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ラ・ラガス~創造魔法で異世界を生き抜く~  作者: タツノオトシゴ
犬猫の仲
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考古学者

屋敷に戻って来た時にはすぐに召集がかかってシグマリと一緒に向かったのだが、あの強そうな死累人は影の中に入れるようでなんかあったら呼び出せるという感じらしいです。はい、こんなにも 忠実な死累人が裏切っていつか後ろから刺されそうだがそうならないように気を引き締めないとな…そう思いながら目の前に身動きの取れないディベトルリンを宝物庫から出して王様の元に渡し たのだが…一向に戻ってこない。シグマリも飽きたのか床に寝ている状況だしどうすればいいのか


「おう、待たせたなぁ…それにしても中々骨のあるやつだったが問題はねぇ…ありがとさんよぉこれでやりたい事をすることができた感謝してる」


「いや、これも自分のケジメが着けたと思いますのでお気になさらず…」


この言葉は本当のことだ、ディベトルリンとの戦いで何となく続いていた前のことと今との境界線ができた気がして今すごい気が楽に感じているから何でもできそう。


「そうかぁ…そりゃぁよかった。そこでおめぇさんにお礼ともう一個頼みたいことがあるんだが聞いてくれるか?」


隣にいた付き添いの人が渡して来たのは骨?何だこりゃ、何でこんなものを?悩んだが全く分からないので【鑑定】をしてみることにする。


【竜の兒骨】


各地を飛び回る子供の竜の骨。中に詰まっている魔力の塊にも近い為国規模の魔法道具を動かす為の供給源として使われることが多い。


え、これが竜の骨なんだ…真っ直ぐな骨でかなり白く見えるのだがこれに国を動かすほどの魔力が あるなんてな、普通にすごいと思う。うんただ形が歪っていうところが気になるけど何が関係しているのだか…そんなことはいいがこれが褒美という訳か?


「それは隣の国の王に献上してほしくてなお礼はこっちにある」


渡されたのは地図だ、多分猫の国とかがある方のだと思うんだけどこの南の海に浮かんでいる島みたいなのが気になるがまた今度だ。しかしいいものを貰ったこれだけで粗方何があるのかが分かるのはありがたいことだ。

そのまま嬉しくてそのまま屋敷に出て色々と地図と照らし合わせながら歩いていたがやはり本能的にここに来てしまったか…蟷螂がいる洞窟!いやー猫人族の訓練場も環境がいいからそっちで鍛えるのがいいのだが…というかシグマリがいつも勧めてくるのだが自分はこのように戦っている方が何となくしっくりくるのだが…あそこで露出している水晶をじっくりと見ている人間がいた。


「こんにちは、蟷螂の排泄物見てどうしたの?」


「ビッッ!あぁ…賞金狩りの方ですか?いや今これのこと排泄物と言いましたか?」


頷く、だって前に鑑定したら本当に排泄物って書いてあったからそうなんだろうな…ただ体にあった魔素の通りが悪い殻を出しているだけだと思うけど違ったらごめんなというか賞金狩りじゃないです、敵対されてます。


「詳しいですね…何か知っているんですか?私考古学者…『アルチャー』と言うクランの者でしてここの洞窟…かなり危険視されている菫鉑蟷螂(コディートマンティス)の調査と言いますか、実物を見ようと来たんですが…まさかこんなにも詳しい賞金狩りの方がいたなんて…」


「いや、僕賞金狩りじゃないです」


「え?」


「だから賞金狩りじゃないです」


「えーーーー!?!?!?本当ですか?かなり見た目では賞金狩りの印象にしかないんですけど…いや、ここはあまり来ない場所なんですかね」


いや、知りません。と言うかこの人かなり驚いて大声出すけどそれが原因でにGood Morning!って言って起こしているのと変わりないんだよ?あ、地響きがして来たからもう少しで来るだろうな。【宝物庫】から変光星を取り出して【起爆】しようとしたけどやめて違うのにしようと思う。


「ちょっと後ろにいてくださいよ?本当に死ぬんで」


「わ、わかりました!」


それじゃあ新しい輝く道を切り開こうじゃないか変光星、【爆発型】ではなく【回転型】として戦おうじゃないか。全く形が変わっていきだんだんと蛇腹剣のように変形していった。さて回転を使いたいのだが…月日がエネルギーだったので回せないことが分かったので即行で【爆発型】に戻して【起爆】する。計画性のない行動はこれくらいにしておこう身に危険が訪れるかもしれないからな…目の前に現れたのは青いから雄で合ってるのかな?よし足に力を入れて思いっ切り踏み込んで鎌の部分に入っている亀裂を強打する。メキメキと音が鳴 り後ろに下がった蟷螂に追い討ちをかけるように【超煌弾(レディカルション)】をばら撒いて置いて後ろ足を吹き飛ばすことに成功する。そのまま核を見つけてそのままズドンと【起爆】して核を破壊することができた。


「これで大丈夫ですよ…ってありゃ?消えてる」


後ろにいさせた考古学者の姿が見えないと思ったら今亡き姿となっている菫鉑蟷螂にべったりとくっついていた。すごいじっくりと見るもんなんだな…それにしても【起爆】二回だけで倒せるようになっているのは進歩しているのだと実感できるな、このまま強くなることを目標にしておこうと思うのだが、同じところをずっと見ているのがこれまた面白いな。


