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ラ・ラガス~創造魔法で異世界を生き抜く~  作者: タツノオトシゴ
食べ尽くせない命のやり取りは戦いで
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死なる霊の王よ、同胞の屍の上に立つ 其の三

目を瞑ってしまったが、何も痛みなんてなかった。ということはまだ死んでいないはずだ!ポジティブな思考で目を開けると目の前で知らない人が剣をかざして守ってくれていた。剣同士がぶつかってどうしてそうなったのかは分からないが火花が散っていた。ん?よく見ると仮面をつけた人間…こいつは!あの鳩野郎に割り込んできたやつだ!目線だけ向けると仮面の裏側なはずなのに…目線がこちらの方に顔が向けられているような感じだった。


「あ、大丈夫だから…ちょこっと援助するだけだから…君に今死んでもらうと面倒が起きるからね」


「チィ……何故ェ!?何故ェ!?我が友である者がこの神の使いかもしれない奴の味方をするのだ!【審判の子】よ!」


仮面の人間はものすごい魔法の質と剣の技術で骸骨に圧倒していた…見ているだけしかできなかったがそこに竜が爪で引っ掻くような攻撃をしてきた。変光星で防御をしつつギリギリ耐えることができた。


「■■■!あ…聞くことできないか…えーと、ジェバル・ユースト!君はこいつの(ペット)とお話でもしておいてくれ!こっちもこっちでお話があるからさ!」


仮面の男が骸骨に何度も剣撃を入れる度に魂のようなものが消えていくように見えた。今は、それじゃあお言葉に甘えて骸骨の(ペット)お話(戦い)でもしようかな!変光星を【起爆】して剣身を燃やしていく。まずは身動きできないようにするために足を狙うことにしようか…


「さっき魔法に耐性がないように見えたよな?こう見えてもこの創造魔法って万能で付与できるって知っていたか?巨大すぎる骸骨の竜さんよ…ふと思ったが炎に風を合わせるととんでもないことが起きるんじゃない?そう思ったら実行するのが吉なんだよな!」


燃える剣に風が吹き遠距離攻撃ができるようになったそんじゃあ本番だけど威力を確かめてみようかな?狙いを定めて…


「【炎風矢(サジリトフラム)】」


言葉のまんまの魔法だが竜の鱗が数枚剥がれたのが見えた…よしこの剥がれたところからチクチク と攻撃を入れて行こうか…変光星はまだ消えてない…いけるぞ!


「それで?こんな所でいきなり起きるなんて思っていなかったよ…久しぶりだけど調子はどうだい?風邪引いてない?」


「【審判の子】である者がこんなところにやってくるなんて信じられないな…それは彼からの約束でここに?」


「うーんちょっと違うかな、こっちもやっと逃げていた血を捕まえることができたんだ…協力して欲しいんだけど…このままだと本当に消えちゃうけどどうする?」


言葉というナイフを軽々スルーし目の前に出してくる魔法と身に覚えのある剣捌きも()()()()()()対処は可能だ…押され気味なのでこちら側も攻撃をしなくてはな…体に無数にある魔力を一箇所に纏めて再び解き放つ、瞬間的にだが光速にはなることができる。


「俺は死なない。どんな姿になろうとまた()()()のように過ごしたいんだ…」


「あれはもう戻ってこない、いじけているとその癖が染みつくからこうやって介抱してるのに聞く耳を持たないとはなあ…」


さっきまでそこら辺に落ちてた木の棒で戦っている訳だけどあんまし効果ないよな…それだったらこの石を飛ばすだけでも強いよね?石を数個撒き散らしそれを止める…久しぶりの特訓だ。死な ないように体を動かせるように手加減しながら頑張ろう


「それじゃあ、懐かしのLesson1といこう」


体を極限まで見つめ神経の構造が見えたらそこをチョキンと軽めに斬る。普通だったらこれでも生 きているはずなんだけど…倒れ込んでいる。調子悪いのかな?それとも張り付いている霊の方が悪そうだな、ゆっくりと狙いをつけて一突き打ち込んだが白い球体が邪魔してきた。


