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287話 最後の激突-1

「ふん……下等種族どもが。余に勝てるとでも思ったか」


 リリアは笑う。

 彼女はライルたちを一蹴したのだ。


「くっ……!」


 ライルたちは、リリアの前に倒れ伏している。

 S級スキル【竜化】を持つライルとその眷属が力を結集しても、本物の竜には勝てなかった。

 その現実が重くのしかかる。

 そんなライルたちに対し、リリアは続けた。


「さて……そろそろ仕上げじゃな。なに、ライルだけは殺さぬ。余の従順なペットとして飼ってやるのじゃ。頃合いを見て、再び真覚醒を促してやらんでもない」


「ふざけるな……っ!」


 ライルが吠える。

 だが、リリアは余裕の表情を浮かべていた。


「まずは……そうじゃな。ゴミ共を掃除するとしようかの」


「なっ……!?」


 ライルが言葉を失う。

 そんな彼に構わず、リリアは竜形態のまま飛び立った。

 そして――

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