表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

282/307

282話 vs竜王リリア-1

「ライルはどこに行ったのやら……。まぁ良い。ここで待とうではないか」


 リリアは玉座に腰かける。

 そのときだった。


「――【火竜の息吹ボロブレス】!!!」


「なにっ!?」


 突如、火球が飛んできてリリアに命中する。

 それはかなりの威力だったようで、彼女の衣服が燃えてしまった。


「むぅ……! 余の服を燃やすなど……万死に値する! じゃが、これほどの火球……いったい誰が……」


 リリアは周囲を見渡す。

 すると、一人の雄竜が立っていることに気がついた。


「ちっ……! さすがは竜王リリアだ。俺の攻撃を受けて、火傷一つ負わねぇとはな……!!」


「お、お前さんは……」


「ライルだよ。さっきはよくもやってくれたな」


 リリアの前に現れたのは、赤黒い鱗の竜だ。

 その佇まいは、竜王リリアをして認めるほどの迫力があった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