「【霊砲丸(レステタル)】」


うまいこと防いだ技には前もこうして自身を守るためにこうやっていたことを思い出す。苦し紛れで言っているように見えるがまだ出来ると判断しておこう、今度は狙いを外さないようにしておかないと…


「すごいね、あれだけ特訓したのがここで実を結んでいるのかな?あれは辛かったよね…見てて辛かったよ…」


「うるさい…そうしてきたのはそっちだろう…俺は、まだあの人には近づくことさえできなかった…だけどこうすれば強くなれる!【戻り咲く死人(リターンデッドヒート)】!」


「まぁたそうやって現実逃避するのは昔から変わらないね…」


また彼の雰囲気が変わり銃を手に持ち無限のようにある銃弾を撃ちまくる。この流れ弾が彼に当たるのはよくないな…即興だが結界を展開して二人だけで戦える環境を作る。よしこの中だったら 何でもできるな、最高火力を打ち込んで後は後ろにいる彼に任せるとしようかな…


「【万物の理はいつも不変(オミニーターレブルス)】」


万物の理は変わらない。その理自体が消えるまでは…


◆◆

うわ…今すごい背筋が凍るような感じがした…仮面の人には骸骨を今は頼んでいるけど自分だったらゲームみたく何回も挑戦しないと絶対倒すことのできない奴なんだろうからな…いい所までは任せるとしよう。その前にこいつだこいつ…竜だよ、こいつ耐久性高すぎるってあれほど鱗を剥がした所を何度も切っているのに死なないのは理不尽すぎではないのか?


「おい!お前!まじで強すぎるだろ!」


『お主には…まだ素質があるのにここで殺してしまうのは辛いが経験の差が敗因だな…』


え…あなた…喋れるんですか?ちょっと…変なことはしてほしくないんですけどあ、普通に攻撃してくるんですね叩き壊してやる!息吹が飛び込んでくるので【起爆】でそんな物は吹き飛ばした。 次は肉を切ってやる、【肉断骨断】で変光星にバフをつけて硬すぎる鱗に叩きつけるようにする。 当たると同時に【起爆】してもっと勢いよくぶつける。ミシミシとひび割れていき鱗が壊れてた。


「よし!このままぶつけていけば!【怪力(パーウィング)】!」


この力を入れた振動でその周りの鱗も壊れ肉が丸見えになったこれで剣を通すことができる!

【身体強化:高速】を使って極限まで体の動きを止めずにぶつかるように肉に剣を当てた瞬間変な空間に飛ばされた。

ここはどこ!?僕はジェバルです。本当にここどこ?真っ白で何もないのが怖いんですけど…竜が目の前に立っている。それにあれ?新星と変光星が空中に浮いているし諸々の手荷物が浮いている…何これ


『先ほどまで余裕を持って鑑定をしていたのだが…貴方があの…』


しれっと自分が頑張って戦ってたつもりなのに鑑定するのにはちょっと悲しくなってくるな…それにしてもまたこの感じか…妖精に山にいる竜に仮面の人間…どいつもこいつも知らないことを言ってきて…詳しく聞きたいのだが、そんな訳にもいかないのが人生だと知った…


『早速で悪いのですが…我の核を掴んで欲しい』


「ん?」


ちょっと待て、話を聞かないうちによく分からないことになっている…あの核、核って何ですか? 僕こっちに来てからまだ一ヶ月くらいなんですよ…そんなよく分からない事言わないでくださいよ…何もしないで突っ立っていると光の球を目の前に見せてきた。綺麗な真っ白な奴ですね、これが核なんですか?それを手に触れると光が周りを囲んで!死ぬぅ!目を塞いで反応を待っていたが何にも起きなかった。


「あれ、生きている」

【万物の理はいつも不変】

一言で言うと不変とは何たるものか体で実感させる…理に外れれば関係はないが…耐えるのは難しいよ

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