った方が良いのでは?いや…しかしここですれ違いになるのはあれだし…あー!!どうすればいいんですか!もう!」


「落ち着きなよ。それよりこの魔石なんだけどなんだか分かる?」


「その形状と色は…あの典型的な小鬼(ゴブリン)の魔石で合ってますか?」


うんうんと言ってきた。そんなものは賞金狩りでも農民でも知っているいわば一般常識に近いものなのだが…何故これを私に見せてくるのだろうか。教授の頭の中がどうなっているのか知りたいような知りたくないような…そんな気持ちがグルグルと回る中こっちに近づいて石の先端を強調させてきた。


「合っているんだけどこれさ先端の形が通常の奴と違うでしょ?ということは変異種がいるってことじゃないかって思ってさーもしかしたら軍隊でも作って皆で遊んでいるんじゃないかって思うんだけどどう思う?」


変異種?ということは大鬼(オーガ)…いやあれは進化種だから違う。さっきの軍隊という言葉から推測できるとするのなら…亜王群鬼(キングレープティ)が出現したということに変わりない!ニコニコと笑う教授の方をがっしりと掴んで大声で話す。


「教授!それって国単位での戦いになるじゃないですか!どこで見つけたんですか?!」


「えーっと…これ見つけたのは丁度半年ぐらいで犬の国の周辺で見つけたからとんでもないぐらいのやつがいるかもね、アハハハハ」


笑っている場合じゃないって!そんなに放置してしまったのならどっかしら被害が起きていても仕方ないのになんでこの人は対処しようとしないのだろうか…本当に全くこの人はぁ…魔晶石に手を翳してすぐに国に連絡を取ろうとするのだが直前で教授に止められてしまった。無言で私のことを軽々と持ち上げられて使用してはいけないあの水の鏡に放り込まれた。

ということはこの先に繋がっている場所は!犬の国の隠し通路のどこか…あれ?赤髪の人と目付きの悪い人が目の前で立っていた。私は何も装備を持っていなくて追い剥ぎにあってもおかしくないぐらいの人間である私の行方は!


「あれ…その紋章は賞金狩りのじゃありませんか…」


「まぁ…もうやめたんですがこの鏡について気になってたら急に出てきて驚いたんですが…お名前は?」


「私の名前はオルフィット…『アルチャー』の准教授です」


目の前にいる人が親切そうでよかったぁ…それにしても教授…後で文句を言っておかないといつまたこんなことが起きるかもしれないから言っておかないと…


「いやーこのことが公表しちゃったら逆に僕の首が飛んじゃうからねーオルフィット君には本当に申し訳ないとは思うけどこれもお願いされたことだからさ……あ、確かもうそろそろで取り寄せた奴が来るはずだ!パフェーパフェー早く食べたいなー」


「いやー無事でよかったよマディーちゃんが死んじゃったら私もここら一帯をまっさらにしていたかも知れなかったから本当に良かったよぉ…」


べったりとくっついて引き剥がそうにも引き剥がせない…それはともかく先生とギルマスはこの人に助けられたんだからよしとするしかないけど…この新しく生まれ変わったこの魔剣は今のところは触れないようにしておかないと何かよからぬことが起きそうで怖いが助けてもらったからこれだけは許してあげよう…


「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛……本当だったらこんなにも難しくならずにことが終わると思ったのに…怖い思いさせてごめんねぇ?そうだ!まだ美味しいお店はあるから今から行こうよ!」


自ら国を崩壊させたのに今更ご飯を食べにいくその精神がよく分からない………『剣帝』は海がどうのこうの言っていたからそれを後でお願いして貰うことにしておこう

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