「お前みたいな奴って他にもいるの?」


「ええいますとも、私達はこの世界がどのように生まれたのかを知りたくてこのように生態系から何から遺跡など歩き回って調べて他のメンバーと資料を見比べて大陸全体に公表して成り立たせている団体のようなものですからね。しかし、かなり警戒されている場所には足を踏み入れることは無理なのですがあなたが動いてくれるのなら私が相当助かるわけですが…その調査云々で中々注目の的になりそうな気がしますけどね。あ、これはどこの骨に当たるのだろうか…不思議だ…サンプルとして欠片だけ採取して調べてみることにしましょうか」


情報を秘匿せずに公開するなんて中々にいい組織だな。流石に国家機密になりそうなものは出せなさそうだけど面白そうだな、自分はならないけど。何も喋らずずっと死骸と見つめあってるけどすごいね、そんな集中力は戦いで費やしているからな論点が少しずれそうな気がするからこれくらいにしておこうかな


「じゃあその団体のところに多分寄ると思うから名前だけ覚えておいてくれるか?」


「ええ、便宜を取るように伝えておきましょう、お名前は?」


「ジェバル・ユースト、【水浪の泡沫(バルブリル・ウルフ)】という呼び方もある一応こっちも覚えてくれると助かる」


「なるほどなるほど…ジェバルさんですか。それでは私の名前はオルフィットと覚えてください、組織…と言うかクラン…何と言ったらいいでしょうかね、集団…まぁ『アルチャー』という名なのでどこかの基地でそこで会う機会があったら情報交換としましょうか」


色々入っていそうな鞄から紙束を取り出して書き込んでいたところからメモを取ってくれているのが分かる書き込んだらまた死骸と見つめ合っていたのでその場を後にした。今はこうしてそこら辺歩いているけどかなりの量の魔物と遭遇している例えば小鬼(ゴブリン)なんて知能が低いと言いつつ数が多いので的の絞りがしづらいのでまとめて斬れば問題がなかった。遭遇している中で一番強かったのは玻璃蛙(クリスタル・フロギー)の別個体にしてはかなり凶暴なやつで森にいた際に不意打ちで毒を喰らいそうになったが影から出てきた死累人が助けてくれたから何とかなったがもう一匹出て来たが苦労せずに倒すことが出来た。


「かなり魔物と戦ったけど今までは何で遭わなかったのかよく分からないけど運がついていたんだろうな…というか集落みっけた村に近いけど明らかに門番の人間が弓引いているからバレてるんだろうな…」


こっちの方を見ると言うか警戒して弓を引いているのかな?その弓と矢が何か特製のものだったらこちらに損傷が加わると思うが…多分そんなことはないことを望んでいる。門に近づくと剣士が二人出てきたし戦闘は避けられないけど戦えるのは楽しいから創造魔法で作り上げた鉄剣で戦うことにしよう


「ツェルトお姉ちゃん!あの魔法書貸してくれる約束覚えてる?」


「また、シグマリはそんなこと言うのね!あそこに置いてあるんだから勝手に持っていきなさい!もう、そんなに本を読んでそんなに魔法を覚えられる訳無いんだからそれだったらあの魔法バカにでも教えて貰えばいいのに…」


イプロお姉ちゃんは色んな所を飛び回っていて聞いた話だと誰かと行動を共にしているとか何とか…強力な魔法を教えてもらうなら確かにそうなんですけど…ジェバルさんに関してはよく分からないしなんか賞金狩りと戦っている時に自分の力がまだ足りないことが分かったので多少でも力に なれるようにしないといけないからその為に効果があるのか分からないけど魔法書を読み漁って少しでも力を使えるようにしておきたい。


「いいんですよ、これを読むだけでも何かあればそれだけでも儲けもんですから!ツェルトお姉ちゃんまた来ますよ!」


図書庫を出て早速自室に戻ってページを捲り始める際に思い出すことがあった。そういえばツェルトお姉ちゃんは光っている何かとお喋りしているところを見たことがあるけど何なんでしょうね…私には分からないから関係ないことでしょう!


「あ!この魔法に関しては魔法陣構築の方を優先するのがお得っぽいですね…ジェバルさんは全く魔法陣構築の瞬間を見せずにあんなにも巨大で多分特級以上の魔法を繰り出しているけどどうやっているんだろう…」


ほーもつこの中から見ていたけど魔素の流れが自然すぎるから元からある技術(アーツ)に近い物なのかな…?それにしても家族の中でも倒すのが難しいあの菫鉑蟷螂を振り払うところはとても格好いいと思いますねれそのままもっと腕を上げてもらって私もそれを見て実力を伸ばして自分の夢を叶えるとしましょう!


「ん?精霊魔法(エレメント)…?妖精族との縁が切っ掛けで使える魔法…こんな魔法があるなんて知らない魔法ばっかりですね…」


ページ量からしてかなり細かく書かれているようだけど…流石に今全部読むのは難しいですね。また今度に回しておくとして今日はラムリノ姉ちゃんと一緒に甘い物食べに行く約束だから早めに行動しないと!

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